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火・木曜プレイルーム、火・水・木・金曜キディグループのメンバーは、全員で、同じ曲を歌います。
① There's something in the garden
② Fruits Song
③ The Finger Family
④ Humpty Dumpty
⑤ This Little Pig Went to Market
以上、3曲とナーサリーライムを2つ。
6つのグループで、1才から6才までの幼児が取り組んでいて、それぞれに楽しんでいる。
どれも楽しい物ばかりなので、みんなで元気に歌ってくれます。
木曜キディは、今日も見学の子が1人来ました。
最近、ご紹介が多いです。
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木曜小学生達は、
① Ring-a-ring o' roses
② Pussy cat, pussy cat where have you been
③ Simple Simon
④ Cats
⑤ A was an apple pie
⑥ The cows are in the meadow
Simple Simonは、ちょっと頑張らないと歌えるようにならないかな。
小学生は絵本作りが進んでいる。
今日は好きな色の表紙の紙を持っていった。
それぞれに工夫を凝らしたページが出来あがってきている。
普段あまりノート活動をしていない子たちも、頑張ってやっていて、いいなぁと思う。
これがいつもできたら、いいのになぁ。なんて。
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中高大生は、パーティが始まる前(19:00)に集まって、壮行会や、明日、カナダから来るエリザベスの歓迎会の相談。歓迎会は中高大生だけで、28日にするようだ。
その後、みんなで元気に、ドン・キホーテに取り組む。
ほんとに楽しそう。
やはり私は横から口を挟んだり、笑ったりしてるだけ。
ミッキーが来てくれて、壮行会の進行表をまとめてくれた。
しおりは、あやちゃんが書くことになっている。
一人一人がいろいろ知恵を寄せ合って、いろんな事を考えてくれている。
来週の木曜日は、パーティの後に、今後の予定を話し合うそうだ。
ほおっておいても、自分たちで、パーティ全体のことを先に先にと考えてくれるから素晴らしい。
崎本パーティの伝統として、パーティができたばかりの頃から、いつもいろんなことを子どもたちが主体的にいろいろやっていくのだ。
その伝統がず~っと続いているというのもすごい。
嬉しいなぁと思いながら帰宅した。
でも、いつも早起きなので、この時間になるとねむ~い。
では、おやすみなさ~い。
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水曜のラボ。
今日も楽しかったなぁ。
幼児は雨で、幼稚園でも室内の活動が多いからなのか、エネルギーが余りすぎていて。。。
ソングバードやナーサリーライムをたっぷりして、今日はワフ家のお話しを紹介しておしまい。
ワフ家は来週から、動いてみたいなぁ。
なんだか、みんなとても興味はもったみたいなので。。。
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小学生は、まず、先週できなかったワフ家の水曜日を動くことに。
でも、CDを聞いてきたとはいうものの、あまり物語が入って無くて、ふざけてばかりいたので、途中でとめて、来週もっと聞き込んできてからやろうねと言うことにした。
ナーサリーライムは、2のほうから選んだライムを唱えたりしたよ。
ナーサリーライムにしっかり取り組む期間も年間のこの時期、大切にしている。
英語の音やリズムにしっかり向き合うとき?
