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「西遊記」The Westward Odyssey にとりかかると同時に
小学生クラスでは
2月いっぱい 毎回”数字”をとりあげました
CDの操作をまかせているので 誰でも twenty くらいまではOK、
そうしたら その先はすこし教えればすぐに言えるし使えます
「180まで到達したら3分数えられるようになるわけだから
みんなでカップラーメン食べようか」
必ずしも高学年がリードするわけではないのがおもしろいところです
頭ではわかっても 間違ったらイヤだとおもうのが高学年、
そんなことは考えないのが低学年、
間違いを恐れないでどんどん言える子がひっぱって すすんでいきます
1回に30くらいずつ 3週間くらいに分けてどんどん進み、カップラーメンミニサイズを手に入れました
選ぶ目も真剣そのもの!
だれからともなく言いだして、リード役だった小学3年生から選んでよいことになって 感心させられました

真剣に「西遊記」”The Westward Odyssey" にとりくむ時間と すこし息をぬいて英語に接する時間とを バランスよくもてたとおもいます(^_^)
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都立高校入試の発表がありました。
ながーく くらーいトンネルみたいだったことでしょう。
保護者にとっても、これほど長いものかと感じた一年でしたよね
どこのパーティでも
「おめでとう よかったねーー!!」
「ざんねんだったけど 決まったところがいちばんだよね」
といったことばが交わされる季節です
熊澤パーティでも 志望校に受かった報告をしてくれました
「試験おわって 西遊記のCDきいてみると、試験にでてきたような英語がいっぱいあった
もっとまじめにラボやっておけばよかった」
。。。だそうです(^^;)
「ラボのやりかたは王道だからね!」とにこにこ顔で答えました
この先もずっとそうおもってもらえるように
研修に研修をつんで(これがなかなかハードで大変です、ほんとに)
新鮮な切り口でとりかかれるようにしておこう!と思います
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2月末 チケットを買ってわくわくしていた大学生わかもの発表会に行ってきました(^^) (^^) (^^)
今年は 中部地区の大学生たちが実施してくれて、愛知県は蒲郡にての開催です
前泊では もと蒲郡でラボパーティをしていてたテューターに引き回してもらいました。
20年蒲郡でラボを展開し、京王多摩地区へ引っ越してらしたテューターです
地元に帰って元のラボっ子たちと交流したり 保護者のみなさんと背中に手をまわして体ごとなつかしい思いを伝えあっていたりして
長くやっていらした重さを感じました
発表会の日はどっぷりとひたって楽しかったです!
とくに印象的だったのは 神奈川支部大学生たちの「ジュリアスシーザー」
群衆たちのたたみかけるさまが 間髪あけず力強く、おみごとでした
こちらまであおられそうな気持ちになりました
「群衆」というのは 役よりセリフが少なくてラクなように見えるけれども
やってみると難しくて厳しいものです。それがとてもしっかりしていました
今年はシェイクスピア生誕400年を祝って
ラボでも「ハムレット」「夏の世の夢」を発刊します。
それでもまだ、なんとはなし自分とは遠いものとおもっていた「シェイクスピア」。。
熊澤パーティの20周年のとりくみに シェイクスピアはどうだろう。。。
帰りの新幹線ではそんなふうなことまで考えてしまいました
関西支部大学生たちの「プロメテウスの火」は 去年は東京支部大学生がとりくんだなあと思い出して、楽しく拝見しました
オスカーワイルドの「星の子」や宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」など 自分たちで英語をくみたてて音楽をつけたものも いろいろな工夫があってひかれました
さいごに、東京支部大学生による
「聖なる大地とともに歩こう シアトルのことば」
これは ネイティブアメリカンの酋長シアトルのスピーチをCDライブラリーにとりいれたものです
自然への畏敬や「平和のほうがいい」と語る 酋長シアトルのことばには
ニュースをみればテロといった文字の踊る、このところの世界情勢を感じないわけにはいきませんでした
会場にいた全員がそのような連想をしたのではないかとおもいます
それは、かれらの発表がスピーチとしてしっかりとしたものだったからでしょう
こういったメッセージ性の強いものを選んでくれたことを誇りにおもいます
War after war was fought.
Much blood was shed.
This should not be repeated.
We would have everything to lose and nothing to gain.
Young people think revenge is gain, even at the cost of their own lives.
