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高学年クラス: 『ダルシン」LAW OF KELTOIとは何だろう?
先週地区合宿のリーダーをやって、『ダルシン」をどこから料理しよう?と必死にかんがえたキンタロー。合宿ではやらなかった、アイディアの一つですすめていく。それぞれとった役の人物スケッチを描く。どんな人なのかな?おはなしからわかったころ、セリフから考える「こんな人?」。それから、そのスケッチをいろいろならべてみて、人物と人物の関係、相手をどうおもっているのか?本当は心ではどう思っているのか?・・などなどをみんなで考える。いろいろ人物像をふくらませたところで、それぞれ、”そのような”人物になってTAを楽しんでみる。いけにえの羊、ルパ、オブ、くろいなりなどの動物も、役を決めてない役も、どんどんあいている人がなって楽しむことができるこのクラス。特に小学生たちの動きが楽しい。楽しい場面も想像してあそびながら、でも、自分のとった役の言葉は楽しみながらやっている。でも、いくつかでてきた素敵な詩がなかなか歌えないなあ!といいながら。
最後の”追放”のダルシンの気持はどんなものだったのか?他の助け方もできたはずなのに、ラグダの選んだ方法は”追放”で、それが、デュールのLAWだというが、何故か? 次回はそこを考えながら2話をやる予定。
コウタ君のへいぐん海の学校参加の夏活動報告。カヌーでチームワークを組んだときの話など、先日の報告会のときより詳しい話をきく。自分の経験をふりかえるということは、こどもたちにとって、大人が考えるほどまとまらないものだと思うが、スケッチブックに書きとめておくと、そこからひろいやすいもの。2年先のホームスティでも是非、貴重な毎日に起きたことを書き留めておけるといいな、と思う。長いキャンプはそうしたことへの練習になるかもしれない。コウタ君にとって、初めての感動だらけの、楽しいキャンプだったようで、とてもうれしい.
ひさしぶりのラボ。来週のNRの当番はきんたろー。よろしく。
松崎Tにおねがいして、タイのスラムの子どもたちに渡してもらった、大山Pのこどもたちの絵。7月のはじめてのWSでは、まずは、児童労働など、たいへんな状況の中にいるみんなと同じ歳の子供達のおかれている状況を知り、それが、自分達とあまりにちがうことに、びっくりした大山Pのこどもたち。そのときにかいた手紙・絵には、彼らの素直な気持がでていたが、「かわいそうなおともだちへ」「びんぼうなおともだちへ」という同情(sympathyでなくて、pityのほうの)気持ちであったとおもう。松崎Tがそのひとりひとりに、なぜ、その手紙をわたせないのかをかいてくださったものを送ってくださった。こどもたちの年齢が低いことを考えて、まずは、大学生たちが、それを受けとって,これからどんな展開をしていったらよいか、一生懸命考えてくれた。来週準備して、再来週の各クラスで実施の予定。「相手のことを本当に考える」ことはとてもむずかしいけれど、それは小さい子にも、おおきい子にも、そして、わたしにも、とてもいい機会を与えてくれる。
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土曜日高学年クラス:「はだかのダルシン」:「Dream Time」をおもいださせるような話!ダルシンは追放されて、太古からの、人間の生まれる前の記憶をたどっていくのかな? 日本の神話ににている!・・たくさんの神々、そして、「輪廻]という、東洋的な言葉がでてくる!輪廻をReincarnationっていっているけど、どういう意味なんだろう? この話はたくさんの『切り口」があるようで、ボクたちにとって、おもしろそう!”ドォルソイ”って、どんなひと?黒魔術って?