もちろん、お話しの時もちゃんと聞く姿勢を保ってはいるが、やはり物語が中心となってしまうので、この時期の活動も第二言語としての取り組みのone stepとしては大切。
Shoe and Tellは、なんと、けんとが「アリババ」をやってくれた。
一生懸命、自分の言葉を探しながらの発表だった。
好きな場面は、盗賊がアリババの家にばってんをつけるところ。
グループのみんなも静かに、けんとが言葉を探しているのを待っていた。
偉かったなぁ。
いい仲間だよラボの仲間って。
嬉しくなったよ。
マチャは、「そらいろのたね」。
前に素語りをしたので、スムーズに紹介してくれた。
今日も、午後だけだったけど、子どもたちと活動して、楽しかった。
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午前中、プレイルームは、1才が3人、2才が3人、3才が2人のグループ。
3才のひなこちゃんと、ひなたくん以外は、今年ラボに入ってきたばかり。2才のひかるくんは、今月入会。1才のそらた、ひなの、ゆうりは、先月入会。3才のさえちゃんと2さいのしゅんくんも、ラボ歴は短い。
ひなののママは、お姉ちゃんのえりかちゃんがプレイルームからやっていたので、テーマ活動で遊んだ経験者。だから、ひなのと一緒にテーマ活動で遊ぶるのが上手。
今日ははじめての、「てじなしとこねこ」。初体験。
ねこになって、ママと一緒に、森に待機。
おじいさんは、サンサン。
おじいさんの手品のところでは、なかなかじっとしていられずに、机の所によってきてしまう。
1,2歳児は、すぐ、自分にもどってしまい、気の向くままに行動するから面白い。
2才後半から、3才くらいになると、何かの役に成りきっていられたりするのだが。。。
でも、みんなとってもかわいかったぁ。
お家でのライブラリーの聞き込みがまだまだ少ないので、これから、聞き込む習慣ができたら、いいかなぁ。
新しいメンバーが多いので、これから、一緒にラボを楽しみながら、親子で成長していってくれたら、嬉しいなぁ。
そうそう、今日はお弁当ラボでした。
ラボが終わってから、テーブルを出して、お弁当。
ママが用意してくれるお弁当が楽しみで、また、みんなでお弁当するのが、嬉しそうで。
ひととおり落ち着いたら、いろんなお話しをこちらからしていく。
子どもたちが黄金の耳を持っていて、お話しを聞かせることが大切であることや、夏の交流会にむけてのことなど。
また、今回の訪米の写真を見せながら、いろいろ。
国際交流の登録制度のことも。
なぜ、登録しておくことが大切なのかとか。
お弁当ラボは楽しいし、お母様方にお話しできるいいチャンスでもある。
秋には、いろいろと結果が出るといいなぁ。
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幼児グループのてじなしは、三回目だが、やはりなぜかみんな、猫に成りたがる。
年長のまな、ゆうな、りょういちと入会したばかりのりょう、年中がいなくて、年少のえりな、たいせい、れい。年少の3人も入会したばかり。
みんなでねこになることになった。
幼稚園児とも成ると、お家でもちゃんとCDを聞いてくるので、お話しをしっかり把握していて、場面を創造する事ができる。
ここら辺は森にしようとか、ここがおじいさんの居る部屋でとか、箱はこの辺ねとか、テーマ活動らしくなってくる。
箱に入るのに、ほんとに子猫たちが興味津々で入る様子にそっくりで、楽しそうに入っていく。
箱は、テーブル二つを使ってその上にカーテンをかけて、ちょっと暗くしてある。
子どもたちは押入や狭くて暗い空間が好きですよね。
猫と同じかな~?
おじいさんの、"Ladies and gentlemen, see what I have ~ " のあと、カーテンを開けると、きゃ~きゃ~と逃げ回る。
何回やってもその辺が楽しいらしい。
次回は、ワフ家に入ろうかなぁ。と思っているが。。。。。
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なんと小学生も、手品師をということで、2回目の手品師。
お家で聞いてきたらしく、早くやりたくてと言う感じ。
今日はゆきちゃん(小2)がリンゴ病のため、欠席。
りょう(小3)、たくや(小2)、ゆうたろう(小1)が手品師になると言う。
えりかとかのは(年長)は猫に。
で、サンサンも猫に。
おじいさんに追いかけられて逃げるところは、今日は、隣のお部屋のピアノがお休みだったので、ちょっと部屋から飛び出して、大きく逃げ回っててたのしかったぁ。
手品師がこんなに楽しかったなんて。
箱にはいるのは、たしかに楽しい。
また、猫になりた~い、サンサンです。
でもね、来週はワフ家なんですよ。
まぁ、一話の月曜からやるんですが、4話で猫になりますかね。
今日のShow and Tellは、ゆうたろうでしたが、「はらぺこあおむし」、あまり聞いてないらしくて、しどろもどろ。
聞いている他の子たちから、ちがうでしょとか言われていたので、もう一回お家でちゃんと聞いてきてから、紹介してねと言うことで、来週もう一回頑張ってもらうことになっている。
