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この週末は、中部支部の受け入れオリエンテーション、出発直前父母オリエンテーションの二つに出席しました。
今年はパーティから受け入れがあります。既に、1カ月早く来日し、東京で日本語研修を受けいているCali。やる気満々の気持ちが伝わります。
さて、今年の受け入れは、震災の関係で韓国・中国の来日はなく、北米のみです。人数が少ないため、まずはゲーム形式で自己紹介から始まりました。いろいろな人と握手、「Nice to Meet to You! My Name is ~」でお互い紹介、そして日本語で今興味のあることをお伝えし合います。オリエンテーションについてきていたラボっ子を含め、10名ほどで交流し合いました。
その後は、改めて一人ずつ受け入れについての自己紹介(どの州の子か、受け入れする理由、受け入れ準備 etc・・・)でしたが、みなさんリラックスし、たくさんのお話されていた気がします。
今まで個人的に他団体の受け入れをしてきましたが、オリエンテーションがなく書類のみのところ、簡単な名前とお住まいの自己紹介の後は事務的な話を聞くのみだったりしたので、さすがラボ!と思っちゃいました。
受け入れする方同士の気持ちを聞きあうことにより一体感が増し、ますます夏が楽しみになりました。
さて、翌日は出発オリエンテーション。
今年は中部支部からは170名あまりがホームステイを体験しに出発です。こちらはとても大人数なので座って聞くお話でしたが、出発から帰国までの様子のスライドもあり、一般の団体のホームステイでイメージされる「英語」が売りの語学研修と違い、ラボならではの「ひとりだちへの旅」を再認識することができるお話とともに、いよいよ1っカ月後だというワクワク感が高まりました。
・相手と気持ちが通じ合えることが、「ことば」によるコミュニケーションの土台となる。話したいという強い意志が働くから。
・人間関係が良好なら、相互理解が深まり、ことばのコミュニケーションが増す。
・一緒に寝起き、食事、遊びをすることにより、同じことばを何度も聞き、一緒にやりたいことが見えてくる。
↑これなどは、ラボっ子が同年代・同じ趣味のホストの家に行くことが基本であるホームステイの賜物と思います。
今年パーティから出発するにっしーも、先週ホストファミリーが決まりました。にっしーの趣味である「合唱(歌う事)と乗馬」が出来るご家族になりました。
オハイオ州にお住まいのそのファミリーは、馬を飼っています。ホストのお兄ちゃんはコーラス団に所属し、活発な活動をしているとのことです。
「本当に、ラボはそんな家族を見つけてくれるんですね!同じ趣味のご家庭があるなんて!」と、ニッシーのご家族も驚きと喜びでいっぱいとのことです。ご縁を感じます。
ラボの財団と、アメリカ4Hの交流の歴史と信頼関係ですね。すごい。
他にお話しされた中で、「日常・非日常の体験」というものもありました。
日常とは、普段の学校・部活・家庭・友人・ラボ活動などです。
非日常の一つがホームステイであるのですが、非日常を体験することは、自分を変える、自分を作り直すことがより有効となるチャンスです。非日常がもたらす衝撃・たくさんの人・風景・・・小さなころからラボキャンプで非日常を積み重ねてきたラボっ子たちは、そのたびごとに成長の姿を見せますが、大きな節目である国際交流で、さらに生まれ変わるでしょう。
ひとりだちへの旅は、子どもが親からひとりだちすること、+親も子からひとりだちすることを目指しています。お互い離れて一カ月過ごすことにより、いい距離感が生まれ、尊重し合えるのでしょうね。
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夏が近いですね。サンダル選びは、どのような基準で決めますか?
最近は小さい子のサンダルもキラキラものばかりでなく、大人の女性のようなくるぶし上の編みあみ系のものまで出ています。親としては、畳草履が一番やん!と思いますが、こどもはおネエさんのようなキラキラしたヒールがあるものを選びたがります。ナナは7月が誕生日なので、毎年サンダルが誕生日プレゼントとなります。プレゼントなので、自主性に任せながらも、走っても転ばないもの、ヒールの低いもの、値段がそこそこのものを選びますように・・・と念じながら、店に行きます。
自分で選び気に入って、冬も履き続けたサンダル。とうとう真ん中から割れてしまい、一カ月早く買うことになりました。
が、今年の選ぶ基準は、音。音?音。
履いた時、カンカンという音がしないといけないというのです。色や形も含めて音の出るサンダルを絞り込み、その後は丁寧に音を聴いて選び始めました。サンダルを手にし、床で鳴らしてカンカン。履いてみて店内を歩いてカンカン。絞り込んだ二つをじっくり両手に持ってならしてカンカン。
その二つは同じメーカーです。見た目同じような感じですが、ほんの少しつま先の形が違います。それだけで底の音が違うんですね!!
