|
朝日新聞に宮沢和史さんが、旅する音楽というコラムを連載しています。今日8月29日の朝刊のコラムのタイトルが“ひとつしかない地球”。
この歌が(ラボとは明言していないが)国際交流教室から頼まれ、その教室に通う子供たちのために作ったということ、そして宮沢さん自身もその教室子供のころ通い、そこで感じたことを歌詞に託したということを書いてくれています。
全国紙であるので、ぜひ皆さん読んで見てください。
すぐ手に取れない方のために、ここに転記します。
8月29日朝日新聞朝刊、12面オピニオン
宮沢和史の 旅する音楽 その6
今冬のヨーロッパツアーには公演以外にも目的があった。訪問先の国の歌手に「ひとつしかない地球」という僕の曲を一緒に歌ってもらい、それを録音することだった。
この曲は「広げた地図のこの世界のどこか いつか知り合う友達がいる」というフレーズで始まる。東京の、各国語で劇や歌を楽しむ国際交流教室に頼まれ、参加者の子供が歌う歌として作ったものだ。
実は、この教室にぼくも幼稚園から高校1年まで通っていた。地球上には目や肌の色、文化や考え方が違う人が暮らしている。違いを楽しみ、みんな仲良くしよう。そんなことを教わった気がして、歌詞に託した。
各国での録音を思いたったのはツアーに出発する2週間ほど前。準備は慌しかったが、フランス、ブルガリア、ポーランド、ロシアの歌手にそれぞれの言葉で歌ってもらったことで、歌詞に込めたメッセージはより鮮明になった。
「ロシア語の響きって面白い」「ブルガリア語なんてはじめて聞いたよ」。曲を聞いて、そんな素朴な感想を持ってもらえればうれしい。
ツアーから帰国したのは2月14日。帰国後は、僕自身、例えば日本対ポーランドのバレーボールの試合が気になったり、ブルガリアという言葉に敏感に反応するようになっていた。
お互い均質化を目指すのではなく、違いを認めた上で相手に興味を持つ。そうすれば、世界はもう少し仲良くなれる。ぼくはそう信じている。
この文章を読んだとき、アースデイコンサートの熱気と興奮がよみがえってきました。宮沢さんもこのコラムを書いているとき、きっとコンサート会場で宮沢さんに向かってラボサインを送っていたラボっ子たちの姿が、目に浮かんでいたに違いないと思います。
|
|
|
今朝未明に、お布団の中でホトトギスの鳴き声を聞きました。先週の木曜日6月9日に今年初めての声を聞きました。9日の時は、木に止まってしっかり鳴いている感じでしたが、今朝の鳴き方は、飛びながら鳴いているように聞こえました。ホトトギスは夜移動するそうですが、未明の飛びながらの声を聞いたのは初めてなのでちょっと感動してしまいました。東南アジアのほうから、日本の高冷地を目指して、一生懸命とんでいる途中の鳴き声なのでしょう、がんばれって思ってしまいました。
ホトトギスの鳴き声を聞くと、夏が近づいてきたなって思います。こういう季節感ってなんともいえなく好きです。
近頃、ムクドリの雛の声がなんともにぎやかです。兄弟に負けじとえさをねだっているのでしょう。この季節、鳥たちは子育ての真っ最中。街中でもよく見るとなんとも頼りなげなひなが電線に止まっていたり、くちばしの黄色いスズメがぴょんぴょんと歩いていたりします。
今年は、例年に比べ蛍やトンボ羽化が遅れていて、ちょっと心配しています。
周りにいる生き物たちのことに思いをはせていると、“ひとつしかない地球”という言葉が身にしみるんだよね。
|
|
|
韓国にも、韓国ラボがあり、日本のラボと相互交流をしています。
今回4月12日から16日の日程で、韓国ラボの指導者の方々が、来日し、大和市にも2名の方がホームステイしました。
13日には、受け入れをした青池テューターとともに大和市長を表敬訪問しました。そのときの様子が大和市のHPにアップされましたので、ぜひ見てみてください。
http://www.city.yamato.kanagawa.jp/kouhou/mayor/index.html
大和市役所からも検索できます
市長のページの右側 photo daiaryの 13日ラボ国際交流センターの韓国交流者表敬訪問の写真をクリックすると、市長のコメントとともに、市長に韓国ラボと日本の活動や交流についていお話をしている様子の写真が見られます。
市長からは、コメントとして、“言語を道具として、小学生の頃から、外国の人、文化、歴史を学ぶ交流はとても素晴らしいことです。日本(大和)と韓国の指導者の方々においでいただいて光栄でした。”という身に余るお言葉を書いていただきました。
市長も朝から政策会議で、午後も東京で大きな会議が2件あるというタイトなスケジュールの中で、貴重なお時間を30分も割いてくださいました。
双方タイトなスケジュールの中で表敬訪問をするということの意義を自問自答していた私にとって、市長のお言葉はありがたいものでした。地域にラボを伝えるという意味で意義があったのではないでしょうか?