今日はいろんな「てじなし」があって、楽しかったぁ。
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日曜日は父の日でしたが、午前中に早めの昼食という感じでに息子の家族も一緒に食事をして、一応、父親に敬意を示し、感謝の気持ちを伝え、その足で、ラボセンターへ向かいました。
全国から、集まったテューターのみなさんと、1時から6時前まで、その後も食事をしながら、いろいろと話しはつきないのでした。
そして、今日から新しい週の始まりですね。
今日、月曜日は、全国合同会議があります。
私は司会役ですが、昨日話し合ったことを、会社側に提案していきます。
会社側からも色々なことが提案され、それに関しての討議が行われ、これからのラボをどうして行くべきかを考えます。
今日も長い一日になりそうです。
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崎本パーティ国際交流参加者全員のステイ先が決まりましたぁ。
嬉しいで~す。
まず、みっきー(大2)はカリフォルニア州
とし(中2)は ネブラスカ州
みーな(中2)は コロラド州
りえか(中2)は メリーランド州
Jr(中1)は ノースダコダ州
京ちゃん(中1)はオハイオ州
ふみや(中1)は ノースカロライナ州
コミック(高1)はオーストラリア、キャンベラ
以上、全員決まって、大喜び。
また、受け入れのハルは、カナダ・マニトバから、エリザベスを受け入れます。
土曜日、すみれの会(パーティの母の会)の集まりが午前中にありました。今年初めての集まりです。
各グループには代表の方々がいて、その方達が集まって下さったのです。
自己紹介を兼ねて、各グループで創っている、国際交流参加者へ持たせる手作りのおみやげの紹介。
それぞれに工夫を凝らし、すてきなおみやげの数々。
どのグループもとってもすてきでしたが、可愛いお顔のお手玉は見ていたお母様方が、それ欲しいと手を出していました。
みんなのやさしい思いやりの心から異国のお友達に日本を紹介するものとして毎年、準備されるおみやげ。壮行会でホームステイに行く子達に渡されます。
また、今回は、カナダから来る、エリザベスにも、おみやげとして、渡す予定。
パーティの母の会のみなさんのご協力に心から感謝。
子どもたちが安心して活動し、ワクワクする気持ちで、海外に行くことができるのも、このような素敵な人の和がバックにあるから。
子どもたちのために、また、海外で出逢うお友達のためにと、はじめられたこのような活動をこれからもみなさんで大切にしていって欲しいなと節に願ってます。
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訪米前から読み始めたギルガメッシュ王のものがたり。
全3冊を、毎回一冊ずつ読んできましたが、今週で読み終えました。
気の遠くなるような太古に、このような物語が、くさび形文字で残されていて、それを解読した人がいてくれたために、今、子どもたちにその物語を読んであげられるのですね。
子どもたちは、どのグループも、ギルガメッシュを読むよと言うと、本のまわりに集まり、集中して耳を傾け、聞き入るのでした。
この物語には、子どもの心を引きつける何かがあるのですね。
絵本も素敵です。
ギルガメッシュ、エンキドゥ、シャマトなどが登場し、その表情や、身体の動きが今にも動き出しそうに描かれているのです。
ラボは、世界の様々な国の物語を取り上げ、その物語を通じてその国の文化や生活習慣、歴史などを子どもたちに、与えてきています。
物語を創り上げていくときには、一つ一つの言葉による表現を大切にし(こだわりをもち)、絵本の絵はもちろん、その中の音楽にも素晴らしいオーケストラを起用し、一つの芸術作品とも言える物に仕上がりになっています。
これまでに創り上げられてきた作品のことを、ライブラリーと称して、広くラボっ子達に愛されてきていますが、これはほんとにラボの財産ですね。
私は訪米があったため、ライブラリーの集約が遅れています。
でも、来週には、ラボっ子達もそれぞれが欲しいと思っているライブラリーが手元に届くでしょう。
新刊の到着が待ち遠しくてたまりません。
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幼児グループは、アシスタントのるんたんを中心にやってもらいました。
まだまだ生まれたてのグループで、ラボがなんなのか分からない状態ですが、にこにこと元気にやってきます。
みんなとてもかわいいです。
今日はがらがらどんをやりました。
ちょっと、こわそうでしたが、頑張ってましたよ。
来週は、二回目のMS。
もう少し、仲間が増えるといいですねぇ。
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小学生グループは、絵本作りが始まっていて、それぞれに描いた絵を見せ合うことから始まりました。
ちゃんと描いて来た子、忘れた子、一枚しか描いてこなかった子といろいろでしたが、さらに、二枚ほど持っていって、6月いっぱいで仕上げようねということになっていますが、大丈夫かな?