But old men and mothers know better.
We prefer peace.
とてもしみた一節です
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くまざわパーティが所属する東京支部京王多摩地区では 小学5年生から大学生までが月に一回そろう機会があります。
ジョン万次郎が無人島でその船にひろわれ ハワイをへてアメリカまで航海した船
「ハウランド号」にちなんで 「ハウランド」と呼んでいます。
2015年度は私と もうひとり石本テュターが担当をつとめました
今年は順調なスタートだったとおもいます
意欲のある高校生が中心になって 船長さんも決まり、学校行事部活などで休みはありながらも、それをフォローするだけの人材がそろっていました
高1の参加もじゅうぶんにありました

春は昨年度実行委員だった2年生がタグボートになって、それにひかれてゆったりと湾のなかをすすみました
外で運動会をしたときは 大学生がけっこう運動できてびっくり!でした
テーマとなるストーリーを日本神話より「わだつみのいろこのみや」と決めました
夏は穏やかな内海さながら、実行委員高校生たちは調べたりもしました
ストーリーの最後にでてくる「隼人舞い」も調べて実際に踊ってみたりもしました
いよいよ秋には 思い通りにすすめない外海へ
冬1月の合宿では 涙もありました
発表直前、役の小5が親戚が危篤とのことで降りざるをえなかったこともありました。
本人は「ぼくは発表に出たい、がんばってきたからやりたい」と言ってくれましたが、
そうはいかなかったです
自分で70人の仲間に伝えましたが 涙で最後までは言うことができなかった。。。
見送りのときの仲間の拍手が 彼にとっては舞台の拍手の代わりになりました
ここまでくると どのパーティでも言えない英語をクリアする練習などもあったのではないでしょうか。
くまざわパーティでも個別に居残ったりしました
2月7日発表会の朝は どの地区も早くから集まって声出ししたりすることからはじまり、30分の発表はあっという間に終わってしまいます

発表をおえ、
さいごの船長あいさつは
「一年間, やるべきことはやったとおもいます、ありがとう!」
「2016年度の船長にも ついていってほしい」
そして
「解散!」
担当テューターの目に見えないところで たくさんのものがたりがあった1年だったことでしょう
私自身は「船長のしっかりした船は沈まない」のだと改めて思ったし、たくさん学ぶことがありました
前に2回 高学年活動を担当したときは こんなふうに「学ぶことが多かった」とは思わなかった。。。
私自身も 子どもたちから学べるまでに成長したのでしょう
この一年のハウランドでの学びを パーティのクラスに活かしていこうとおもいます
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大学1年生のラボっ子が 留学することになったよ
と小学生クラスに報告したのが 2015年の秋。
「お金がない~」「わーおこづかいどうしようーー!」って言ってるよ。
と、留学先がアメリカであることや 州のことを話したあとに言いました。
すると 小学生クラスの3年生が
「じゃあ カンパを集めてあげようよ」
いつもひと一倍小学生のことを気にかけながら ラボ活動をしている大学生ですから
小学生にも人気があります。
クリスマス会のために集まったときに
保護者にお声かけをして ちゃりん、ちゃりんと集めたお金を
2016年夏にホームステイにいく中学生に 日経新聞といっしょに
「ハイ」とわたします。
「え、なにこれ?」
「新聞なんて読んだことないでしょう、読まなくてもいいから見てごらん。
円ドルレートがちっちゃく出てるから さがさないとドルに換算できないよ
留学へのプレゼントだとおもってがんばれ」
えーだのムリーだの言って持ち帰り、
最終的にはお父さんお母さんに泣きついて
日経新聞のどこに レートがあるのか教わったみたいです。
すったもんだの末 ドルに計算できて、
それに私がポケットマネーから足して
合計30ドルになりました
少ないけど、ほんとに気持ちがこもっています。
1月なかばのころ「おみやげはいらないから、自分のために使ってね」
と中学生から手渡されました。
その大学生ラボっ子は
準備のため ひと月やそこらはラボのクラスをお休みするかとおもいきや
結局休んだのは1回だけ、
自分が抜けたあとの 「西遊記」を心配してくれたのでしょう
できうるかぎり前へ進めてからの出発でした。
1月末日、ラボの大学生の仲間や 大学の友だちに見送ってもらって
成田を飛びたっていきました。
小学生の言いだしたカンパに こころよく応じてくださった
ラボの保護者のみなさまに お礼とともにご報告です。
いま はや2月のなかばになり、フェイスブックに 留学先での楽しい笑顔がアップされるようになりました。
いままでとんと縁遠かったフェイスブックを
これからはちょくちょくのぞくことになりそうです
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季刊誌「ゆりかもめ」(東京支部大学生発行)
この季刊誌は ラボっ子大学生の目線で英語がとりあげられていたり
ホームステイの体験談があったりするので 小学生にも面白いとおもって、
クラスの前後でひろげています
秋号に 英語クロスワードパズルがあって
おもしろそう
と思いつつ、高尾山猿園やクリスマスがあって 通りすぎてしまっていました。
今回冬号をひらいてみると 「あった!今回もクロスワードが!」
小学生クラスによびかけて 各自にコピーを用意してスタートしたものの なかなかハードなものでした!