両方鳴らして、「どっちの音がいいと思う?」
???どっちっていっても・・・???「こっちの方が音が高くていいかな?」
「やっぱり!!ナナもそう思った。そうしよ」
と、音で決めました。
ラボっ子の耳の良さは常々聞きますが、これもその一つなんだろうな~。音へのこだわり、でしょうか・・・?
ラボのライブラリから流れる、英語と日本語。周波数が違いますね。また、中国語や韓国語、フランス語やスペイン語の物語CDや歌のCDもよく聞いています。また、その背景に流れる音楽も、(楽器はよくわからないのですが)きっと、たくさんの楽器が豊かに演奏されているのでしょう。
高級な音で囲まれると、耳も高級になるのかもしれません。
とても気に入ったそのサンダル。家の中で履き、寝るときは布団の横に置き、箱も大事に幼稚園に持っていき・・、お気に入りが見つかってよかったよかった。
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点と点が線になるとき、つながって面白い。たくさんの点を蒔いておけば、いつかはたくさんの線が浮かび上がる。
今日は小雨の中、「みんなともだち つながりフェスティバル」が、笠松みなと公園で開催されました。
前々日までは予報は雨100%。しかし、徐々に天気予報が変わり始め、当日準備時間は小雨でしたが、少し遅れての開催で(その無理のないゆるさがいいですね~。まさに自主団体の会です。)昼からは快晴!水遊びを始める子が続出の暑い熱い会となりました。
思いは宇宙へ届く。人の気持ちが集まると、天候を変えることもできるのでしょうね・・・?!
さて、1週間前のエントリー。そして、準備も充分でないまま出来上がったブースでしたが、第一歩として歩み始めたと思います。次回への企画がたくさん思い浮かび、次(多分9月頃)はもっともっと充実していると思います。
「つながりフェスティバル」のお約束は、「誰も無理をしてはいけません」
そして、参加資格は、「あなたがあなたとしてそこにいること」というものでした。
そんな参加者皆さんのやさしさと明るさがいっぱい溢れていた気がします。
この会はフリーマーケットのような形ですが、そうでない面白いところがたくさんありました。
フードコーナーは、お店を持たれている方の自信の品がかなりありました。もちろん、オーガニックな素材のものも多かったです。
フリマも、いかにも古着・不用品というものでなく、手作り自信作と合わせたお店になっていたり、いろいろな種類がありました。コットンもの、木工もの、アクセサリーもの、無添加素材もの、はではでキラキラもの・・・。
展示ブースも多いのがよかったですね。ラボとしては、今回は資料で交流で人が育つことをお伝えしました。次回は、ステージも申し込み、体験型でこどもが楽しめるコーナーを増やそうと計画しました。
他に展示ブースは、園舎がない森の幼稚園や、森を取り戻す活動をされている団体、農薬を使わない食べ物の大切さを伝えている団体・・etc・・・。
ステージスペースでは、レゲエをうたっている方、紙芝居をされる方、ソーランを踊る団体・・・これまたさまざまですが、共通しているものがありました。
みなさんが「今」それぞれ得意なこと、興味あることを表現している、という事のような気がしました。自分ができることを持ち寄って、みんなが一つになれば、こんなに素敵な世界になる。
これの企画にラボっ子OBさんが関わっていることが、とても納得できました。
今の私は、それがラボなのでしょう。ラボは、入り口がいろいろあります。「ラボ」という一つの展示ブースだけれど、表現がいろいろできますので、これからがまた楽しみです。