大学生も試験がおわって、今日は、夏休み前の最後のラボ。今年はいろいろな理由があって、夏休み中、ラボでは一緒に活動できないので、しばしのわかれをおしんで、2時間以上のラボになってしまった。小学生もふくめて、みんなで「はだかのダルシン」全話をたのしめたラボクラスでした。
最初に、この話の感想を述べ合った時、たくさんの疑問があったけど、「なぜ、ダルシンは追放されたのか?追放の意味はダルシンにとって、何だったのか?」ということが一番おおきかったので、そのことについて、考えながら動いてみた.すでに単行本としてでている「裸のダルシン」をよんでいると、登場人物一人一人のバックグラウンドや、つながりや、お話の展開についてがわかるのだが、ライブラリーのほうは、人物の紹介や因果関係などが、セリフに織り込まれていたり,ナレーションの中で短くのべられているので、そこが難しい。また、動いてみてはじめてわかったが、ダルシン以上に、ラグダやドォルソイたちの言葉やはたらきがおはなしの中で大きく、ラグダをやったはるかは、その聖なる言葉をとらえようと一生懸命にやっていた。また、ドォルソイの儀式とはどんなものなのか?持ち物は?Keltoiすもうとはどんなものなのか?オガム文字については「ケルトの木の知恵」の本をみたが、さて、木のことをよく知ってからでないと、意味がわかりそうにない!次回は木のことについてもかんがえなくちゃ! 小学生のコウタがカラスのオブを、キムチがオオカミのグルーを本当に楽しんでやっていた。小学生たちの体と心の柔らかさがいい。グンダー総督がどんどん悪人の顔になっていくところとか、こちらの側も表現していておもしろそう。最後にグンダーはコンラ王の「平和の木をそだてよう!」というコトバで本当にのがれられたのか?どうなったのであろうか?きになるなあ!と、グンダー役のキンタローでした。
どんどん、「気になる」ところがでてきて、どれも深めていくと、おもしろくなりそう!というみんなの意見。エピソードがパズルのようになっているので、夏休み中にもっと、聴くことにした。20周年にこのお話もおもしろいかな?という意見も。いやいや、やっぱり「ゴロヒゲ」シリーズかな?神話かな?「キジムナー」も一回やっておこうよ!(テューターはこの夏、沖縄キャンプにいって、何かさぐってきますよ!」)さあ、何に決まるのか?しっかりCDを聴いてえらんでほしい。高い山にのぼるのであるから・・。
夏休み中、大学生はNRやポエム、または、「ひとつしかない地球」の歌を訳したり、楽しみ方を考えたり、という宿題。小学生はNRの暗唱やスガタリに挑戦!20周年にむかって、つたえたいものを貯めていこう!
先日の大山PWS「海のむこうのこどもたちを救おう!」WSのエヴァリュエーションと、9月23日までの準備について話し合う.ラボッコの各ご家庭で反古紙を集めるご協力をおねがいした。ハルカが合宿の時に小学生たちに23日の準備のことについて、説明する予定。たくさんの約束をして、Have a Nice
Vacation! とみんなとしばしのお別れ.
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夏休みラボ:「みんなでお話をきいておはなし日記をかこう!」会
3歳から5年生まで。夏休み、みんなでおはなしきくのもたのしいよ!というわけで、畳の集会室であつまったのは23人.テーブルの上にお話日記をひらいてすわったら、おしあい、へいあい、ぎゅうずめになったけど、小学生一人がおにいさん、おねえさん役になって、幼児と組んですすめる。3歳のみんな、ちゃんとすわっておはなしをきいてられるかな? なんとか「ダルシン」の二つのおはなしと、みんながえらんだ「セロひきのゴーシュ」を聴いて2次から5時までがんばってしまった。途中のおやつタイムが一番たのしかったけれど。いつもと違うメンバーで、年齢もいろいろだったのが、たのしかったようす。ちょっと、にぎやかでも、複雑なナレーションにもしっかり聴き耳をたてていた幼児の子、聞いた様子をどんどんノートや紙にかきまくって、50枚はかいてしまった子。「ちょと!みんなうるさいよ!!」といいながら、CDに耳をつけてじっくり聴く子。ひっくりかえりながらも、ちゃんと聞いていた子、途中でお昼ねしちゃったけど、またはりきって絵をかいていた子・・。おうちでも、こんなふうに楽しんできいてほしいなあ!