今回の表敬訪問も、通常では入れていただけるスケジュールではなかったと思いますが、毎年夏の国際交流者のたびに市長を表敬訪問をし、子供たちもアルバムや素語りを市長も前で披露し、激励され夏の国際交流に出発するという積み重ねがあったからお時間を割いていただけたのだと思います。
1977年に始まった韓国ラボと日本のラボとの交流も1980年の光州事件(反省不運動が武力弾圧された事件)で一旦中断し、2001年よりまた復活しました。復活してから今年で5年目、その間毎年相互交流を行っています。
今、日韓の間では竹島をめぐって、反日感情がふつふつとしています。
今回、韓国ラボテューターの方とお会いして、その熱意を感じることができ、あらためて、民間レベルの地道な交流、特に、青少年の相互交流の大切さを実感しました。
|
|
|
本日15日(金)夜22時からのたけしの誰でもピカソに宮沢和史さんが登場します。
ヨーロッパツアーから帰国したばかりのブームの宮沢和史さんが登場すると、新聞には書いてあるので、ひとつしかない地球のお話やアースデイコンサートに関することも聞けるかも。
ちなみにメインゲストは、韓国スターのイ・ビヨンホンさんです。
|
|
|
元ラボッ子で宇宙飛行士の若田光一さんが、2月6日(日)朝8:25分からNHK第一の番組課外授業に出演します。母校の子供たちを相手にどんなお話をするのか楽しみです。
私はその日は神奈川支部の中・高活の発表会があるのでオンタイムで見ることはできませんが、録画しておこうと思います。
若田さんといえば、彼が宇宙飛行士として宇宙に飛んだその年に、私はラボッ子を連れ、ヒューストンのあるテキサスにシャペロンとして一ヶ月ホームステイをしました。
私は、ホストの都合で残念ながらヒューストンまで行けませんでしたが、テキサスに行ったラボっ子でラッキーな子は‘NASAで若田さんに会う’という一生に二度とはないであろう貴重な体験をすることができました。今彼らはどうしているのでしょう・・なんだか、当時のわくわくドキドキがよみがえってきました。
ラボで育った先輩が世界で、宇宙で活躍する姿は、ラボッ子に大きな勇気を与えてくれます。
若田さんの課外授業、ラボ40周年に向けての動きのスタートとなりそうな予感がします。
|
|
|
久しぶりに、HPをあけてみたら日記への書き込みがありました。私が大学生の時、子供の自然教室のリーダーをしていたのですが、その当時の子供メンバーからでした。私が大学生のときに小学生だった子が今、3児の母となり、長女が幼稚園でやっているラボに入りたいというので、ラボのホームページを見ていたら、飯塚PのHPを見つけたというのです。
うーーん懐かしい! 何人かの子供たち(今は立派な大人ですけど)とは、今でも年賀状のやり取りをしており、彼女(ご主人も実は同じクラブのメンバー・・・野鳥が取り持つ縁の二人・・・)とも年に一度の年賀状での交流はしてはしておりました。
私が今ラボをやっているということは、伝えてはありませんでしたから、よくぞ見つけてくれたという感じです。
思わずラボはいいよ! と語ってしまいました。ぜひともLABOファミリーになってほしいなぁと思います。
当時の小学生、中学生は今子育ての真っ最中。全国に広がっています。私も、ラボをやっていることをカミングアウトして、自然クラブ出身のらぼっこの輪を広げていこうかしら・・・。
自然クラブでは毎月、あちこちのフィールドに出かけバードウォッチングをしていました。夏には、毎年長野県の川上村というところでキャンプ。あー懐かしや。懐かしや。
うーーん。今度はみんなと黒姫ラボランドで再会できたらいいな!!なんて思ってしまいました。
|
|
|