私たちがお配りしたラボの紹介チラシ。これは、一緒に動いたテューターさんの友人が作ってくださったものです。イラストが得意な女性です。彼女は娘さんと見に来てくださいましたが、彼女もまさに「今できること」で、陰から関わってくださっていた一人です。ありがとうございます。
さて、展示ブースにいるとき、若い男性に声をかけていただきました。
「ぼく、○○パーティのラボっ子です」
「○○パーティのOGで、最近こどもが○○パーティに入りプレイルームを始めました」
「友達の子どもがラボっ子です」
「うわさは聞いていて、前から興味があって資料いただけますか?」
などなど、本当に色々な方に声をかけていただきました。
中でも一番印象的な方は、15年ほど前にラボを卒業された篠原パーティのOBさんでした。じーっとブースを見られていて、ラボの資料を手渡したところ、「なつかしいな・・・。変わってないんですね、Tシャツとか帽子・・・」と、ジーンとされている方でした。
福島へ行き、ボランティアで動物保護をされている方でした。殺傷処分されそうになる犬を救うことをしているとのことです。自分の活動を知ってもらおうと来られたとのこと、福島の原発の写真なども持ってみえました。
「自分が今こうやって活動しているのは、ラボっ子だったおかげ。そりゃ、中学で1カ月1人でホームステイしたら、そういう力つきますよ。思い出すな~。なつかしいな~。」
そう言いながら、国際交流の写真やB紙を見つめていました。
「あなたの後輩たちが、ぞくぞくと生まれているのですよ。ラボは今年で45年なんです。国際交流も40周年なんです。ラボテープは、今はCDとなり、ラボランドのロッジもぐるんぱ城も集雲堂も新しくなったけど、ラボの活動は変わらないですよ。」と、お話しました。
ちょうど私がテューターになった頃、ラボを終了した方です。そんな素晴らしい方に育っているなんて・・・。
「その後、篠原先生にはお会いになりましたか?今年1月に40周年でテューターを辞められ、ラボママがパーティを引継ぎされたのですよ」と、お伝えすると、
「自分はまだまだです。もう少し自信がつくまで、先生には会えません。しっかり整ったら、その時会いに行くつもりです。」と、おっしゃられてみえました。
篠原先生、ラボっ子たちはこんな素敵な大人に育っています。それまで元気でいてくださいね。
「じゃあ、今からまた福島へ行ってきます!」そう言って、会場を去られました。
彼に「どうしてそのようなお仕事をしようと思ったのですか?」と聞いたところ、「ラボのホームステイがきっかけです」と答えられました。
「ホームステイに行ったとき、自分が病気をしてとても助けてもらった。直接返すことができなかったので、自分は違う人を助けていこうと思った。」とのことでした。
彼は、「人との交流」でこころを育て、「自分ができること」を実行している方なのだな~と、思えました。見せてもらったワンちゃんたちの写真は、それはそれは愛らしく映されていました。
さて、足を運んでくださったラボファミリーのみなさま、楽しめましたか?ラボのコーナーをのぞいてくださり、ありがとうございました。
朝一で、小雨の中来てくださったファミリー、うれしかったよ~。
美味しいカレーを作ってくださっていたママ、ガーナカレーまろやかでした。
小さな子を連れてきてくださったママたち、「あれもほしい、これも食べたい!」って、大変じゃなかったかしら・・(笑)見る時間は充分取れなかったかもしれませんが、気持ちいい河川敷の休日となったでしょうか?
休会中のラボっ子を連れてきてくださったママ、久しぶりにお顔が見れて嬉しかったです。「夏合宿は来るよ」っていう言葉、楽しみに待ってるからね!
