|
遅くなりました!!安永パーティの夏活動を写真でご報告です。写真の上にカーソルを持っていってください。写真の簡単な説明が出ます~
♪♪♪~2007夏活動~♪♪♪
[バーベキュー]
いっぱい食べて、いっぱい遊んで、楽しい楽しい1日でした~(^^)
[サマーキャンプ]
長野県にあるラボ・ランドくろひめに小学生12名と一緒に参加してきました~!!
[お絵描きラボ(カレンダーの絵 応募作品制作会)]
毎年、来年のラボ・カレンダーの絵の応募作品をみんなで描きます♪お友達同士、刺激し合って、素敵な絵がたくさん描けました~
[たま川地区合宿]
地区のラボ・パーティの子供達の交流の場~今年は2班に参加し、約200名のお友達の中で楽しんできました~(^^)
[お絵描きラボ2回目]
2週連続でお絵描きに参加した子もたくさん!!
[ナーサリーライム個人発表会&へそもち作り&ストーンスープ作り]
毎年、個人発表でのみんなの頑張りには感動~(発表はビデオを撮ってあります。貸し出ししますよ~)
又、「物語お楽しみ会」は、「THE THUNDER BOY」のへそもち作り~「STONE SOUP」のスープ作り~今年は、誰のスープに石が入っていたでしょう~
[キャラバン隊がやってきた!!」(大学生ラボっ子のテーマ活動)
神奈川支部の大学生のキャラバン隊のお兄さん、お姉さんが来てくれましたよ~発表テーマは、「3人のおろかもの」
子供達は、「ねえ、ねえ、笑っちゃってもいいの?」「おもしろ~い!!」とっても楽しいテーマ活動に大喜び~さらに、みんなで楽しいテーマ活動のクイズも・・みんなで場面を考えて動いたりもしました。保護者の方々と大学生の質問座談会もありましたよ。
本当に、ありがとう(^^)
|
|
|
2007 神奈川・たま川地区 地区合宿 レポート
8月24日(金)、青少年の家の玄関でお見送りの人と別れて、靴を履き替え、合宿のスタートです。
パーティ毎に名札が準備されていて、その中の自分の名札をもらいます。グループ名と宿泊部屋を確認します。名札は各グループ実行委員(←合宿の企画・運営をするたま川地区の中・高・大生の有志)手作りですよ。
実行委員の誘導で荷物を宿泊部屋に(日帰りの子はプレイホール前)置いてくると、開会式のあるプレイホールでグループ毎(6グループ)に待ちます。ここで、パーティのメンバーがばらばらになりますが、今年は各グループ5~6人いたので、少し心強かったかな?
実行委員長の大学生の開会のことば・それぞれの実行委員の楽しい自己紹介・青少年の家のスタッフのかたの館内の説明があり、気分が少し盛り上がってきたところでそれぞれのグループ活動へ。
年齢、男女別がよく考えられた6グループに分かれ、それぞれの活動部屋へ。グループ活動の始まりです。まずはソングバードを歌ったり、踊ったり・・・気分をほぐし、自己紹介☆みんなの前で、あだ名を言って覚えてもらいます。
その後、グループ毎に、地区合宿のテーマ「海のがくたい」のお話を楽しみました。お話理解のために、実行委員が作成した物語のあらすじカードを使ったり、お話クイズをしたり、絵を描いてイメージを膨らませたり、それぞれのグループごとに、お話に近づくための工夫がされていました。
みんな、緊張気味ではありながらも少しずつお兄さん、お姉さんに歩み寄っていく姿が見られました。なかには、なかなか一歩を踏み出せず、固い表情のままの子もいましたが、活動中にママに会いたくて泣き出す子はいませんでした。
みんな、中・高・大生にたくさんお話してもらって、たくさん遊んでもらっていました。そういう記憶は、きっと、体のどこかに残っていて、これから、彼らが成長して、下の子供たちを見ることになったとき、自然に接し方が分かるはず・・・良い体験だと思います。
グループ活動中には、食堂でのおやつタイムもありました。ジュースとおせんべいでホッと一息。ここでも、パーティのお友達以外の子と一緒に座り、仲良くなる子もいましたよ。
安永パーティのお友達としかお話していない子もいたのは残念ですが、だんだん外にひろげていけると良いですね。
「うみのがくたい」のテーマ活動、楽しんでいました。年長者に上手に甘えられる子、じっと見ている子、様々ですが、異年齢のラボっ子がたくさんいる中で物語の世界を共有できるのは素晴らしいことだと思います。
このグループ活動中に「自分の好きな楽器作り」の時間もありました。マラカス、ベル、バイオリン、ギロ、カスタネット、でんでん太鼓の6つの中から選び、ダンボールを使ったり、トレイを使ったり、とても一生懸命に取り組んでいました。とても素敵な楽器が出来上がり、全員での演奏会のためにプレイホールに戻ります。
200人以上の子供達が自分で作った楽器を持って、ラボ・ライブラリーの「うみのがくたい」の演奏シーンに合わせて大合奏です。なんだか、鳥肌がたちました~とても感動的な大合奏でした。(私は、小さい頃からこのライブラリーの音楽が大好きでしたから、本当に涙が出そうになるくらい感動しましたよ。)
ここで、日帰りの子供達は、グループのメンバーとはお別れ。
日帰りの子達も、よく頑張りました。初めての参加の子も、ドキドキしながら、新しい仲間の中に入って、自己紹介をしていました。自分から積極的に楽しまないと何も始まらないと思います。ラボのお兄さん、お姉さんは、むこうから声をかけてくれることも多いので、入っていきやすいはず・・・どんどん自分から楽しむ方法を見つけていって欲しいですね。
さて、その後は、入浴、食事。3グループずつ入浴と食事を交替制です。
この夕食の時間になると、ホームシックの子が出てくる・・・・やはり、外が暗くなってきて、夕食を家族で囲んでいる姿が思い出され、一気に「おうち」を思い出してしまうのでしょうね。泣き出した子もいましたが、なんとかなだめて・・・・。
次はキャンプファイヤー☆です。靴を履き替えて、暗いなかを歩いて入場。
火を囲んで丸くなり、実行委員のラボっ子たちが前に出て皆を引っ張ります。キャンプソングをいっぱい歌いました。キャンプソング、「にんじんだいこんかぼちゃ」「ヴィスタ」「月夜のおばん」等でした。
まだプログラムは続きますよ。年代別プログラム。①幼児~小2 ②小3~小5 ③小6以上のグループに分かれ、1時間のグループ活動。自己紹介をしたり、ソングバードをしたり、同年代のお友達と楽しい時間を過ごしました。特に高学年は、これが楽しい!!