「はだかのダルシン」:
Mother Treeをつくろう!ーーブルーノ・ムナリの「木を描こう!」という本 を参考にして、色画用紙を手でちぎりながら、木の手である枝と、地に張っている足である根っこをつくって、自分だけのマザーツリーをノートにはってみた。葉っぱをかいたり、あつまってくる動物をかいたり、木って、いいなあ!
「ダルシンの国、はどこ?サイスナックの国は?DRAGONISLANDをさがせ!」
小学館から既刊の「はだかのダルシン」に載っていた地図をもとに、さがしてみる。あれ?この島はどこかの国のかたちににているぞ!
ダルシンの友、オブをつくろう! 黒い折り紙でそれぞれに創作。オブ=黒曜石ってひかっている石のような目をつけて。ノートにはって、オブのそばにダルシン、そのまわりは?・・そう、森!をかいて、それからおはなしをきいて、オオカミのグルーもかいてみよう。オブがとてもすてきにできあがって、ノートになんかはるもんか!と、自分の肩にとまらせようとしている子も。
最後に竜の島と描こう!で、3歳のこどもたちは「?」。みてないから、かけないよ!といっている。おはなしから聞き取れないようだった。小学生は紙をつなげて、大きな竜をつくった子も。でも・・島なんだって!どんなふうになっているか、おうちでもう一回きいてこようね! 竜の島のちず、たのしみにしているよ!
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おかあさんとラボを楽しむ『ママラボの会・第2回め」
おうちでみんなでライブラリーをたのしんでくださり、行事のお手伝いもご協力して、こどもの状態のいろいろなときも、いつもこどもたちを応援してくださるお母様がたにテューターとしていつも感謝しています。マザーグースの会や、ラボクラスのおわったあとのおかあさんとへのお知らせなど、おかあさま方とコミュニケーションをとれる時間は本当に大切にしなくちゃ、とおもいます。
でも、短い時間のなかでいつも何だか一方的なインフォーメーションのようで、もっと、意見を交換したり、おかあさんたちのこともしりたいなあ、とおもっていました。子どもたちを“共に育てる”ためには、おかあさんたち、お父さんたちと、ラボの物語、交流活動で育つものに”共感”と“感動”をもっていたいなあ、とおもっています。そこで、先月より、月一回のママラボの会をひらいています。前回はお一人、今回は3人の方が集まってくださいました。地道ですが、できることを発信していきたいので、是非、ひとりでも二人でもふえてくださったら、どんどん楽しい時間になるとおもいます。
前回は国際交流の様子について、(こぼればなしも!)今回はSBでおおいにもりあがったと、「さけ、はるかなる旅の詩」をたのしみました。「動いてみると,このおはなしのメッセージがつかめるようになった」「命をはぐくんできた親としては、生命のつながり、や、死が無駄なく次の命をあたえていくことに感激!反対に人間は何て生活してるんだろうとおもった。」「こどもたちは、大きくなっていく、旅にでる、たくましくなって強いサケになっていくところに、自分をかさねてたのしむのでしょうか?」・・・みんなでたくさんの発見をした。スーザンポイントさんの絵(彫刻)と、音声の素敵さを挙げてくださったお母様たち。「小さい時にこんな作品にであうことができるなんて、とてもすごいことですね!」というご感想でした。
次回は九月の第2週の火曜日を予定しています。
火曜日がらがらどんクラス:
「サケ、はるかなる旅の詩」
こどもたちにこのおはなしを聞いた感想をきく。でも、いくらやサケをたべた話とか、うーん、ちょっと、わからないところがあったなあ・・。とあまり活発な感想はでない。だが、すでに、大学生とこの話をたのしんだあやのちゃんとコウタくんは、とってもおもしろかったので、はやくやりたくて、うずうずしている感じ。