今パーティーで、Qちゃん鉄道に取り組んでいます。小2のW君と、年長のIちゃんがどうしてもやりたい!と言わなかったら私のほうから取り上げることはなかったかもしれないお話ですが、(漫画という、ただそれだけで、なんとなく今まで手にとることがなかったのです)。そんな私が今、Qちゃんにはまっています。
お話全体から伝わる、ほのぼのとした暖かさ、しょうチャンのために一生懸命なQチャンの優しさ・・・失敗しても、次から次へと新しいアイディアを出してくるユーモアー。とにかく、Qチャンのとりこになってしまいました。
私たちが子供のころのお話なので、今の子達には、言葉がちょっと古かったり、むずかしかったりするのですが、日本語がとても丁寧で、きれいなのです。しょうチャンがゴジラに“あやまれば許してやるよ”といい、体の大きなゴジラくんが“ごめんよ”とあやまる。お互いへの気遣いもあって、なんだかほっとするのです。現代っこに手渡したい作品だなって思いました。
今日地区のクリスマス発表会のための実行委員会があり、W君と一緒に出かけました。駅で待ち合わせして・・・そこからはQちゃんの世界にワープでした。
前回のパーティーで、子供たちが“枕木”がよくわからないことに愕然としました。私の子供のころは、田舎なので、線路の上をよく歩いて学校に行ったので枕木はとっても身近だったんだけど・・。
そこで、まず、枕木の観察。でも、今はいわゆる枕木じゃないものね。
砂利に埋まったコンクリートの上にレールが走っている・・
枕コンクリートだね。枕木がわからないのも無理ないか・・・
電車がやってきました。“Here we Go!”「発車しまーす。」“Wow,we're really moving!”「はやい。はやい。」
思わす、Q チャンの歌が出ます。
トンネルだ! ほんと暗いね。Qチャン列車には電気がつかないんだもんね。
あっもうじきだ。“お次は桜ヶ丘(駅名)、出口は右側でーす。”本当は出口は左側だったんですが、Wくんたまたま、進行方向と反対側を向いてたっていたので、“やった!本当に右側だ!”・・
こんなに電車に乗るのが楽しいと思わなかった!!とっても幸せなひとときでした。
|
|
|
先日、音楽物語『とうすけさん笛をふいて!』というコンサートを聞きにいった。
香山彬子さん原作の『とうすけさん笛をふいて』(講談社)というお話を久米明さんが朗読し、その傍らで、パンフルート奏者の岩田英憲さんが「パンの音」を奏でるという、語りと音楽のコンサートだった。
このお話は、ワシの仲間のチョウゲンボウという鳥ととうすけ少年との心の交流のお話。話のあらすじを久米明さんのコラムから紹介します。
≪春がくると、岩田の里にチョウゲンボウのつがいがやってきて、卵を産み雛を育てる。小学校5年生の東助は、ルーマニアの民族楽器、ナイという笛を吹く、鳥たちが巣を作るつつじ山に登って、鳥にも空にも、森や川にも話しかけるように笛を吹く。そして「鳥と話ができたらどんなにいいだろう」と、巣の中にいる鳥たちを眺めるのだった。
こうして東助とチョウゲンボウの交流がはじまる。
しかし、不幸にも、狐に襲われ、大怪我をしたチョウゲンボウの父鳥は、東助に助けられ、命拾いをしたものの、北アルプスに巣立つ家族と別れ別れになった。保護鳥であることから動物公園に引き取られた父鳥は、落ち葉を踏んで、会いに来る東助の足音を聞くと、「東助さん笛を吹いて」とせがむのだった。 やがて冬、雪の中で、父鳥は死んだ。つつじ山の頂に東助はかじかんだ手で穴を掘って、墓を作った。大雪の夜、男の子の姿になって、死んダチョウゲンボウが会いにくる。東助は「友との別れの曲」、ドナイを吹くのだった。
この終章には、読むたびに涙が出る。胸の奥が洗われるような感動がある。≫
ここに出てくるナイとはギリシャ神話に出てくるパンの笛のことである。
この世の中で、一番最初の演奏家は「風」であるといわれる由縁の楽器。