ラボママの妹さんのブース、探して探して最後に見つけました。初対面でも昔からの知り合いに会えたような嬉しさでした。
そして、今回のことを紹介してくださったラボママ奥ちゃん。ナナを見ていてくださったり、タープなどをご一緒してくださり、感謝でいっぱいです。
ラボとは関係ないですが、長女がまだ1,2歳くらいだった頃、色々なことを教えていただいた師のような方に再会できました。なんと、隣の隣のブースでした。15年以上ぶりの再会!!お互い、ちっとの間をおいて、すぐにわかり叫んでしまいました。
たくさんの点と点がつながって、細い線になった一日でした。
美しいクモの糸が織れるように、これからもたくさんの点をちりばめて過ごしたいと思いました。
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人は出会いで成長する。このことばは、ラボテューターを始めてから実感しています。自分がこどもの頃からそういう言葉を聞かされて育っていたら、もう少し積極的に生きてきただろうな~、人生変わっていただろうな~と思い、ラボっ子たちに時々お伝えしています。
さて、そんな「つながる」を大事にしたイベントが、週末あります。
「みんなともだち つながり フェスティバル」
in笠松みなと公園(笠松花火大会が行われる、河川敷の細長い公園です)
「長良川自然学校」で出展されるラボママ奥ちゃんから紹介をいただき、”一人じゃ自信ないな~”と、一歩を踏み出せずにいたところ、近隣のテューターからお声をかけていただきました。なんと彼女は、ラボっ子OBが実行委員に入っていて、これまた一人じゃできないな~と、思っていたとのこと。
意外なところでつながり、大感激、即行動です。
昨日のパーティーだよりに情報を載せたところ、さよママから「妹が手作り品のお店を出すよ」との連絡をいただきました。
当日にならずとも、つながっていくことでワクワクです。
今年45周年のラボが大事にしていること、「地域に根ざす」。まさに、これですネ。もともと食事などもオーガニックな私なので、屋台スペースもとってもお楽しみ☆クラフト販売コーナーもじっくり見たいし、震災写真展も見たいし、放射能測定もやってもらいたい。きっと似た考えの方とつながることが出来る一日になると楽しみです。
ラボのコーナーに私の姿が見えなかったら、会場を探してね!
ラボとしては、人とのつながりをお伝えしようと思います。
なんてったって、ラボは交流団体ですから。パーティ内の縦長の年齢による毎週の交流、地区行事の交流、キャンプなどの国内交流、ホームステイや留学の国際交流。交流してラボっ子はどんどん成長していきます。その手段が「ことば」と考えています。
交流の楽しさを知っているからこそ「ことば(英語・日本語)」が育ち、「ことば」が育つから交流がさらに楽しくなります。
つながるって楽しい、その活動です。
ラボっ子OBの青木かつきさんが実行委員としてこの会を企画し、「みんなともだち つながりフェスティバル」という名前にしたのも、ラボで育った交流の思い出があるからでしょうか・・・。いい名前の催し物だな~と、感心しました。
(青木さんは、笠松でAOI KISSAという喫茶店を経営されています。フードコーナーで出されます)
土曜日は、ひとつしかない地球Tシャツを着て、歌を流し、国際交流の写真を飾ろうかなと思います。
そして、時間ごとに読み聞かせ体験として、「はらぺこあおむし・きょうはみんなでくまがりだ・かぶ」などの英日の素語りをしてみようかな~。
詳しくは、HP「みんなともだち つながり フェスティバル」をごらんください。晴れますように・・・。
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5月も今日で終わりです。45周年の地区行事、春のママラボ会(ライブラリキャンペーン)、夏発表に向けてのテーマ決めや役決めで充実した一か月でした。
さて、ラボ活動でいつも感じること。特にこのようなたくさんの行事で感じることは、人とのつながりです。たくさんの人とつながり、話し合うことによって高められる自分自身、人と関わるからこそ広がる世界、気づき。
45周年をつくりながら、ママラボ会でたくさんのお母さまと話しながら、私自身が改めて感じたことです。
ラボっ子たちは、普段のテーマ活動で仲間と物語を深める喜びを毎回感じています。自分の意見が思うように通らなかったり、自分が考えていることが伝わらない歯がゆさもあるでしょうから、毎回が楽しいというものではない子もいるでしょうが、確実に思考は成長しています。
なんともうまく伝えることが出来ないのですが、知識を受け身で蓄える(いわゆる、詰め込み教育ですね)のではなく、感性に響いたことを自分から仲間に働きかける活動。勝ち負けや競争でなく、その場にいるみんなで作り上げる世界(ラボですね)。これからますます大事になっていくことと思います。
どうして? なぜ?
と、答えのない「物語」というものを何度もCDライブラリで聴くうちに、仲間と話し合いながら不思議なことや面白いところに気づいていけます。これは、情報を一方的に目から受け取るテレビなどとは違います。
ラボっ子たちは、どうして? なぜ?にたくさん気付きます。すばらしいね。そして、人と関わることを楽しく感じ、いろいろな子がいる中でその場にいる子みんなと協力することを学んでいます。
これから、大変なことも多くなる世の中になっていくでしょう。こどもたちは、そこを生きていかなくてはなりません。しかし、ラボで体験した人間力が発揮できるはず。底力は、ママラボ会でたくさんお話しするお母さま方もきっとあるはず。大丈夫!