「みんな、生まれる前のこと、うまれたときのこと、この世界に出てきた時のことをおぼえている?」NO!。 「じゃあ、どうだったんだろうね?このおはなしでは、サケの卵になって、もう一回「生まれ」てきてみる?」「ええー!? いいよ!」。 それぞれ、好きな色の色画用紙に、自分が入っている“サケの卵”の絵をかいたり、そこからみえるまわりの景色をかいたりしてたのしんでみる。きょうは、一人として、お隣の真似をしたりしないで、一人一人違う自分の世界がかかれている。それを部屋中にはって、この部屋がCold,clear,waterの中だとおもって、それぞれの場所で卵になって”その時”をまつところからスタート。みんな夢みるような顔をして、ふわふわ、ごろごろきもちよさそうな卵たち。天井のあたりのゆきが消え、氷がわれて、光がさしてくるかなあ、とおもったら、それぞれの生まれ方でうまれる。今日はいつもとまるでちがって、みんな生まれる時を自分できめるので、CDに耳をすませてよくききながら動く。うまれたとたん、コウタくんおマスにたべられてびっくりするみんな。隠れるところをさがして、また、いつもみたいにおおさわぎ。それから、何人かで、根っこのシェルターをつくって、もぐりこんでは、また、こわい外の世界へおでかけ。かわせみにやられたり、大変!なんどもいきかえりながら、たくさんのサケの稚魚になれて楽しんだ。来週はキャンプで楽しむ「妖精のめ牛」をたのしむので、今回はこのおはなしの導入部しかできなかったけど、夏休みに,たくさんのこどもたちが、「サケの一生」のことについて、しらべたり、絵にかいてきてくれたら、九月には川を遡上するサケになって、最後までたのしめることとおもいます。
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『妖精のめ牛』:EDWINって、たのしい人だね! sense of humourってこれかな?
SB:GreenGreen小学生の二人が学校でうたっている「みんなのうた」の本をもってきて、
日本語で歌ってくれる.。日本語では、「ぼく」は5才ぐらいかな?パパの思いでと自分の成長につれて、パパの言葉の意味を知ることになる、という歌。ちょっとなけちゃうなあ!英語のほうは、自分の生き方(すごい生き方だけど)とあこがれを 丘のむこうの緑の草原へのあこがれにこめて、うたっている感じ、と発見。来週の交流会では1・2・3番をふたりづつパートに分けてうたい、最後は楽しく(コウタ君風に)おどって歌うことに決まる。『ケグリ』とともに、キャンプでうたって、おどれるよう、このクラスがみんなに教えることにする。今回のふりつけは、シンプルで小さい子にもおどれそうで、楽しい。
「妖精のめ牛」
ウェールズって、どこかな? ケルト民族って、どんな民族? ニコルさんは、
ケルトと日本の神話が似ていて、それで『国生み』を手がけたときいている。自然を大事にする民族かな? 『ケルトの木の知恵』の本をみんなでみてみて、イチイをはじめ、いろいろな木についてのケルトのひとたちの考え、信仰があったのを知る。「じゃ、エドウィンのほっていた木のスプーンはどんな木でできてたのかな?きっと、恋が実るという木で一生懸命彫っていたのかなあ?」(はるか)
この話のおもしろいところは?:「エドウィンが自分のさじや、斧について、たのしい作り話がとってもおもしろい。エドウィンって、おもしろい、人だとおもった。」(はるか)。 「妖精にだまされたのか、だましたのか?どっちなんだろう?」(きんたろ)。「妖精は、エドウィンにかけていたんじゃない? だって最後に湖の女神様にそういっているよ。エドウィンはなまけていて、しょうがないやつだけど、もしかしたら、一生懸命はたらくようになるかも、と思って、それで、賭けにでたんだよ。だからずっと、エドウィンのこと見ていたんだ。」(コウタ)。というわけで、
コウタくんは、緑の目の妖精をやったあと、カーテンの中からずっとエドウィンの働きブリというか、かわりようをみていた。エドウィン役のよういちろー、なかなかはまり役。エドウィンのほらふきばなしに、コウタの妖精の「I Don’T Belive you」
の言い方がおもしろい。Mog や Gwinの役柄も楽しい。最後の場面でつぎつぎと白い牛が湖にきえていくところもおもしろかった!(あやの) 妖精が女神に「つねづねおっしゃっていたとおり・・」といっているところから、女神様はわかっていたのかな?(はるか) 「サクソン人」ということば、ケルトのひとにとって、どんなひとだったのか?(きんたろ) 歴史や、サトクリフの歴史小説の『ケルトの白い馬』をよんでみよう。
来週は交流会。そこで行なう,「アジアのはたらくこどもたちをかんがえるWS」のことについて、大学生と話し合う。22は、試験中なので、お休み。そのあと、29日にはラボをやる予定
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土曜日高学年クラス
The SONG OF THE SALMON 「サケ、はるかな旅の詩」にぞっこん!