小3から小5までのグループではソングバードでおおいに盛り上がっていました。キャンプ独特の盛り上がりをみせるソングバードはとても楽しいもので、子供達も大好きです。
小2までのグループは、おにごっこに似たゲームで体力を使います。(←就寝を簡単にするため・・・)
その後、すぐに就寝準備。自分たちでシーツをセットします。なかなか布団を引き終えないお部屋もありましたね~4人部屋の子は、2段ベッドが楽しくてジャングルジム状態だったり・・・ワーワーといいながら、歯磨きを終え、おやすみ~。
のはずが、知らないお友達と仲良くなり、おしゃべりしている声が聞えてきました。
四人部屋はベッド。10人部屋は布団でした。
10時ごろに館内放送で消灯のおしらせ・・・・もう、すっかり寝ている子もいれば、お部屋の子供達と遊んでいる子も・・・でも、消灯後は、寝られなくても、お話せず、目をとじてゆっくり休むこと、これは次の日への大切な準備、そして周りの人への思いやり。全国キャンプに行けば厳しく注意されます。
必ず、次の日、自分にかえってきますから・・・
次の日は、朝6時起床。30分で、シーツをとり、たたみ、布団をたたみ、荷物をまとめて、6時半から「朝のつどい」、楽しいキャンプソングがいっぱいでした。ビリーならぬボブがやってきて、あのブートキャンプのような踊りがたくさん入ったものもあり、みんなに大うけ♪朝から、とっても元気な子供たち(^^)でした。
その後、3グループごとに食事と部屋の掃除・荷物の片付け・移動を順番に・・・。
その後は、グループごとに楽しく活動~
最後はホールで全体会☆又、みんなで大合奏をして~終了。
本当に、みんな良く頑張ったと思います。たくさんの人と出会い、仲間を作る交流合宿。これから成長して国際社会にはばたいていく土台になります。
人との交流なくしては、ことばを使う場所なんてありません。
また、自分から楽しむ事へ向かっていくコツみたいなものもつかんでくれれば・・。これは、大人も同じだと思いますが、いつでも自分の置かれた状況の中で、精一杯、楽しむ努力をして欲しいと思います。文句ばかり言っていてもつまらないですよね。何をするにしても、みんなが楽しむ方向へ気持が向いていれば、きっと楽しい体験が出来るはず。そして、団体での生活でのルール、周りの人への思いやり、そんな事を、少しずつ身につけていって欲しいと思います。
そして最後に・・、こころよく合宿に送り出してくれたご父母の皆様に感謝しています。
何か、お気づきの点があれば遠慮なくお申し付けくださいね。
よろしくお願いいたします。
|
|
|
ラボランドくろひめ 2007 5班 8月7日(火)~10日(金)
安永パーティのラボっ子12名とテューターで全国キャンプに参加してきました。子供達、一人、一人にとって素晴らしい体験となったことでしょう。おうちでも色々なお話をしてくれていることだと思います。おもしろい話があれば、教えてくださいね。
1日目
賑やかにバスの後部に安永パーティの席を陣取り、お母さんたちとお別れ~寂しそうな様子は無く、元気に出発です。テューターは、バスの添乗責任者だったため、一番前の席~後ろから聞こえてくる楽しそうな声・・・に一安心。しばらくは、皆で楽しくおしゃべりしたり、睡眠が足りない子はキャンプに向けて、一眠り~前の晩、よく眠れなかった子は、少し、気分も悪くなり、熟睡~今年は、寝ている子が多かったので、ゲームなどはせずにお昼まで過ごしました。お弁当も食べて、お菓子もワイワイと食べ、途中乗車のある群馬・高崎駅に着き、群馬のラボっ子10人を乗せて、黒姫へ向けて~
休憩のインターも、しっかりと2人組になって、ラボ・ハットをかぶって~
高崎駅を出発すると、バスの中では、キャンプソングや、なぞなぞが始まりました。トム・ソーヤについての質問コーナーでは、積極的に問題を出したり、答えたりしていました。
その後、黒姫に近づくに連れ、ワクワク感も高まり~そわそわ・・・。
いよいよ到着。
私がバスの添乗責任の仕事をして、バスを降りると、すでに、皆、しっかりと自分の荷物を持ち、自分のロッジのプラカードの方へ歩いている・・・
あら・・・・心配しなくても大丈夫そうね・・・。
「頑張っておいでね~!!」と、後ろ姿に声をかけました。
そして、私は、小学校1年生の初参加の二人と一緒に・・・R4のプラカードのところへ・・・。ふと気付くと、さっきまで気分の悪かった子の荷物も持っている!!急いで、その子のロッジへ向かい、荷物を返し・・・「頑張れ~」の声をかけ・・・
ここから、それぞれのロッジでの生活が始まります。
同じパーティから参加していても、ロッジが違うとなかなか会えないのです。テューターとしては、今年、同じロッジになったラボっ子達のお世話を一生懸命することで、自分のパーティのラボっ子たちも、それぞれのロッジで他のテューターにお世話になることが出来る・・・という想いで、キャンプにのぞみます。
我がパーティのラボっ子たちの様子を全て見ることが出来ないのは、少し、寂しいのですが、ここは、「子離れ」!!笑顔で送り出しますよ~
(ここからは、テューターのロッジ)
ロッジの中に入ると、もう、中部地方のラボっ子、テューターが到着済み。にっこにこの笑顔で迎え入れてくれ、ホッとします。
健康管理カードを出したり、バザーの品を出したり、荷物を整理したりしていると、関西バスも到着~ここで、今度は、私たちも一緒に、ニッコニコの笑顔でお出迎え~
だんだん、「ことば」も色々になってきました。私も、大阪のテューターと話した途端に、関西弁に・・・。安永パーティの二人と話すのに、なんだか、変な言葉に!!