Show and Tellは、さやちゃんが、"Play with Me"。
優しいお話しなので、さらっと終わってしまって、でも、好きな場面は、最後の動物たちが女の子のところによってくるところと言いながら、にこにこ嬉しそうな顔。
5年生でもまだまだ愛らしさがあって、かわいいなぁ。
ゆうすけが、"Jeepta"。
2年前にグループで発表したお話しなので、みんなも懐かしそう。
ゆうすけを取り囲んで聞き始めたが、ゆうすけがどうおはなしをまとめたらいいか、困っていた。するとまわりから助け船が出る。
でも、これはゆうすけのShow and Tellなんだということを気が付いてか、みんなじ~っと絵本に見入りながら、ゆうすけが話すのを待っている。お陰で最後までどうにか終わった。
いい仲間だなぁ。
ナーサリーライムは、音を大切に、音をしっかり聞き取れるようにということで、ちょっと時間をかけてやったかな。
日本語にない音、日本語をしゃべっているだけでは培われない口の周りの筋肉などを鍛えるべく、しっかり音を発することは、スポーツの筋トレと同じで、ときにはきちんとやらなくてはと思ったりする。
ナーサリーライムをするときが、いいチャンスかな。
物語に取り組んでいるときはそこまでできない。
来週からテーマ活動は、「おむすびころころ」に。
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8日の夕方に帰国してから、毎日、早朝のレポート書きで、朝は、3時頃から起きていたため、一日がとても長く感じていましたが、昨日も帰宅したら11時を過ぎていて、もう、日記を書く元気もなく、寝てしまいました。
13日は、午前中、プレイルーム。
久しぶりに逢って、とても楽しくラボができました。
「そらのかけらをいれてやいたパイ」をしようねと言っていたのですが、「くまがりがやりた~い。」と言うことで、「くまがり」を。。。。
来週は、空パイかな?てじなしもいいね~。それとも。。。
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キディは、二回目の「てじなしとこねこ」に燃えていました。
小学生もなんと、「てじなしとこねこ」を。。。
やったことがないということで。
え~、そういえばいつもなんだか難しい物ばかりやっていて、これはやってない子が居るんです。
このグループには、妹で年中さんのかなちゃんや、小6と小1の兄弟の、ひろきとゆりかがいて、今年入ったばかりでまだラボ歴も短く、やったことがないのです。
これから、もっとやさしいものもどんどんやっていかなくては。。。
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中高大生達は、私が留守の間も自主ラボをしていて、楽しかった様子。
今日も、さっさと自分たちで、進めている。
私はテーブルのところで、デスクワークを。。。
でも、耳はみんなの会話の方に。。。
げらげら笑いながら、あ~でもない、こ~でもないとほんとに楽しそう。
いいなぁ~、こんな仲間。
中1から大学2年までの縦長なのに、お互いを認め合ってちゃんとコミュニケーションが行われているよ~。
いいなぁ。
私も短いコメントや、笑いで参加。。。
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まだまだ、書き足りないことがありますが、カリフォルニアでは、全員ホストファミリーが決まったと書きましたが、ホストファミリーを決定する際に、実は、あることをするんですね。
それは、criminal recordを調べることです。
過去に犯罪歴がないかどうか。
というよりも、Child abuse、つまり、子どもの虐待が無いかどうかを確認するのです。
また、両手の指紋を取るそうです。
日本だったら、絶対嫌がられることですよね。
でも、カリフォルニアでは、かえってそれで、この活動が慎重にホストファミリーを決めていることが伝わり、良い活動なんだという安心感を与えるのだそうです。
もちろん、home visitして、確認もするそうです。
なかなか厳しいroutineを経て、ホストファミリーが決定されるのだとわかって頭が下がりました。
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日曜日、帰国してからは、毎日忙しくしています。
月曜日に、支部運営委員会があり、ラボセンターに。
火曜日は、朝から出張のプレイルーム、キディ、小学生グループ。