夏の交流会でのWSの話合い
SB:”Green,Green" 小学生たちはよく、学校でうたっているらしい。好きな歌だそうだ。でも、意味は英語のとはちがうね。ママがパパになっていたり・・・。今日は英語でなんといっているのか、かんがえてみる。この主人公はうまれたときから、『遠くへ旅する」ように、運命づけられてるのかな?アメリカにホームスティした大学生たちは地平線のあるアメリカの広大な景色をみたら、『そのまた遠くへ、まだ見たことないところへ」いきたい、と思う気持がわかるよ!!という。小学生たち、将来のホームスティで是非みてきてよ!
「サケ、はるかな旅の詩」
小学校で、鮭を卵から育てて、近くの多摩川に放流したことがあるあやのちゃんと、コウタくん。どんなふうに、たまごから鮭が生まれて泳ぎ出すのか、など、説明。卵のときも、中の目のついた稚魚が体を動かすと、たまごがういたり、うごいたりするらしい。
1-4まで、ききながら、クレパスやパステルで、各自、水の中の絵をかいてみる。うまれてくる鮭のあかちゃんがすぐたべられるよう、小石に緑の藻がはえてるんじゃないかなあ?と、かくコウタくん。氷の隙間から漏れてきた日の光があたって、目をさますところの、金色の卵を書いたキンタロ。卵の中で黒い目が現れたところで、その目で水の中の世界をみているのじゃないだろうか、と、興味しんしんの目のついた卵がかたまっている様子をかいたはるか。
一つ一つがとてもいろいろな、きれいな色をしているという、あやのちゃんの
卵。これからもっと、つづきをかいてくる、とのこと。
水の中でみえるいろいろなものが見えてきた!
さっそく、4から、動く。大学生たちが稚魚を取り巻くいろいろなものになる。大学生たちは、英語をきいて、動こう!小学生が鮭の稚魚になって、本当に40分、必死に泳ぎ、逃げて、広い海をおよぎまわって食べて食べておなかいっぱいになったり、川をのぼったり、水にあらがったり、卵を生んで、力つきて、水に流されたり、・・・本当にうごきっぱなしで疲れたけど、おもしろかったなあ! 『何回も何回もたべられちゃうところをやったけど、どんどんたべられちゃって、にげまわって、なんかかわいそうになった。」(あやの)
『親からこどもへ、つぎつぎと、つながっていくんだね。」(コウタ)
「「二千匹に一匹がやっと、生き残って、卵を生むらしい。すごい!」(キンタロ)「二千匹に一匹だけが生き残って、その一匹が次の命をのこすの?人間が昔から鮭に頼って生きてきた、といっていたけど、こんなたくさんの鮭が命を落として、命がつがれていくなんて、すごいと思う。(はるか)」「
"There was no waste in their death".
Hey,swim away,♪~の詩が頭から離れない。みんなで歌いながら動いた。
最後に、真っ赤になった腹をかかえて競い合って川を上っていく秋の河口のカナダの鮭の写真。星野道夫の「クマよ!」をみんなで見てみる。丸々太った鮭を捕まえて食べる、クマの親子。広大なアラスカの自然の中で。
以前、シャペロンでカナダのバンクーバーにいったとき、人類学博物館をたずねて、鮭やクマのたくさんの彫り物をみたとき、アイヌの人々ことをおもいだした。環太平洋圏で、鮭の恵みを共にわかちあってきた共通の祖先たちを思った。
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火曜日がらがらどんクラス:reaching out to Me! 私たちに手をさしのべてるのは? deffernt in walk and ways--ちがうところ、おなじところは?