さあ・・・いよいよ開営式!!と、ロッジごとに並んで、広場に出ると、雨がポツッ!!ポツッ!!だんだんひどくなるので、残念ながら、ロッジに戻り、放送での式になってしまいました。(私も初体験)
本当ならここで、シニアメイト達のテーマ活動「トム・ソーヤ」を観るはずでしたが、明日へ延期・・・。
式が終わったら、夕飯。みんなで、机を出したり、食事をぐるんぱ城まで取りに行きます。楽しく、元気にご飯の時間~
その後のロッジでのグループ活動。
ここで、ロッジごとのルールを決めたり、キャプテン、ヴァイスキャプテン、わんぱく大将、などのロッジ内での役きめをしたり・・・。やることは、高校・大学生のシニアメイトとよばれるリーダーさんがプログラムしていきます。
2日目の野外活動のコース決めも大事なことですね。
そして、お風呂。
お風呂って、それは、それは、楽しそうなのですが・・・次にたくさん待っているので、早く~早く~でも、早くお風呂に入る・・という事をした事って、なかなか無いですよね。
着替えも大急ぎ。お風呂の時間は決められているので、その時間を過ぎると、全員が入る事が出来なくなる可能性が・・・・。
みんなで生活する~という中で、自分がしなければいけないことを分かっていくこと・・・体で感じることが出来る貴重な経験だと思います。
寝るのも・・・1日目は、パワーが余っているよう・・・なかなか寝ない・・・けど、明日は5時半起きだよ~!!
2日目
5時半起床!!朝のつどい・・・は、いつもはロッジ内で楽しむのですが、昨日の開営式で観られなかったシニアメイトによるテーマ活動の発表をみました。
そして、朝ごはんの後は、野外活動!!
皆、それぞれのコースで楽しんでくれたかな?
すごーく楽しかった!!という感想だけでなく、思い通りのコースに行けなかった・・・思ったよりつまらないなあと思った・・・・、想像より、ハードだった・・・色々な感想を持ったかと思います。
今の自分の置かれた状況の中で最高に楽しむ・・・には、どうすればよいかを学んでくれればと思います。
文句を言っていても良い方向へは進まない!!いかに、楽しいほうへ進んで行けるかは、自分の気持ちの持ちよう~と気付いてくれれば良いなあ~
早く帰ったコースの子から、シャワーをあび、自由時間&お昼寝。
お昼寝は、必ず、全員!!
ここで、寝ておかないと夜がもたない・・・特に小さい子・・・。でも、なかなか分からないんですよね~眠くないもん!!と言って、寝ない子がたくさん・・・・そうすると、夜の活動中に寝てしまうことになったり、寝不足で具合が悪くなったり~
ここでも、共同生活の中のルールを守ることの大切さを体で分かっていってくれることを願います。
お昼寝から起きると~
楽しくロッジ活動!!
共通ソングバードや、「トム・ソーヤ」を充分に楽しんだことだと思います。
キャンプ・ソングもたくさん楽しんだかな?これは、ラボだけのものではなく、日本全国の青少年のキャンプ活動では楽しまれているものです。
世界のキャンプソングになると、世界各国から集まって開かれる世界キャンプ会議なんていうのもあって、そこでは、色々なキャンプ・ソングが紹介されるのです。
キャンプに参加する人の「共通語」みないなものでしょうか・・・・なんだか、おかしな歌もありますけどね~
おそうじも、全員で協力して頑張りますよ~
夜ご飯の後も、ロッジ活動です。
お風呂~
3日目
3日目プログラム。「トム・ソーヤの世界」
3日目プログラムは、ロッジ内でグループ毎に分かれての行動でした。自分たちで、好きなところを回って楽しみました。各コーナー、トム・ソーヤの世界での色々な体験が出来ましたよ。
全部を回りきれなかったので、皆で行ったところの話しをし合ってくれると嬉しいなあ~
お昼ごはんの後は、お待たせ~バザーです!!
お昼寝タイム~ここで又、寝ない子がいっぱい!!3日目は、夜が大変だから、寝てほしいのですが・・・。目を閉じて、横になるだけでも、違うのですが~
すいか割りなどをして、ロッジ活動~
夕食の後は、姉妹ロッジ交流(お隣のロッジのラボっ子たちと「トム・ソーヤ」のお話を発表しあう)
キャンプファイヤー~あの、雰囲気をどう感じ取ったでしょうか?
私が子供の頃から変わらぬあの雰囲気~ドキドキしますね~
ロッジに帰って、別れのつどい~
一人ずつ、キャンプの感想を言うのですが、安永パーティのみんなはどんな感想を言ったのでしょうか?私は、同じロッジのラボっ子たちに「であい」の素晴らしさをお話しました。ラボをやっていて、他の子供より多くの「であい」があった私~人生で困ったとき、嬉しいとき、色々なときに一緒に泣いたり、笑ったりしてくれたよ・・・と。
さて、このお別れ会、部屋を暗くして、真ん中に懐中電灯の明かりをつけてやるのです。別れの寂しさ・キャンプの感動から、涙する子も多く、それを隠すため??