さあ、6月もラボっ子たちとどんどん物語をテーマ活動して、みんなのキラリと光ることばをたくさん聞きたいと思います(*^_^*)
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ラボは今年45周年。今日は、その45周年をお祝いする地域でのイベント「坂本達さんの講演会・絵本コンサート」が行われました。
雨の中、会にご参加いただいたみなさま、ソング&ナーサリーライムと、物語の英語・日本語のすがたりに挑戦してくれた小さなラボっ子、朝から準備をしてくれた地区のたくさんの中高大生のみなさん、「雨ニモマケズ」を英語日本語で語ってくれた高大生。色々な方に、ラボに出会っていただいたことを感謝する時間となりました。
坂本達さんは、去年の国際交流の集い(結団式)で、夏にホームステイを予定しているラボっ子たちに激励講演をされました。今日はさらに講演時間が長いため、より充実の内容だったと思います。私は、外の受付に居て聴くことが出来ませんでしたが、いかがでしたでしょうか?
海外の様子だけでなく、人として大事にしていきたいことがいっぱい詰まった、優しさと希望に満ちたことばと画像だったのではないでしょうか?
正午からの絵本コンサートは、講演会場横の岐阜駅に隣接したフリースペースで行いました。
小2以下のラボっ子たちのソング&ナーサリーライムです。
そして引き続き、「きょうはみんなでくまがりだ」「太陽へとぶ矢」の英語・日本語のすがたり。
震災の地へ向けて、こころを込めて語る「雨ニモマケズ」
最後、「ひとつしかない地球」の歌は、隅で手話をやっていた高大生が、ちょっぴり飛び入りで前へ。
異年齢の子どもたちのあたたかな会でした。
たくさんのご覧になっている方々の中に、パーティのご家庭の姿を目にすると、本当に感謝の気持ちがあふれました。貴重な休日に足をお運びいただき、ありがとうございました。
また、去年までテューターを40年間され、岐阜地区をずっと支えてきてくださった篠原先生も、今日はお見えでした。背中をちょっぴり丸めながら、小さな舞台に立つ小さなラボっ子たちを眺めるあたたかなまなざしに、改めてラボ・パーティがたくさんの人によって大事なものを継承しながら、若い世代に受け継がれてきていることの歴史の厚みをしみじみと感じ、責任感とこれからの期待でワクワクしました。
10年以上ぶりに出会った方、思わぬつながりで今日お顔を見た方。すべて、人はつながっているんですね。
その後、坂本達さんは、同じ美濃尾張岐阜地区の愛知会場(愛西市佐屋公民館)で講演を行っていただいたのですが、そこへ直行。
岐阜地区会場のアットホームなお部屋と違い、大ホール・大画面です。半分の時間でしたが、海外の美しい自然の景色と、達さんのメッセージを見ることが出来ました。会場は違っても、テューターの思いは同じ。こちらも行ってよかったと思える会でした。
「フットワーク軽く!」で、すぐ動いてしまう私。うんうん、やはり「迷ったら動くべし」は、今日も後悔残さず、正解でした。
今年は全国各地で、ラボが元気になる会があると思います。地域で心を寄せ合い、力を合わせて行うこと。形はいろいろであれ、ラボへの熱い思いは同じ、そして経過が大事なのでしょうネ。
それは、テーマ活動と同じです。テーマ活動も、発表会の日が結果なのではなく、そこへ行く着くまでのプロセスや仲間とのかかわり、真剣に考え、聞き、形になっていくことが何より大事なのですから。
坂本達さんが一番強く語っていたのは、「感謝」でした。
感謝でいっぱいの気持ちで、今日を終えたいと思います。
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今日公開の映画、パイレーツ4にラボっ子OBの松崎さんが出演されているとのことです。
GWにラボママさんから「テレビにラボ出身の俳優さんをみたよ」との連絡をいただいていたのですが、今頃になってようやく詳しいことを知ることが出来ました。
詳しくは、「ラボまつざきパーティ」のHPをご覧ください。
※松崎テューターとは面識がありませんが、フェニックスさんという名前のHPにたどり着き、載せさせていただいていること、どうかお許しくださいませ。
ラボママが見たという、めざましテレビ。
http://www.youtube.com/watch?v=Vn03taDFKLI&feature=player_embedded
松崎悠希さんのHP
http://www.yukimatsuzaki.com/index.html
とてもワクワクします。応援しています。
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全国各地で、ラボの45周年をお祝いしていることと思います。できない地域のみなさんへエールをこめる気持ちで、岐阜地区は坂本達さんの講演会と並行して「ラボの45年の歴史」の展示を行ないました。
場所:JR岐阜駅 ハートフルスクエアG 1階・2階通路
期間:5月15日(日)~5月28日(土)15時
岐阜駅方面に来られた方、ぜひお立ち寄りください。ハートフルスクエアGの一階には、市立図書館もあります。図書館利用された方は駐車場が1時間無料になります。(図書館で証明印をもらってください)
1階は、図書館前ということで、ラボの宝物「ラボ・ライブラリ」の説明や資料を壁面展示してあります。
では、メインの2階の様子を一部ご紹介したいと思います。
・国際交流参加者の帰国報告B紙
それぞれのパーティから数枚ずつ、いろいろな州のものを張り出しました。ラボの交流の広さと歴史を感じます。知っているラボっ子の写真はあるかな~?