SB:ソングバーズ係りのこうたくん、「これ、みんな知ってるか?」ソングバーズ:the Bus, 3 Little Speckled Frogs, 高学年クラスでやった
"If i had a Hammer"をやりたかったけど、もう一度準備して、こんどやりなおし。うたえるようにして、みんなに意味をおしえてあげられるようにね。
NR:There was a crooked Man(曲がり男が曲がり道いき・・)
みんなでCDをきいて、音やコトバをききとって、どんな歌かかんがえてみる。知ってルコトバがいっぱい。おもしろい音もいっぱい!それからうたいながら手あそび。
「ひとつしかない地球」:
日本語と手話はみんなたのしくできるようになったので、英語で。歌えるんだけど、本当はどんな意味なのかな?みんなでみつけたコトバをかきこみながら、考えてみる。reaching out to me"はどんなことを意味するのか、ジエスチャーしながら、かんがえてみる。「もうすぐ、とどきそうなとき?むこうに見える時、だれかが手をのばして、呼んでいるのかな?」「自分に手をのばしてくれている人はどんな人だろう?ーぼくににてる人!同じくらいの女の子!・・」。それから、外国の友達と私達、どこが同じ?どこが違うの?をかんがえてみる。それから、「海のむこうで涙をながしている人たちって、どんな人だろう?」に「戦争や災害!」(洸太くん)「ポスターにかかれていたけど、戦争で苦しんでいる人たちがいるって!」(ゆうじくん)。土曜日に起きた、インドネシアの大地震でがれきになった家の下から家族を救おうと手で一つ一ついしをどけている人たちの新聞の切り抜き写真をテュターがもっていったので、みせてはなしあう。来週までに、ニュースや新聞、本からさがして、
もってくることを約束する。たくさんのことに気付いてほしいなあ。
「きてれつ六勇士」:かんがえてきたこと、きづいたことを書いてきた子はよく、おはなしをきいてきたようだ。早くこのおはなしやりたくて、うずうず!
役をきめて、今日は途中までしかできない。二つの王国にわかれておおいに、
たたかうところから、スタート!だんだん仲間がふえていくが、それぞれの歩き方を工夫しながら、行進してたのしんでいる。びた銭の"3円”はいったいどうしたのか?という疑問がでる。「王さまにもらったけど、何も買えない!」というのと、「最初はもっともっていたけど、お金つかうばかりで、たった3円しかのこらなかったよ」をいう意見も。今日はお休みがおおかったので、来週もこのお話、最後までたのしむことにする。まだ、こまかいところはよく聴けてないので、よくきいて、発見してこよう。いいたいセリフ(早口でもがんばる!)をいえるようにしてこよう!のふたつを約束。
「ことばの宇宙」にSLにのりにいった大山Pのレポートが載りました!たくじくんの絵、すてきでしたね。今日お配りした、DVD是非ごらんになって、2日の松本会長との父母会にご出席ください。
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C.W.ニコル氏 講演会 「大地とともに生きる勇気を」
ーーウェールズの森、カナダの川、そして日本の明日ーー
大山Pのお母さん方3人と一緒に聴きに行ってきました。
こどもたちにも、是非きいてもらいたいおはなしでした。
十七歳で故郷ウェールズをとびだして、「たぬき」のおはなしのように、