でも、なんだか、盛り上がるのです(^^)
3日目の夜は、とっても盛り上がっているのですが、又、バスで遠くまで帰る子がたくさん~名残惜しいけど、共同生活のルールを守って、おやすみなさい・・・・
4日目
朝から元気にソングバードをしたり、楽しく過ごし、別れで涙をする子もいたり・・・
疲れたかと思ったのですが、バスの中でもあまり寝ないで、帰って来ました。
無事に帰ってきました!!とっても素敵な時間を過ごしてきました。
ありがとう!!
|
|
|
とにかく、多くの人に支えられてのキャンプに参加できた皆は、幸せだと思います。このキャンプでの「成長」は、すぐに目に見えるものではないかもしれません。
でも、かえがえのない素晴らしい時間を、過ごしてきたことに間違いありません。
たくさんの「であい」の中で、色々な体験をしたかと思います。
外に出たからこそ、家のありがたみ、暖かさが分るんだと思います。お母さんの優しさも。
そして、何よりも、大人数での生活の中で、みんなに迷惑がかからないよう、自分のすべきことを感じ取っていくこと~グループの中での自分の役割。生活のルールを守ることの意味。体調を崩さない為に、就寝についても、楽しいけど今は寝るべき時間だとしっかりと理解すること・・・など。
共同生活、それも幼児~高校生、大学生までが過ごすキャンプです。自分だけの都合はなかなか優先されない事、少しずつ、わかってくれると思います。
また、ひとの話をよくきくことの大切さ。野外活動などでは、危険と隣り合わせです。どこまで、行ってよいのか等、聞き漏らすと大変な事になる事、時間のインフォメーション等も、とにかくちゃんと話している人の目を見て聞くことを出来るようになって欲しいと思います。これも、聞き逃すと、多くの人に迷惑をかけることになります。(バスの休憩場所での集合時間、ロッジの集合時間など)
キャンプに行ったからといって、楽しい思い出ばかりではないかもしれません。朝は、早いし、お風呂は急がなきゃいけないし、ご飯は、ママのご飯のほうがおいしいし・・・お布団はフカフカじゃないし・・・なんて文句いいたい事は山ほどあるかもしれません。でも、それ以上に、かけがえのない「ともだち」にであい、「であい」の中で、自分自身を大きくしてくれるキャンプの魅力~素晴らしいものだと思います。
「国際交流」も同じ・・・
子供達に良い「思い出」を作るために行かせてあげるのではなく、子供達が成長していく上での通過点として、素晴らしい「体験」をして欲しいのです。体験の中には、楽しいこともあれば、つらいこともあるかと思います。
様々な体験を積んで、子供達は、大きくなり、たくましく成長していきます。
今回、送り出してくださった保護者の皆様に感謝します。
今後とも、ラボ活動の意義をご理解いただき、ご協力頂ければ、幸いです。
ありがとうございました。
そうそう・・・韓国ラボの子供達もたくさん参加しているキャンプでした。コミュニケーションをとるのに、英語や体を使って、頑張っていました。
うちの大輔も、3日目プログラムで韓国人の小5の男の子とかなりお話出来たと大喜びでした。英語も使ってコミュニケーションがとれたこと、自信につながったようです。
国際交流も楽しみになってきましたね~♪
|
|
|
日記の更新は久しぶりになってしまいました・・。
6月は、教育講演会、パーティ内の父母会等、ラボの活動について考えたり、話したりする機会が多く、これらの会に出席できなかった方のためにレポートさせていただきますね。
[ラボやすながパーティ父母会]☆☆6月13日(水)・6月19日(火)
[教育講演会・・門脇氏(筑波学院大学長)☆5月12日☆]
[教育講演会・・杉浦氏(中京女子大学講師)☆6月11日☆]
1.ライブラリーの魅力(父母会にて)
・ ライブラリーは、教材として考えるのではなく、一生の宝物として考えて欲しい。
・ たくさんの英語をインプットしようとするとき、単語や会話文の音声を聞き続けることは難しいけれども、物語であれば、流して聞くことにより比較的、長い時間、聞くことが出来、そのとき、そのときの年齢、状況、気持ち、等で受け取れるものが違う→いつでも何度でも新鮮な気持ちで聞くことができる。→年月がたっても何度でも楽しめる→物語に深く入っていくことで感性を磨きながら、たくさんの英語を聞き続けられる。
・ ラボ・ライブラリーは、制作にたっぷり時間をかけている。じっくりと物語を選び、演出・声優(俳優)等を選んでいる。→良質の本物(物語・絵)→大人になっても楽しめる物語
(子供向けに演出されたDVD・絵本は、そのとき、子供にうけるかもしれないが、5年後、10年後に見続けられるかと言ったら、そうでもない。やはり、子供の頃から、本物にふれさせてあげ、感性を磨いていって欲しい)
私が、子供の頃に楽しんだ物語を、大人になった今も、飽きずに聴くことが出来る事の幸せ。高校生・大学生でも楽しめる「ピーター・パン」や「ふしぎの国のアリス」のライブラリー(子供だましの物ではない・子供向けに作っていない)
・ ライブラリーは、仲間と一緒に楽しんだところから、一生のつきあいが始まる。一緒に楽しむ期間だけの教材として考えて欲しくない。
・ たくさんの良質な物語・絵に囲まれて、好きなときに、好きな物語を楽しむ環境を子供達に与えてあげて欲しい。←感性を磨いていくために・・・(感性は、大人になってから勉強して磨くものではない。)
プロの音楽家・画家も認めるライブラリーの音楽・絵の良質
(小さい頃に出合わせ、少しずつ良さを感じとっていきましょう)
抽象画を自由に読み取る子供たちの力
白黒の絵をそれぞれのイメージで色鮮やかに彩る子供たちの力
2. 社会力 (5月12日教育講演会・・・門脇氏)
筑波学院大学大学長の門脇教授と白百合女子大学教授の田島信元教授の共著で出版された「大人になったピーターパン~言語力と社会力~」(アートデイズ発行)に、
ラボOB・OG約1000名のアンケート結果により、ラボ経験の無い一般社会人と比べると、「社会力」のある人間が育っているという結果が数字で証明されている。