・ラボ・ライブラリの展示コーナー
地球はひとつ、みんなのいのちもひとつ。メッセージをラボっ子たちの歌声に、世界に平和が届くように願いながらディスプレイしました。
物語は、こどもたちのこころの栄養。見ているだけでワクワクします。
他にも、「すてきなワフ家」発刊記念のお人形も展示されています。
・国際交流の展示コーナー
事務局からお借りした、幻の国際交流の歴史の写真。白黒時代ですねえ。
そして現在のラボっ子たちのホームステイ体験のアルバムやお土産。他にも、ホームステイの時に偶然もらった日本人メジャーリーガーのサインボールなども見られます。
上記は展示のごく一部です。ラボっ子OB宇宙飛行士の若田光一さんの雑誌記事とラボっ子へ送るメッセージやラボライブラリマップなどなど・・・たくさんご覧いただければと思います。
ラボパーティ45周年、ラボ国際交流40周年の今年。ラボは細く長く、こどもたちの未来に向かって一緒に進んでいける活動だと思います。
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ラボは出会いの場がたくさんあります。それは、パーティのラボっ子同士であり、キャンプや発表会やひろばなどの交流行事であり、物語の中での出会いであり・・・、たくさんあります。
人を育てるのは出会いだといつも思います。出会うこと、つまり出会える環境に身を投じることがとても大事だと思います。それが好きか好きでないか、良しかそう思わないか・・、どちらでもいいと思います。まず知ること、そこでどう選択するかはすべて自分次第ですし、いろいろな人がいるな~、本当に自分の世界は狭いな~と感じられれば、一歩の成長なのでしょう。
今日は、地元の育児サークルのお手伝いに行きました。月に2回ある0~1歳半くらいまでの親子が公民館に集まる会です。ラボのお仕事があるため、なかなかいつも行くことはできませんが、自分の世界を広げ赤ちゃんから癒しの力をもらうため、時々足を運んでいます。
今日お話しした方の中に、1歳半のお子さんを連れ、4人目のお子さんがおなかにいるお母さんとお話ししました。
「長女が通っていた幼稚園は、一人っ子か二人兄弟が多く、3人目を妊娠すると驚かれた。しかし、長男を別の幼稚園に入れたところ、3人、4人の兄弟がかなりいて、自分自身が驚いた。そして自分は5人くらい育てたいと思っていたから、よかった!」とおっしゃってみえました。
そのお母さんはとても若い方なので、若いころの夢の通り、安心してたくさんこどもを産み、幸せな家族をつくっていかれるのだろうな~と、あたたかい気持ちになりました。
もし、長女さんが通っていた幼稚園に長男君も行っていたなら、また違った感情が芽生えていたかもね~、ともお話しました。
いろいろな環境を知っていると、自分のこころの声のまま素直に生きることが出来るのだな~と思います。いろいろが当たり前だから、”これもいい、それもいい”と、自分に対しても、周りの人に対しても、器が大きくなる気がします。
人が生まれることは奇跡、出会いも奇跡。だから、フットワーク軽くして、たくさんの人や物語(本)と出会い、たくさんの考えを知り、自分が選択できる世界が広いといいよね。
私自身は、普通の公立の小、中学生でした。高校も公立で自然と似た感じの人間が集まります。というか、学校という横並びの多人数なので、自分と合う子としか付き合いませんでした。
なので、ラボテューターになって、今更ながら色々な人と出会うのが新鮮ですし、ラボっ子たちは子ども時代からそういう出会いがいっぱいの中で育っていてうらやましい限りです。
まっ、でも遅くはないさっ。子どもって本当にいろいろなんだな~、ご家庭って本当にいろいろなんだな~と、いろいろが面白くて仕方ない毎日です。
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今日は長女の誕生日でした。子どもの年齢は、私の子育て歴でもあります。丸18年になった記念すべき日で~す。
そんな18歳の誕生日の今日、長女はとあるダンスコンテスト東海地区大会に出ていました。決勝進出6チームに残り、上位3位には入りませんでしたが、小さいころからダンスを始めるご時世で、中1の終わりから始めたという遅咲きにしては頑張ったと思います。パチパチパチ!