世界中を冒険し,ラボッコに『ワフ家」「たぬき」『国生み」をはじめ、たくさんのライブラリーをとどけてくれた作家のニコルさん。「ぼくはウェールズ系日本人だよ」という日本人より日本を愛しているだろうニコルさん。「ボクは人間にみえるけど、ホントはクマです」とおっしゃるように、たくさんのものを育む大自然や大地のように大きな体のニコルさん。語り口はあたたかく、ユーモアに富んでいてニコルさんからもらったメッセージは、未来にむけて私たちは何を今すべきなのか、私たちと子供たちはどんなふうにいきていくのか、を教えてくれた。そして、この夏発刊されるニコルさんのライブラリー「゛DURSHIN THE NAKED PRINCE”(「はだかのダルシン」、「鮭ハルカなる旅の詩」「妖精のめ牛」)にこめられているニコルさんの熱き思いに、はやく子供たちとともにふれたいとねがいました。今回のライブラリー制作に関しても、ラボは本当に世界一流の俳優、音楽、絵、プロデュースをしてくれたことをニコルさんはよろこんでいました。ます、ます、ライブラリーが楽しみです。
ニコルさんが来日したころは日本には、イギリスやヨーロッパではとっくの昔に失われてしまった里山の自然や、手付かずの自然がちゃんとのこっていて、人々はその自然の恵みに浴して生活をしていた。でも、昭和の高度経済成長期の乱開発で、日本はその大事な自然を捨ててしまった.でも、子供たち、私達が『何を失ってしまったか」を意識することができれば、もう一度、やり直せる。かつて、炭坑であれはててしまった故郷ウェールズが人々が木を植えることによって,緑をとりもどし、鮭ののぼる川をとりもどしたように。
鮭が川をのぼり産卵する。それをクマが食する、そのことによって、その大地がどんなに栄養分にとんだ土地になるかも、説明された。
『生き物は全部サイクルの」中で生きている」このことを、こどもたちが学びながらそだっていってほしい。
『生きること」
「未来を信じること」
「他の生き物とくらすことに、誇りをもつこと」
ニコルさんは、この目に見えない大切なことを、物語を通じてラボの子供たちに学んで欲しい。ラボはただ英語をまなぶだけじゃないから、
learning Life! Love Life!を学んで、
そして、コトバに魂をこめる。
この世界を愛とこどもたちの笑顔でいっぱいにして。
ニコルさんのこのことば、大切にしていきたいですね。
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火曜日プレイルームクラス:今日はプレイルーム修了式と「はるかぜとぷう」お花見遠足!
おはなし日記には、たくさんの「はるかぜとぷう」の絵がかかれていました。
見えないものが見えて、想像できて,それになっておはなしの中であそべるようになったこどもたち。4月から幼稚園がはじまるプレイルームの子供たち。今日はテュターから、クラスでの写真入りの”修了証”をもらってうれしそう。でもクラスでの今日の「はるかぜとぷう」は春の嵐のように男の子も女の子も大暴れ!最初のかしの木ホテルでは”すっかりつかれて眠っていた゛のですが、゛WakeUP!"のあとは、部屋の中をぐるぐるぐるぐる大暴れとおおげんか。あまりにすごかったので、桃色ピンターズときいろホッペタ-ズに別れてけんかごっこをしました。でも、”Hey!"゛TakeThat!"といっているうちにまたまたおおげんかになりました。やれやれ・・。でも、ちゃんと、ライオンになって、自分たち、悪い風の子にむかって、”QUIET!!!"。
クラスのおわったあとに、桜が満開になっている我が家からみえる山の公園へみんなでお弁当をもってでかけ、暖かい春の午後を外であそんでたのしみました。風ではらはらとおちてきた桜の花びらをひろって、「ね!とぷうだよ!とぷうがとんできたんだよ!」とうれしそう。
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水曜日グルンパクラス:ちゅうちゅうのおはなし、じぶんたちの絵で描いて来たよ!
ちゅうちゅう、どこまでもおいかけるアーチボールドたち?
水曜日だるまちゃんクラス:ちゃんと動く転車台をつくって、すごい操車場をつくろうよ!
今日はひろーい集会室で思いっきり!