社会力は言語力のおおもとであり、必要条件
↑
他の人とうまくコミュニケーションできるということは、社会力が培われていることが前提(社会力ある人間は誰とでもほぼうまくコミュニケーションできるが、無い場合、たとえ流暢な英語を駆使できたとしても、うまくコミュニケーションできる保証はない)
社会力~「人が人とつながり、社会をつくる力」
さまざまな人たちといい関係を作り、家庭や、地域や、職場など、社会のそれぞれの場で、自分の能力(自分が身につけた知識や技術など)を存分に発揮して、社会の運営に貢献することができる能力。
また、よりよい社会を実現するために貢献できる構想力や実行力を備えていること。
↑
<「社会性」との違い>
社会に適応している状態の人間のことを「社会性がある」という・・・社会におかしなことがあっても特に不平不満を言うことも無く、平穏に生きている人間であれば社会性があるといえる。←「人格者」「人間がよく出来ている」とも言われるが、社会の変革を好まない自己優先的な人間である場合も多い。
「社会力ある人」は、どちらかというと、自分のこと以上に、他の人のことや社会全体のことを優先して考え行動するような人間。
門脇先生の考える社会力・・・・・社会力ある人間の特性)
・ 人間がだいすき
・ どんな人ともうまくコミュニケーションできる人間
・ 他の人といい関係がつくれる人間
・ 他の人と協力しながら物事を成し遂げることが出来る人間
・ 他の人の身になり、立場にたって物事を考えられる人間
・ 他の人を思いやれる人間
・ 物事に対して常に前向きに取り組もうとする人間
・ 何事にも創意工夫を怠らぬ創造的な人間
・ 自分も社会の一員であるという自覚がある人間
・ 社会の運営に積極的に関わろうとする構えが出来ている人間
・ 自分の能力を活かし、家庭や地域や職場で自分の役割を果たせる人間
・ 社会の改善や改革にも積極的に関わろうとする意欲のある人間
・ 広い視野から社会の動きや世界の動向を判断できる人間
・ 自分の行動が他の人や社会の動向にどう影響するかを考えながら行動できる人間
・ 人類社会の将来に常に思いを馳せながら行動できる人間
~ご参考~
(経済産業省の勧める「社会人基礎力」なるもの・・)
経済産業省が2005年「社会人基礎力に関する研究会」を組織
・ 2006年報告書・・・大学卒業後、企業に就職する若者達の「社会人基礎力」(「学力」とは異なる能力)なるものの乏しさ
社会人基礎力 → ①前に踏み出す力②考え抜く力③チームで働く力
経済産業省は、この「社会人基礎力」をつけるために大学でしっかりと教育して欲しいと強調している。そして、この力の12の能力要素をあげている。これが、門脇教授の先にあげた「社会力のある人間の特性」とほとんど同じである。
「社会力」ある人間は、現代社会が求める人間・必要な人間
「ヒトの子が社会的人間として人間形成されていく(社会力をもつ)ために必要な条件」
・・・「他者との相互行為」・・・・
さまざまな人たちと直接的なかかわりをもち、言葉を交わしながら、ひとつのことを協力してやったり、誰かがやろうとしていることを助けてあげたり、自分がやろうとしていることを助けてもらったり、その過程で、喜んだり、腹をたてたり、落ち込んだり、感動したり、教えられたり、教えたり、泣いたり、笑ったりといったことを数多く体験すること・・・そのような相互行為する他者は、その数が多ければおおいほど良く、相互行為する頻度も多ければ多いほど人間形成によき効果が期待できる。
早い時期からの多様な他者との、言葉を介在させての直接的な交わりと協働
「ラボ・パーティの教育活動の効能」
① ラボ・ライブラリーにより英語の世界に馴染み、慣れること。又、英語だけでなく、良質な日本語に慣れ、国語の力も身につけられること。
② 質の高い物語に繰り返し出合うことにより、人間としての生き方や他者とともに生きることの素晴らしさを学び、人間についての認識を深めたり、人間への愛着や信頼感を高めたりすることができること。
③ テーマ活動への取り組みにより、他者を理解し、他者に共感し、他者と協力して何かを成し遂げる力をつけることにもつながる。
④ 親以外の大人(テューター)と、出会い、接し、かかわり、教えられ、アドバイスを受け、叱られ、感化され、影響をうけること。
⑤ 年齢幅の大きい親友、友達を得ること。
⑥ キャンプ・合宿等でのリーダー体験
⑦ 国際交流体験
以上の効能により、社会力を養っていると考えられる。
社会力のある人=幸せになれる人
と、門脇氏は言っておられました。
尚、田島信元教授のお話もとても興味深いものです。(2年前に教育講演会をしましたね。)
ぜひ、著書をお読みになってみてください。
☆☆「大人になったピーターパン」をご購入ご希望の方は、テューターまで。(定価:1,890円)
3.どうする?これからの外国語教育・・・英語教育は人間教育
(6月11日教育講演会・・・杉浦氏)
こどもが習うべき言葉の条件
REAL (生き生きとした本物である)
PERSONAL (感じられることばである)
INTERACTIVE (他の人とのやり取りがある)
1.(杉浦氏が)我が子に思うこと・・・・
できるだけ多くの人を愛し、できるだけ多くの人に愛される人生を送ってほしい。
ことばを豊かに使う人になってほしい。←ラボに出会ってから思うようになった。
「ことばは人なり」というように、ことばとは身体そのもの、人間そのもの
2.私の英語学習体験から感じたこと
「スピード&リズム」が大切
・はじめは『スピード』と『リズム』をしっかり体にいれること
・単語や、文法は後から入れられる・・・まずは「入れ物」を作ること(英語のスピードやリズムを感じられること)
・ 母国語としている人にも、しっかりと「響く」ような「ことば」が大切
「ことば」を大切にして、学んで欲しい
3.小学校の英語教育の現場から
「集団のパワー」
1992年小学校英語教育研究指定校が大阪で1校
今では全国各地に数多くの指定校