水曜日は、キディ、小学生グループ。
そして、木曜日は、プレイルーム、幼稚園でのキディ、小学生、中高大生グループ。
いつも、報告は、朝、3時頃に起きて書いていました。
時差ボケというのか、責任というのか。。。
書き終わって、ほっとしています。
今日から、純粋にパーティを楽しめま~す。
幸せ~。
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<ワシントン州:シアトル、タコマ>
☆ Caroll(コーディネーター)による送迎と対応(オレゴン州でもそうであったが、ここでも、私たちが移動時に使用された車は、大学所有のバンであった。)
参加者:ここでの集い(レセプション)には、ホスト・ファミリー(今年受入を予定している家庭)、ラボ日本プログラムに参加する4‐Hと家族、カウンテイ・コーデイネ-ター、ラボ留学生(高校生)とその家族、過去にラボのホームステイで日本訪問経験者(高校生)、将来、交流に参加する予定の小中学生等、約50名ほどの人々が集った。
① Dr Pat BoyEs’(ワシントン州のリーダー)による国際理解教育セミナー:
パット・ボイエズのレクチャーは、”Global Citizenship in a Changed World”(変化する世界においての国際人の育成)
人類が初めて宇宙から、地球を見た時点から、globalという観念が生まれたという話しから始まって、global educationがいかに大切であるかということが、とてもよくわかるレクチャーであった。(詳しくお伝えしたいが。。。)
彼女自身、日本政府の招待で、栃木にホームステイした経験があり、文化や言葉の違いから生じる誤解を解くためには、やはりお互いに理解しようと言う努力が必要であることを強く訴えていた。(ラボだなぁと思い、その後の私のスピーチがしやすくなった。)
話しは、続く。我々の現実には、9・11があり、イラクや中東の争いがある。テロに対する恐れが常にある。(ここワシントン州に来て初めて、テロに対する恐れと言うことを聞いた。やはり、そうなんだと思った。)我々は知らないことに対して、恐れを持つのだ。しかし、異文化を理解し合うことによって、その恐れを乗り越えていくことができるのであろう。
その意味でも、今後もラボとの交流を進めていきたいと。。。
OHPを使って、visual的にもしっかりと準備されたレクチャーであった。
また、真ん中の大きなテーブルの上には、長年の交流の中で残されてきた日本文化を象徴する数々の品が並べられており、その中には、2年前にラボから贈呈されたラボ・4H国際交流30周年記念の扇形の立派な楯が置かれてあり、交流の歴史の重みを感じた。
② マイクとのインタビュー(University Broadcastを通じて企画されたもの)
ワシントン州立大学Extension Leader(エクステンション部長)のマイク・テート(前ミシガン州4Hリーダー)が会議用テレビを通じて、この日集まった皆様と我々に、つまり4Hインターナショナルプログラムの参加者に対しての歓迎や激励の言葉があった。
この会議用のテレビというのは、会議室の前面に用意された大きなスクリーンに、(相手)マイク・テート氏が映し出され、あちらにはこちらの様子が映し出されると言うもの。会話ももちろんできる。離れた場所からでも、こんな形で会議に出席できるという。
よくテレビでは見たことがあったのだが、大学の中に何カ所もそういう会議室があると聞いてびっくり。また、今回は、このことは知らされていなかっただけに、彼の登場に我々はもちろん、会場のみなさんもびっくりしていた。
しかし、Pleasant surprise、思いがけないプログラムで驚いたり、喜んだり。
③ 日本文化紹介:3回目のワークショップ
☆ 各テューターが自己紹介をし、時間がたっぷりあったため、私もスピーチをすることになって、ラボの事を話す機会ができた。
もちろん、送り出しや受け入れをして下さっている方へのお礼と、この交流が子どもたちにもたらすもの、それは双方の子どもにとって、大切なものであることを話しましたが、ラボがglobal educationであることにも触れた。
つまり、ラボは言語習得を目的としており、その方法として、世界の物語に取り組んでいること。テーマ活動と称して、私たちはそれぞれの国の物語の歴史や文化的な背景や生活習慣を学びながら行っていること、その中で子どもたちが言葉を学んでいることなどを伝えた。