♪ Christmas is Coming
♪ The first day of Christmas
♪ Joy to the World
♪ Rudolph, the Red-Nosed Reindeer
♪ Jingle Bells
といった歌からの出題には そのつど全部歌って歌詞から答えをさがしだし、2週間かけて クリアしました
12月に歌ったりしているものがほとんどだったから 快調な出だしでした
残るはストーリーからの出題です。
でもこちらは、「答えは たんす? Wardrobe じゃない?」
とおもっても、その場でしかと確認することができません
"Little House on the Plairie" 「大草原の小さな家」
"A Surprise Visiter" 「ぐりとぐら」
"THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE" 「ライオンと魔女とおおきなたんす」(ナルニア国物語)
といったストーリーからの出題を
私からのヒントもつけて 手分けして持ちかえりました
クラスの前後に時間をとりながら ひと月以上かかっての完成です
メールでの投稿のときの送信ボタンは 大活躍したスタバ(小4)がぽちっ!
季刊誌編集者からのリターンがあるのかな?
つぎの春号に「くまざわパーティ」とのったりするかな?
小学生クラスあげて 楽しみにしています
ラボの東京支部の大学生たちの活動は 右下ブックマークのらんの
「ラボ東京支部大学生 ゆりかもめ」
に詳しくアップされています
ぜひ一度はのぞいてみてくださいな
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会場が近くなので 成人の集いのときはちょっと遠回りして会場のまわりを通るのが好きです
今年もたくさんの成人たちが集って、スーツ姿が頼もしかったです
振袖すがたがとても美しかったです
自分が20歳のころってどんなだったでしょう
まだまだ霧のなかを歩くようだった気がします
くまざわパーティから 今年もふたりのラボっ子が成人の日を迎えました
ふたりの晴れすがたを見ることができて
ほかにもたくさんの晴れすがたを見ることができて
こちらまで若返った気がします
今年は選挙がありますね
若い人たちのことを考えて投票しなくちゃいけないと強く思いました
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中1のふたりが参加してきたので 感想をききました。
3日目プログラム Do you like English? yes
のコーナーで 国際交流で使えそうな英語をたくさん知ることができておもしろかった
ふたりとも 3日目プログラムがとても印象にのこったようです
集雲堂にはいったら、同年代の参加者が多くて驚いた
国際交流に出かける子たちがこんなにいるんだ、とびっくりした
なんだか安心な気持ちになったのと、だんだん実感がわいてきた
一日目は、なんだか盛りあがらないロッジだとおもったけど シニアメイトを中心にして仲間になっていって さいごはほんとうに別れるのがつらくて、
でも成田空港で会えるかもしれないとおもうから キャンプにきてよかったとおもった
ゆーきんのように 国際交流のなかまと キャンプで再開した子もいる。
キャンプのなかには毎回ちがうドラマがあって
にんげんっていいなとおもわせてくれる気がします
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クリスマス ミニ発表会をしました
府中の3つのパーティがいっしょに運営して
80人くらいの おおぜいで楽しいクリスマスになりました
ゲームあり
ランチあり
ゲームののこりの風船を中学生高校生大学生がペアで割るゲームでは頭突きまで!
キャンプソングでは ねこばす(小5)も活躍
小学生クラスは 「西遊記」をはじめていたため
英語のあいさつのやりとりを
園児たちは(風邪や実家にかえったりなどが多くて参加は半分でした)
フォークソングの一曲”Pay me"をゲーム仕立てにして大きな声でしっかり歌って 大ウケ!