(興味深い実践例)
絵本の英語を生き生きと表現する小学生が語った「英語絵本習得法」
① ALTに読みきかせをしてもらい、絵本とCDを使ってクラス全体で楽しむ
② 何度も繰り返しCDをかける
③ 合う振り付けを考え、みんなで練習
この実践例のポイントは、全員ができるようになることの「集団のパワー」。
うずの中心になる子が何人かいて周りを巻き込んでいくと、担任の先生一人の力をはるかに上回るパワーになる。
先生の役割は「うず」を作ること。
4.これからの小学校英語教育が価値あるものになる条件
①子供たちの自主的な努力を引き出す。
②一斉の整然とした「形式的統一」を排除して、子供たちの自由にさせる
③子供同士の絡み合い・・・・
つつきあい、たたきあい、けりあいがあるからこそ、「ことば」が生きてくる。言葉のやりとりが本物になってくる
集団を育てるためには、先生が子供を『読む力』が必要。
→その子、その子の段階を読む
5.子供が本当に伸びる英語教育の条件
①たまった気持ちを存分に表現できる場・・心がふっと軽くなる
②絡みあえる場:ラボの異年齢グループ活動の良さ
こども・こどものことばは、友達によって育つ
・ 年下の子供を世話しながら・同年の子と戯れながら
・ 年上の子に遊んでもらいながら・テーマ活動に取り組みながら
③ 多くのLesson方式の誤り
子供には効率のよい段階的に上がっていくレッスン方式の学習は合わない。
ことばが豊かになるには、何度も同じようなことがでてくる繰り返しが大事。
(道草・寄り道・回り道しながら、「豊かなことば山」をくねくねとのぼっていこう!)
④ 子供の言語習得
響き+状況+表情がマッチして「ことば」を理解していく
イメージの中で「ことば」体験を重ねていく。
⑤言葉の情感・情緒は体験により次第に濃くなる
言葉の濃淡
6.親、指導者に望むこと
①落ち着いて本物の英語を聞き込める家庭環境・雰囲気を作る
②「暗記する」前に「染み込ませる」
いずれ、意図的、意識的な暗記も必要になるのだが、その前にたっぷりと無意識に染み込ませなくては暗記が生きてこない。
「ことばは取り入れたとおりに出てくる。」
暗記したものは絞り出すようにしか出てこないが、染み込ませたことばは自然に、にじみ出てくる。
③努力は直線、成長は曲線
「努力を絶え間なく積み重ねたとき、成長はある時突然現われる。」
成長が現われるまで努力し続ける。
これだけ努力したから、これだけの成長があるはず・・・という考えを捨てる。(あるとき、突然~その時を待つことの大切さ)
⑤ ことばが伝わるとは、心持ちが伝わること。
テーマ活動では、演じるのではなく、なりきったとき(なったとき)、すごい力を発揮して、ことばが伝わってくる。
7.学習量から見た英語教育の現状
ことばの習得は、in putからout putまでにかかる時間は2000時間以上
(小学校の英語授業を週1回とすると69年かかる。)
テーマ活動では、ラボパーティで活動しつつ家庭でCDを聞くと充分な時間が確保できるはず・・・・
2度の父母会で、お話した部分としていない部分があるかと思います。まだまだ、お伝えしたいことは山ほどありますが・・・この辺で・・・。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
このレポートを捨ててしまわず、ラボの英語・活動に疑問をもったり、迷われたときには、このレポートをお読みくだされば幸いです。
それでも迷われたら、テューターまで・・・
一緒に考えていきましょう(^^)
|
|
|
今回、「ふしぎの国のアリス」の発表会の事後のノート活動として、皆が覚えたセリフの中で、「これは使える!!」というセリフをを書き出してくることになりました。
小学生は、頑張って英語も書いてきてくれました。幼児さんも書いてきてくれた子もいましたね。
それぞれ、ノートに書いてきた、「覚えておきたいセリフ」「使えるセリフ」~を発表しました。
ちょっと、ドキドキした子もいましたが、だんだん盛り上がりました。
あ~それもいいねえ~なんて、お友達の言ったセリフを覚えたがる子もいました。
皆、よく頑張ってきてくれました。
発表している間に、ちょっと暴れていた男の子に向かって、女の子が
[How mean!意地悪ね。That’s dangerous!!あぶないじゃない。]
(アリスのセリフ)
と違う場面のセリフを合わせて使うと、すかさず、
[What’s this?なんだって~!!]
(料理番のセリフ)
と言い返す男の子・・・、お~~使えてる!使えてる!!
こんな感じで自然に必要なときにポンと引き出しから出てくるのがラボの英語です。
だんだん、溜まってきた英語がoutputされてきた事例です。~嬉しいですね。
これからも、たくさんライブラリーを楽しんでいきましょうね。
|
|
|
今日、銀座・本のお店~教文館で「堀内誠一 絵本原画展」を見てきました。(5月16日までやってますよ~)
昨年、地区発表会で取り組んだお話です。
ぐるんぱの絵の1枚1枚に、色々な思いが重なり、ちょっとうるうるしてしまいました。
カレンダーの絵の応募作品にもたくさんの子が「ぐるんぱ」をテーマにしました。そのうち、1枚は、カレンダーの表紙に、1枚は、「ことばの宇宙」の表紙に・・・。そのお絵かき会も思い出し・・・
原画って、やはり、素敵ですね。
40周年フェスティバルでも、原画が飾られていて、その素晴らしさに感動しましたが・・・
今日も、立ち寄ってみて良かった~(^^)
ちょっと、おもしろかったのが・・・絵本のお話通りに絵は並べてあったのですが~
ぐるんぱが、お店の人に怒られて、しょんぼりして、大きなお皿などを持って歩く場面・・・だんだん物が増えていく・・・その4場面が、ひとつの紙に描かれていました。
で、順番が、最後の二つが逆でした。上に、絵本のページが書かれていて・・・。13P、15P、20P,17Pという感じで~
堀内誠一さんって、
雑誌の表紙の字もいっぱい書いているって、知っていました?