では、具体的にどんな物語?ということでいろいろと紹介し、最後に、今月発刊される物語をと思って、「イラクの~」と言いかけて、ちょっとどうしようか、と迷ったのだが、今月発刊される物語の中に「ギルガメッシュ王」の物語がはいっていることをいうと、「お~」と言う声があがり、その物語を知っている方が多いことが確認されて、嬉しくなった。
☆ 日本文化紹介:
○ ラボの教育、国際交流を通じて育つ子供たち、国際交流に参加するラボっ子の期待、その他は、前の州とほぼ同じで、直川、崎本、飯澤3テユーターによる日本の文化の紹介、舞踊と着物(着物文化:型を大切にする文化。帯で締め付けて、気持ちを表現しない文化であることを紹介)。子供を愛でる文化(七五三)、日本の祭り、漢字の楽しさを伝え、習字や折り紙や着付けを体験する等をグループに分かれて行った。
○ 参加者はとても興味を示し、積極的に関わってくれた。
○ 担当者のキャロルによると、今日は、本当に満足した!とのこと。
○ 以上30年を越えるワシントン州との交流の意義を再確認する集いとなり、ワシントン州の集いは、最後を飾るものとなったと言えよう。
④ 夕食会:
☆ パットのご招待で、高校生留学のタカとそのホストファミリーとともに夕食
☆ 更に、交流を深めるべく、いろいろな話しあいが行われた。
翌日:
⑤ 4H Forest and Ropes Course(Bonney Lake)
Brianの指導により、ティームビルディングを体験し、ロープワークを見学。
○ 4Hの子どもたちが、このような形で色々なことを体験しながら、学んでいくのだと言うことを確認できて、交流相手としてほんとに素晴らしいいい教育を行っていると感心した。
○ Brianから、ティームビルディングのテキストをプレゼントされ、その本は、ラボのスタッフへのおみやげとして、持ち帰り、本部のH氏に手渡した。
○ ここでの教育方法は、まさに、Learning by Doingである。決しておしつけではなく、考えさせながら、子どもたち自信が学んでいくのである。
午後は:
⑥ シアトルに隣接するレントン市にあるKing county4Hオフィス訪問
☆ スタッフ総出による4H活動紹介
☆ 14歳の4H会員(女の子)による4Hの歴史の紹介(写真などを見せながらのpresentation)
☆ 15歳の女子による馬の出産に関するpresentation
☆ 二人の小学生と1人の中学生によるファションショー(自分で縫ったという洋服を着て)
◇5人ともとてもよく準備をしていて、presentationsの仕方もとても上手であった。個人が自分の研究テーマについて発表するような機会がラボにはあまりないので、今後は、そのような機会を創っていくことも考えていくことはよいのではないかと思ったりもした(Outputの場として)。
☆ 参加した4Hメンバーが用意してくれたフルーツ、チーズパイやミートパイなどのおもてなしは嬉しかった。
☆ 短い時間ではあったが、折り紙紹介などもした。
以上を持って、私の帰国報告を終わります。
6月7日、帰国のために、シアトル空港に向かいました。
空港では、体調の優れない状態であったバーニー氏が、いらして下さって、全国のテューターからのお見舞い金を手渡すことができました。
バーニー氏としばらくお話しする時間がありましたが、彼のラボに対する愛情が感じられ、早くお元気に成られることを祈りたいです。
みなさんで祈りましょうね。
帰国報告もこれで、最後になりましたが、サンフランシスコで、私たち3人を出迎えてくれて、この一週間、行動を共にして下さった山田氏(ワシントン在住)からのメッセージをお伝えします。
山田氏は、長年、国際交流を支えてきて下さっています。この間に多くの著名な方々との人脈を築き上げ、ラボ・4H国際交流に対する彼の功績は多大であり、今回の訪問を通じて、彼の素晴らしく大きなパワーを感じることができました。
彼のメッセージとも言える言葉を紹介しましょう。
「変化する世界、そして社会の中での安全で教育的な国際交流を継続するには、数多くの人々の協力と応援とが不可欠である。その人々との関係を創る為にも、ある賢者の次のような祈りが思い起こされてきたのでそれを紹介したい。
◇“神よ、
変えることができるものについては変える勇気を、変えることの出来ないものについては、それを受取る心の静謐さを、そしてその相違を判断出来る知恵を与えてください“
ちなみに、この言葉は、カリフォルニアのPat Englishの夫であるJudも大好きな言葉で、大きな額縁に刺繍されたものが、飾られてあった。