にぎやかに一年をしめくくることができました
ただひとつだけ、なんといっても心のこりが 小6以上大学生までの発表した
「森の魔女バーバヤガー」。。。これには切ない思いをしました。
高1のゆーきんが オレゴンキャンプ参加のあと数学の成績をおとし、
数学においまくられてラボの英語には来れたり来られなかったり
来られても30分で帰らなくてはならなかったり 腰がおちつかない。
大2のぎゃるもはじめたバイトがタイトなものだったので こちらもまったくおちつきません。
ダメダメつづきにいらいらがつのり、頭にきた私は とうとうクリスマス会の前の週のクラスで
「もうだめだね! こんなことしてるくらいなら
音楽CDじゃなくてもいいよ! CD流しながらやろう」
と言ってしまったのです。
これはテューターが言ってはならないことばでした。
できていない子たちはこのことばに飛びついてきて、すぐさまそれでいくことになりました。
それでもそのときは、私は自分がそこまで大失敗をしたとは思いいたりませんでした。
クリスマス会当日になり、CDに合わせた発表を見ながら湧いてきたなんともいえない後悔と申し訳なさ。。。どんな失敗をしたかをやっと悟りました。
どんなにだめでもお尻をたたきつづければ
そのときダメだったラボっ子たちも一週間、追いつめられて英語に向き合うことができたはずでした。
また そのときある程度努力して英語ができているラボっ子たちに対しては さらに申し訳ないことをしてしまったことになります。
クラスはクリスマス会をさいごに冬休みにはいりましたけれど まだまだそんな気持ちにはなれないでいます。
こんどこそ 苦しくてもおしりをたたきつづけて
そのうえで 子どもたちに任せて信じきろうとおもいます
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11月末の日曜日 猿を見に高尾山の猿園へいきました!
「2016年のメインテーマを「西遊記」にするなら 猿をみにオリエンテーションに行ったらどう?」という ぎゃる(大2)の提案からはじまった企画です
こんなとき
高校生ラボっ子が先頭にたって 行程表にそってみなを動かし
大学生ラボっ子がサポートするように動くことが多く、
それはラボのいいところだとおもっています
トイレをすませて点呼をとって、
高校1年生が先頭に立ちます
「荷物もってあげる」
小学3年生も、優しい顔をみせてくれます(^^)
小学生クラスでは すでに「西遊記」に月あたまから入っているので
猿を見にいくというよりは 猿になりにいくみたい。
「うわ~ なんて身軽!」とおもっていると
小学生男子たちが並んで登ろうとする気配をさっして
「そろそろ下りないと~」と大学生ラボっ子が声をかけます
ちょうどの時間に猿園に到着、 すぐに飼育員さんのお話しが聞けました。
ボスザルのこと
メスザルのこと
序列のこと
芸をするサル しないサル
威嚇するサル
器用なサル
飼育員さんの声かけで 大ジャンプを見せるサル
綱渡りを見せて おりてくるサル
岩のうえで 威嚇するように跳ぶものもいます。
人の背中にのるサルくんも(^^;)
発案者のぎゃる(大2)が寝坊して ここで合流、よかったよかった
ランチを食べて
小学生クラスによる 「西遊記」クイズ大会、
賞品をみんなでわけて
岐路につくころには 緊張していた年長さんたちも
小1 小2 とじゃれつくくらいになりました。
夕暮れが近くなってきたけれど
みたらし団子は はずせません! 行列に並んでみんなで食べました
ふもとでの足湯もたのしみましたよ
このオリエンテーションが どんな味を
”The Westward Odyssey" 「西遊記」に加えてくれるでしょう
どんな孫悟空 Sun Wukong になるでしょう
高尾山は みんなの住んでる府中の西だよ
孫悟空も 三蔵法師や仲間たちと 西へむかって旅をするんだよ
くまざわパーティは隊列くんで、今日は西へむかって旅をしたんだよ!
京王線の窓から夕陽をみていて 頭にうかんだのがそれでした。
ねえねえと ラボっ子たちに伝えると、
「ああそうだそうだ」
「そういえば そうなんだね」
「へえー」
反応はさまざま。 きもちよく帰宅できた秋のオリエンテーションでした
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