本人は意識していないと思いますが、彼女の根っこはラボだとつくづく思います。ダンスは、他のスポーツや勉強もきっとそうでしょうが、度胸・仲間との協力・表現力・素直さ・努力なくしてはできません。
仲間と協力し合うこと、自分よりはるかに上手い小さな小学生のグループには「すごい!」と素直に褒める姿、自分の今の足らない状態も受け入れつつ、一歩ずつ進んでいることにも満足している、足るを知る様子。なんともギスギスしていなくてほわりとしていて、うらやましい限りです。
上には上が山ほどいますから、将来的に大活躍とはいかないことは素人の目から見てもわかります。しかし、大好きなものを見つけれたこと、それを好きなままで継続していることの方が、私は大事だと思います。これはラボのおかげですね~。
ここまで娘を育ててくれたラボ・パーティという組織と出会ってくれた仲間に、テューターながら感謝です。(あっっ、自画自賛ではありません。念のため)
ラボは根っこを育てています。
人間として人と関わることの根っこ
ことば(英語・日本語)の根っこ
優しさの根っこ
強さの根っこ
競う事より、協力することの方が人生では大事だというのは、ラボ活動で体で学んだ証拠だと思います。
ラボのテーマ活動は、協力しなくてはできません。数字で出る評価もありません。感性で評価に近い感情は湧き上がりますが、それは次への程よい刺激になります。物語は決まった答えがありません。何を言ってもまず受け入れるのです。
これら、ラボで育つことはなかなか目に見えません。すごく大きくなって、または卒ラボしてから、じんわり気づくものです。また、人生を重ねながら、ずっと生き続けるでしょう。
スピード時代、目に見えることを大事にする時代、点数とれてなんぼの今の時代には、なかなか難しいこともあります。
しかし、必ず時代は変わります!目に見えることは、その人全体の中のごく一部です。
だれが、青々茂った葉っぱの下の人参やジャガイモの方がおいしいって最初に気づいたのでしょう?
だれが、土の下に埋まった真っ黒なごぼうを最初に食べたのでしょう?
人間だって同じです。目に見えることの評価だけでなく、その奥にあるものを信じる、見ようと努力していこう・・・。改めて振り返りながら、娘を産んだ時刻が過ぎるのを感じました。
ダンスは楽しいです。でもやっぱり、私はラボだな~。自分は踊れないこともあるけど。やってみたいダンスのジャンルもあるけど、仕事としてはラボだな~。
ラボは子どもが感じた表現や思いがそのまま形にできるし、仲間の意見でどんどん変化していくことが許される。そのグループ、そのメンバーが、物語のどこを気にするか?で、毎回違うものが生まれる。
生みの苦しみはあるけど、それって子ども時代はすごく大事ですし、子どもにそんな大事な環境を用意してあげれるのは嬉しいことです。
1人の指導者の元、いかにそろってやれるか?より、ぐちゃぐちゃ感はあるけど、子どもが「自分たちでやった!」と思えることに重きを置くラボ活動は、大変でかなり地味~~だけど面白いな。
ラボの創始者である詩人の谷川雁さんは、ラボの良さは150年たったら世間が認める。それまではわからないだろう、という言葉を残したらしいです。私がテューターをやっている間は無理ですか~?しかし、少しでも時代が追いつくと嬉しいなあ~。
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