「anan」「クロワッサン」「ESSE」「POPEYE」なども堀内さんの字で書かれているんですよ~
子供達へのおみやげに、ぐるんぱのぬいぐるみキーホルダーや、ポストカードや、レターセット、メモ帳などを買ってしまいました。おみやげ・・というよりは、自分に~
「雪わたり」や「マザーグース」の本も堀内誠一さんも出していますよ。
教文館の6階には、かいじゅうたちのいるところの人形や、シールなどもありましたよ~
他の用で行った銀座でしたが、結局、ラボから離れていない私・・・でした。三越では、絵本フェスティバル・・松屋では「星の王子様」をやっていました~
あおむしのぱたぱたキューブ・・・もありました(^^)
|
|
|
小学校・中学校の同級生が絵本作家になっています。絵本だけにとどまらず、とっても素敵な活動をしている彼女~(ホームページをリンクしました。)
彼女の絵本「いっぽんみちをあるいていたら」の一部が教科書に載りました。
「いっぽんみちをあるいていたら」の絵本は、やすながパーティのラボの子供達の大好きな絵本。一本道をあるいていると、色々な人に出会います!!
人生と同じだね~と、プレイルームで読み聞かせをすると、ママ達も大好きになります。
そのおはなしが、「日本語」の教科書に・・・です。
「国語」ではなくて、「日本語」です。
東京世田谷区が教育特区として「日本語」の授業が今年度から始まったそうです。
「日本語」の授業?
↓↓↓
深く考える素養を身に付け、自己を表現し、日本文化を理解した
人材を育成するため、思考の原点となる言語力=日本語能力の向
上を図る「日本語」科を新設し、「深く考える力」、「表現力」、「日本文化」の向上を図る。また、表現力の育成により豊かなコミュニケー
ション能力が育まれ、良好な地域社会の形成にも寄与する。
との事~
母語をとっても大切にするラボの「ことば」への気持ち・・・、間違っていません(^^)
だって、先日の「ふしぎの国のアリス」の発表を終えた子供達、たくさんの日本語にも出合ったものね~
いまどき、「平気の平左」を使う一年生も珍しい・・・。
アリスの中では、「公爵夫人ときたら、平気の平左ですわったまま」・・。
絵本作家の市居みかさんのホームページをリンクしましたので、遊びに行ってみてください♪♪
ちなみに、小学校の卒業文集・・市居みかさんの将来の夢は、「図工の先生」私の夢は、「英語の先生」でした・・・(^^)
|
|
|
2007 春の地区発表会を終えて・・・
ラボ・テューター 安永 陽子
今年も、大きな舞台での発表を終え、子供達、皆が大きな達成感を感じ、大きく成長してくれた事に感動しています。
~~~テーマ決め~~~
1月の終わり頃から発表のテーマ(物語)決めを始めましたが、なかなか皆の意見がまとまらず、焦りました。今年は、早くから取り組みたいなあと思っていましたので・・。
そのうち、2月の中旬になって、やっと決定したのが「ふしぎの国のアリス」!!
正直に言うと、テューターの思惑通りにはいかなかったのです。
今の安永パーティでアリスが出来るだろうか?アリスの物語のどこまで入れるのだろうか・・・、アリスのお話をキディさんが楽しめるだろうか?たくさんの不安はありましたが、決心したのには、こんな訳もありました。・・・
アリスのお話は、今の小学4年生が、まだ年中さんの頃から楽しんでいたお話。そして、年中・年長さんのキディさんの頃から、このお話を体を使って表現することを楽しんでいました。アリスの首が伸びるシーンを壁から壁に向かって体をつなげて、「大きくなったよ~」と言って、ニコニコする当時のキディさん達に涙が出そうになるくらい、嬉しく思った事を、今も鮮明に覚えています。
だから、あれから4年・・子供達が「やりたい!!」と言ってくれているそのパワーを信じよう、今のそれぞれの年代にしか感じられないアリスの世界があるはず、それを目一杯、楽しませてあげたい、そして、今のキディさん達も、あの頃のキディさんのように、きっと、きっと楽しんでくれるはず・・・
~~~子供達それぞれのイメージの共有~~~
そして、小学生以上が2月の初旬からアリスに取り組み始めました。まずは、1話から楽しみ、好きなように動くこと、好きな役で動くこと・・自由に、楽しくアリスの世界を楽しみました。そして、最終的には多数決で2話に決定!!