山田氏は、私の兄と同じ大学(青山学院大学の神学部)で、兄は彼にとてもお世話になった事があり、山田氏は、言ってみれば、牧師になるべき方でもあるのです。
今回のミッションが無事終わり、今年の国際交流が安全に行われることを確信して帰国した次第です。
これで、3州にわたる報告を終わります。
急ぎ足のまとめで、まだまだ書き足りない部分が多々ありますが、最低限必要な事はお伝えしたつもりです。
今後も青少年の国際交流が盛んに行われ、国と国との理解が深まり、ゆくゆくは交流で育った青少年達が世界平和に貢献できることを節に祈りつつ。
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☆サクラメントでの任務を終え、6月3日、サクラメントを出発、オレゴン州ポートランドで飛行機を乗り換えてユージーンまでの旅。
サクラメントの空港で、飯沢テューターが厳しいボディチェックを受けた。腕時計とピアスが反応したためと考えられる。X線はより強力であり、最新式(2002年の12月から導入された)の機械でとても敏感に反応し、身体の隅々までチェックが行き届く。すべてのスーツケース、また持ち込む荷物もすべてチェックされる。爆発物検査のために白く丸い紙でスーツケースの内外はもちろん、こまかい物の中身まできちんと検査される。ボディチェックや荷物のチェックはランダムに決められた人が受けることになっているが、機械が反応した場合はそれに限らない。
爆発物や武器は決して持ち込めないと思われる。
国内線の乗り換えの時にも、前の空港でボディチェックをしていたとしても、更に厳しくボディチェックと手荷物検査が行われる。
ボディチェックはランダムにおこなわれるとしても、夏期の交流の時には、ラボっ子がセキュリティチェックを通過するのに時間がかかることが予想されるため、チェックを受ける前と後の体勢、移動時の行動などは、事前にしっかり打ち合わせをしておいた方が良い物と思われる。
2. オレゴン州ユージーン:
☆ 送迎と滞在中の対応は、4HコオーディネーターのBeverly Michel(以前に奈良のカレッジリーダーの坂田君を受け入れた)
☆ 州担当者と夕食:Dr. Jim Rutledge(ステイトリーダー)、Beverlyとの懇談と夕食
☆ Dr. Rutledgeから、自分たちの生活は過去とぜんぜん変わっていない。
9・11はあったけど、生活そのものは何も変化がなく、平和に暮らしている。
だから、この夏も、これから先もこの交流を続けていくことに一抹の不安も持っていない。テロに関して、何かがあったときには、自分たちは家族の一員としてきちんと面倒をみるし、何も心配しないでほしい旨の話があった。若しラボ国際交流実施中にテロが起こったような場合、避難指令に従ってもらうこともありうる。ジムによれば4‐Hは、国の対策に従いコミテイの判断により、各州との協力を得て、帰国の延期、帰国を早める等の対策をとる。その間、ラボっ子の安全なホームステイを確保するという。
SARSに関しても、不安は全くない。
アメリカの政府を信じるように、日本の政府を信じており、何かが起こった場合には、子どもたちを守ってくれる物と思う。日本のセキュリティが万全であると信じていると言っていた。
Dr. Rutledgeの話しから、相手を信じることの大切さ、余計な心配をする必要がないことを学び、彼の交流に向かう姿勢があまりにもすばらしく、安心感が持てたと同時に、視察に来たこちらとしてはなんだか恥ずかしくなった。
彼は日本サイドもアメリカサイドも子どもたちのために考えていることは同じであり、どちらも同じ立場にあると話していた。
アメリカの方たちが、日本に対してSARSの心配をしていないかと伺ったところ、日本人がテロを心配する必要のないように、アメリカの人達も日本に対してSARSの心配をしていないということであった。
まだ起こってないことに対して、あまり心配することはないし、心配だからといって、今、この時点で交流をやめる必要はない。
明日のことは、アメリカでも日本でも同じであって、何が起こるのかわからないのだからと、心配しないで交流を続けて行くことの大切さを強調していた。
① オレゴン州立大学訪問:
☆ キャンパスツアー:州立大学はOne of the beautiful campus in the Stateとのこと(他の州でも、大学を案内して下さる方は、これまでもみんなそういう風に、自慢をしてたかな)。言葉通り、キャンパス全体にわたっての広々とした美しい空間。伝統を残した立派な建物の数々。色とりどりの木々や花々(一週間前はもっときれいだったとのこと)、緑の芝生が美しい。もちろんゴミは一つも落ちていない。