牧神パンが、水の妖精のシュリンクスが葦に姿を変えてしまったのを悲しみ、葦を手折り、息を吹きかけると物悲しい音を奏でた。その葦からパンフルートは生まれていった。
パンの笛の奏でる音は、時には風の音であり、時には鳥のさえずりである。澄み切ったその音は、心の琴線にふれ、止め処もなく、涙が流れてしまった。久米明さんの語りも素晴らしかった。自ら感動し涙を流しながら語る久米さんの姿に、会場もまた揺れた。
ラボのCDそのままなってもいいようなお話だった。
久米明さんには、たくさんのラボCDの吹き込みをしていただいている。
まほうの馬シフカブールカ、かぶ、猫の王、ジャックと豆の木、たぬき、ブレーメンの音楽隊・・・他にもあったら教えてください。・・・ラボは本当に巣晴らしい方に物語を語っていただいているということを心から感じた。
久米明さんがお元気な間に、ラボのお話を生で語り聞かせていただきたいものだ。
|
|
|
ラボ国際交流センターの北米交流者・表敬訪問の様子が、市のホームページの市長のフォトダイアリーに写真と市長のコメントつきでアップされました。
大和市のホームページをお気に入りに入れたのでアクセスしてね。
トップぺージの右上、緑色の市長のページ、ざっくばらんをクリック!左側のフォトダイアリーをクリック!7月15日までスクロールしてください。表敬訪問の写真と市長のコメントが出てきます。市長のコメントもしっかりと書いてくれました。 新着情報のトップに掲載されていたのですが、アップデイトされたので、過去情報になってしまいました。
今まで、何度も表敬訪問していますが、ホームページにアップしたのは初めてです。毎年表敬訪問をしていることが評価されたのかしら・・ 今回は我がパーティーからの参加はなかったのですが、いつも手続きをしている関係で同行しました。
一ヶ月ホームステイのM.A.さんというのは、実はAテューター、シャペロンです。引率者と書いて欲しかったなあ・・・
ホームページに立ち寄りついでに、トップページに戻って、右側のプレスリリース、第15回引地川かわくだりをクリック! なぜって? 私が毎年かかわり、今年は15回の記念イベントだからです。19日の神奈川新聞と毎日の相模版の記事にもなりました。
子供たちが自然の中で遊べる環境を残すために(お話の世界を実際に体験できる自然を保つために)、今取り組まなくてはいけないこといっぱいありますのもね。
引地川も15年前は、足を踏み入れるのもためらうようなどぶ川でした、15年間、川のごみ拾いを続けることで、川は清流を取り戻し、魚が群れて泳ぐようになり、コバルトブルーのカワセミや希少種の羽黒トンボも見られるようになりました。
Uh-uh! A river! Splash splosh! Splash splosh! と子供たちと遊べる川に、ガンビーさんの舟遊びができるような川にこれからも育てていきたいと思っています。
いずれにしろ、継続は力という言葉を実感しています
|
|
|
灼熱の暑い日が続いています。ガンピーさんの絵本は、お日様がさんさんと照っているのに、さわやかな風が吹いてきて、涼しげなので、思わず、暑さをを忘れて見入ってしまいました。
ガンピーさんの家は川の左岸に位置しているんだな・・(川は下流を向いて右が右岸、左が左岸というそうです。)川は絵本の左側から右側へ向かって流れているんだな・・・そんなことを思いながら眺めていました。
あれ!ガンピーさんのおうちには、表にも裏にも立派な入り口があるんですね。This is Mr. Gumpy. の場面のお庭のあるほうが正面玄関なのでしょうか? それとも、川に面しているほうが正面なのでしょうか? もし、お庭のほうだとしたら、子供や動物たちは、裏口から帰っていったのね・・・
|
|