今回は、ただ動くばかりではなく、初めからノート活動にも積極的に取り組むようにしました。
「おはなし日記」に登場人物を書き出したり、自分がイメージする絵を場面ごとに描いてみたりしました。公爵夫人の家の中の見取り図を書いてみると、それぞれに持っているイメージが違うことに驚いていた子もいました。
イメージの違いを知り、お互いに認め合い、混ぜあっていく様子は、子供達の成長の糧となることを確信させるものでした。はじめは、「なんだ、それ??変なの・・!!」という言葉も聞かれましたが、だんだん、「へえ~おもしろいねえ。」「なるほどね~そういう感じもあるかもね。」という言葉が出てきたことは、とても嬉しいものでした。
3月に入って、それぞれの役が決まりました。 皆が希望の役を言い合い、最終的には全員に希望の役をやってもらうことになりました。
~~~表現~~~
そして、いよいよ表現も色々と試してみるようになりました。場面のイメージの疑問をぶつけあったり、分からない言葉を調べたり、又、セリフをノートに書き出してみたり、丁寧にアリスの世界に入り込み始めました。
この頃、小学生グループが3つあることで、それぞれが考え出す表現に違いが出てきました。ものすごく、真剣にみんなで考えたものですが、グループごとに全然違うものをイメージしたりすることもあり、テューターとしては、見守りながらも、又、これをひとつの表現にまとめて発表まで持っていくことへの不安もありました。
そして、物語を「楽しむ」表現は、皆、大好きで、かなり色々な意見を言い合えるのですが、まだ、物語を「見せる」表現までは考えられない子供達も多く、そこで意見のぶつかり合いもありました。
でも、発表ではひとつのシンプルな表現になっていたものも、そこにたどり着くまでに、どれほど多くの意見が出て、試して、うまくいかなくて、改良して、意見をぶつけ合って・・・という過程がありました。その過程の中で子供達が学んだものは大きなものであると信じています。
~~~音楽CD~~~
4月に入り、春休み中にキディさんも一緒に、初めての合同練習をしました。「Take that~!!」のお皿飛ばしをやったり、とにかく、楽しく、楽しく~みんなで発表するんだ・・という気持ちに持っていくために~
その後は、小学生クラスは、音楽CD(言葉の入っていない音楽のみのCD)でテーマ活動をすることによって、「覚えたつもりだったんだけど・・」の子がたくさん・・・。
CDについて言えるようになる位、聞き込みをしてくれていました。が、音楽がない状態で言えるのは、又、違うのです。CDと一緒に言える事が、覚えた事になっていた子供達に、焦りが見え始めました。
「ことば」を意識するあまり、動きが中途半端になってきたのが、とても残念で、そして、私も音楽CDを操作(音楽は全てつなげて入っているため、言葉に合わせてCDを止めたり、つけたりするのです。鳩の羽のばさばさ・・とか、お皿のひゅーんとか・・)するので、動きを細かく見ることが出きず・・・(これは、発表中も同じです。何が起こっても私は手助けできません。)う~ん、発表までたどり着けるのか・・・と不安がいっぱい!!
でも、皆が、おうちで本当にたくさんCDを聞き、口に出してみたり、CDを止めたりしながら特訓(!!)してきてくれました。すらすらと言える子が出てくると、皆も刺激され、本当によく頑張りました。ご家族の皆様のサポートにも心より感謝します。ラボの活動は、毎日するわけではないので、どうしても家でのライブラリーの聞き込みが欠かせません。
その中で、ご家族の方の大きな大きなお力添えがあること、ご理解があること、私自身、充分に理解したうえで、ラボの活動をしていきたいと思っています。
これだけの英語を耳から入れる事の出来る英語教室は他にはないと思います。これは、かけがえのない財産になります。決して、無駄なことはありません。自信を持って英語にかかわっていく力強い幹となることでしょう。
~~~キディさん~~~
アリスの世界をキディさんなりに、とても楽しんでくれました。合同練習では、?の顔をしていた子供達も、キディさんの時間になると、それぞれの役を頑張り、又、表現も、いきいきと「おなべ~!」「きのこ~!」と言って動き、楽しんでくれました。
言葉も、自然にたくさん言えるようになった子がいました。年長さんは、やりたい!!と言った子にはナレーターもやってもらいました。責任をもって覚えてくるパワーを見せてくれ、小学生もおおいに刺激されました。
キディさんには、色々な遊びを通して、アリスの世界を楽しんでもらえるようにも工夫しました。ひとつのイメージに凝り固まらないように、アリスの絵もたくさん見せました。
キディさんにしか出来ない、アリスの世界を楽しんでくれたことだと思います。今の小学生がキディさんの時にアリスを楽しみ、今回、発表までこぎつけたように、今のキディさん年代の今回のアリスとの出会いは、とても大切なものだと思います。
~~~発表を終えて~~~
子供達の達成感に満ち溢れた笑顔を見ていると、本当に良かったなあと思います。一人、一人が、それぞれの目標をもって臨んでくれて、やり遂げ、達成感を自信に変えて、前に歩いてくれることを、心より嬉しく思います。
もちろん、それぞれ、やり残した課題もあることだと思いますが、それも、子供達は、とても前向きにとらえてくれています。
ちょっと、苦しいことにぶつかって、それを乗り越えた子供達は、たくましく成長してくれます。
決められた事を、難なくこなしていき、順風満帆に幼少時代を過ごす子も多いと思いますが、思春期・大人になって初めて壁にぶつかり、その壁を打ち破ることが出きず、前に進めなくなってしまうよりは、幼少時代から、少しずつ、壁にぶつかりながらも、それを超え、前に進んでいく力をつけて欲しいと思います。
苦しい時期もあったと思います。でも、皆、仲間がいたから、みんなで力を合わせて、前に進みました。子供達の「頑張り」に、心から拍手を送り、そして、また、一緒に歩いていきたいと思います。本当に、ありがとうございました。
|
|
|
報告したいことは、たくさん(^^)でも、とりあえずは・・・・とにかく、皆が力を合わせて、最後まで頑張ってくれたことを心より嬉しく思います。
発表までの過程は、全ての事が無駄ではなく、子供達の人生の栄養となって体の中に吸収されていきます。今週、皆にあって色々お話したいと思います。
2ヶ月間、ご協力くださったご家族の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
そして、観に来てくださったたくさんの方々、本当にありがとうございました。
まずは、少しだけ写真を紹介します♪♪
☆☆アリスの発表の様子☆☆
☆☆幼稚園児・未就園児によるナーサーリーライムの発表☆☆
又、詳しいご報告をさせていただきますね(^^)
|
|