水曜日グルンパクラス:
本:「おさるとぼうしうり」:表紙の絵が今度は反対にぼうしうりのおじさんが木にのぼっていて、おさるが下にいたのでみんなで大笑い。
SB:ごうくんのSB“ABC”
My balloons, There’s something in the garden.,
Skinamarink(ひとつしかない地球)
跳ね橋をとんだところ、古い線路にすわりこんじゃうところ、たくさんのおはなし日記の絵がとてもみんなでうごいていくのに、話題になる。今日はかいとくんが、おはなしを何ページにもわたって、いろいろな場面をかいてくる。最新式のおおきくて、すべすべのお鼻の特急の電車がたのしい。みんな、ロマンスカーに乗った、とか、新幹線良く乗るもん!とか、急行列車すごかったよ!とか、たくさんおしえてくれる。それで、「最新式の汽車ってどんなのかな?」ときくと、『速い! 長-い!つながってる!』。最新式がでてくるところの音楽がおもしろいから、アレに合わせてやってみる?うん!
今日はいつもとちがって、ものすごく大きな部屋なので、自分たちで小さい駅、大きな駅、跳ね橋、を決めてスタート。海音くんがCHOOCHOOになって最初からはしりだしてしまうので、みんなにみてもらえるように、止まってやってごらん、と声をかける。
他のみんなは大きな時計をさげて、みんないそがしい、あーちぼーるどになる。かいちゃんにつながって、ちいさな駅からおおきな駅へ。 コーヒー店に3人がいるとき、ちゅうちゅうがにげだすところはひとりひとりかんがえてうごくが、そのあと、ずっと、3人がおいかけて、ちゅうちゅうだかなんだか全くわからなくなる。そのあと、跳ね橋をみんなでやって、やっと、ちゅうちゅうだけになる。今日ははじめてみんなでふるい線路をつくって、
みるが、じぶんたちがその線路をいきたいようす。また、炭水車もおっこちるところだけの炭水車で、ちゅうちゅうのかえりを待つというアーチボールドになかなかきづかないようす。来週の合同Pで、他のクラスのをみて、そこのところを何かきずくといいと願う。
今日で諒ちゃんは引越しのため、みんなとお別れ.。とてもちゅうちゅうをがんばっていたので、是非、次のパーティーでも、たのしいちゅうちゅうをやってね、と願う。
水曜日だるまちゃんクラス:
本“RHYOLITE-ほんとうにあったゴーストタウンのおはなし”
ふるい線路、昔はどこまでいっていたんだろう? ゴールドラッシュに栄えて消えた
町のおはなし。人や金をはこぶために、線路をひいて、汽車を走らせるところもでてきた。
SB:Tisket & Tasket
今日は後半のところをみんなでかんがえているうちに、たくじくんが、「転車台をつくろうよ!本当にうごくやつ!」4人で細長く手をつなぎ、そこに、ちゅうちゅうの5人をなんとかおしこんで、ぐるり、ぐるしとまわる。そのまわりに、汽車は「こんなかんじで」と手をのばして、おしりをうしろにぐっとひいて、車庫にはいっているようすをあらわす。Tにとってはとてもおもしろい!とおもうが、他の子供たちはあまり、自分にイメージがないので、よくわからない。今度のSLにのりにいったときに、見てみよう!役を確認して、はじめからスタートするが、後半のほうは、集中力がきれたのか、みんな一応の形だけつくってみたりで、ちゅうちゅうが戻ってきたうれしさにつながらず。「何か足りなかったなあ!みんながおはなしの中を走ってないなあ!」というと、「心」などと小さい声で言ってみる子もいるが。丁寧にジムたち、ちゅうちゅうの気持をおわないとだめかなあ?と思う。航平くんが、「転車台にのせてみてたときの気持はね・・どうか、怪我してませんように!だよ」とみんなにおしえてくれる。
みんなの気持がこれに近づかないと 最後の場面はストンとおちないようだ。
来週の見せ合いのところは、前半をみせることにする。おおぜいいるちゅうちゅう、どうやってはしらせるか? おじいさんだけやる、といって、それまではでてこないTちゃん、おはなしの時間でみんなで支えて生きてみることがわかるといいな、願う.。
広い部屋でやってみたが、小学生は自分たちでどんどん考えて動いていた。みんなで声をかけあって動けるまでみんなでガンバッテ欲しい。
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