☆ キャンパスの大学生の様子:Final exam中とのことだが、木陰で寝そべったり、日光浴を楽しんだりと、とてもリラックスしている。自由な空間で、壁にもたれて座って、本を読んでいる学生もいた。どこをみても、叫んだり、大声で話している生徒はいない。大勢でたむろっていない。静かで落ち着きがあり、知的な空間。
☆ 大学は、立派な門や塀に閉ざされた場所ではなく、門もなく、塀もなく、地域に開かれ、地域と共に活動していくという精神で、それがExtension Serviceであり、ラボと交流している4Hの活動もその一部である。更に、4Hには様々な活動があり、国際交流活動にしても、世界数十ヶ国との交流がおこなわれており、ラボ(日本)との国際交流活動はその一部である。大学の教授を中心としながら、4Hは、広く地域の青少年の活動を指示しサポートしている。
☆ 学生は18,000人、留学生も多い。
☆ Dr. Jim Rutledgeとの面談
○ 改めて自己紹介を兼ねて、今回の訪問の趣旨説明
○ 午後のビデオ作成へ向けて、質疑応答の内容を準備、リハーサルを行う。
② 昼食:
☆ Jim, Beverlyとの食事に、大学のDean and DirectorのLyla Houglumが参加。学部長改選前で多忙な中、駆けつけてくれた。
日本のことなど、ご主人様が日本語を専攻していたことや、お習字に興味があることなどもいろいろと話してくれた。
同じテーブルで食事をしながら、懇談し、日本文化をシェアし、交流の意義を伝え、サポートを請い願い、短い時間ではあったが、ラボの交流にとって、とても貴重な方と出会う事ができて光栄であった。
③ 日本文化紹介
○ 参加者:
Jim, Beverly, Sue(今年日本に行くシャペロン), Ronda & Andrea, Barneyの父親、日本語を勉強している学生(日本語を専攻していて、今年青山大学に留学する)、坂本由香さん(元ラボっ子で、大学院を卒業する。International Exchangeを選考)。
☆ 飯澤T:小舞を踊る。
☆ 飯沢T:事前活動に参加している今年の国際交流参加の紹介。パーティ紹介。
☆ 直川T:パーティのラボっ子の国際交流の歴史を紹介。
○ 一人のラボっ子の成長を追って:今年、ラボっ子の子供が国際交流に参加する。2世代にわたり国際交流に参加することに関する報告。
☆ 直川T:日本文化紹介 → 七五三(写真)
☆ 崎本:「かにむかし」紹介(事前活動、日本文化紹介として)折り紙のかにむかしのかにとサル、ほか、鶴などテーブルいっぱいに展示。
☆ 崎本:漢字の歴史紹介
☆ 山田氏:習字、折り紙(かぶと)
☆ 飯沢T:すずめダンス:バーニー氏の父親(元大学教授)が踊りに参加(75歳)
☆ 直川T:びっくり箱、五円玉の手品の紹介
④ 日本のラボ関係者のためのビデオ撮影:
☆ Jimさんの話しを山田さんが通訳。
☆ 直川T、テロに関しての質問とJimからの返答
☆ 飯沢T、SARSに関しての質問とJimからの返答
☆ 崎本、危険度のレベルとそれぞれの段階での4Hの対応に関しての質問とJimからの返答
☆ 今年、交流に参加する4Hシャペロンへのインタビュー
☆ 今年、日本に子どもを送り出す親へのインタビュー
⑤ Jim Rutledge宅での夕食会:Jimと奥様が用意して下さった食事をいただいたあと、庭の花や木々、野菜類などをみせてもらい、奥様のCathyは、息子がホストブラザーとなって受け入れたときのラボっ子が、かわいくてたまらなかったことなどの話を伺った。
☆ 朝、朝食を済ませてから、7時半にホテルを出発。ポートランドを経由。3人とも厳しいボディチェックと荷物検査を経て、シアトルへ向かう。
☆ かえりの空港の入り口には、イエローカードが目立つところに設置されていた。これで安心。
ラボのテューター代表訪問”Mission Team”を快く受け入れ、それぞれに多忙な中、ラボ側の希望に応じて、プランを立てて下さった各州の責任者、担当者の皆様に心から感謝したいと思う。滞在中は、空港への送迎はもちろん、移動時の車の手配など、とてもお世話になった。こんなに素晴らしい方たちとの絆を、日本の青少年のために、今後も大切にして守っていきたいものである。
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