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地区の発表会まであと1週間を切りました。22日は同じたま川地区の半分のパーティの発表会がおわり見てきました。
「西岡パーティも頑張らなくっちゃ」とあせっているのは私ばかりで、見に行った子たちも「たのしかった」というばかり。
24日は小学生とキディの最後のパーティでした。なのに、会場は急な葬儀で使えません。急遽狭い自宅での別れてのパーティにしました。
まだ、場面も完成していなくて、小さい子たちも1回もちゃんと動けていなくて、気持ちはあせりましたが、今日は動くことはあきらめて各自のセリフやナレーションがどのくらいできているかの確認、『ここまでできてるね。できている所は大きな声で!」「日本語はCDのとおりに大きな声で」とか、ここまでできたらいいね、の確認ができました。
年少のアニグが思ったよりしっかりことばが入っているのに驚きました。CDについてなら英語もいえていたのに音楽CDでは案外いえていない小学生がいたり。見えてきた部分があってかえってよい結果に。
「じぶんはダルシンのこのおはなしで、どこが好き?」
の質問に、答えていくうちにもっとこうしたいという意見が出てきて、じゃあ、こうしたら?誰ができる?と話が発展して、ひとりの意見がグループ全体の場面の共通イメージ化することになった。ハンプティーズとの合同では、なかなか意見を持っていても言い出せなかった小学生達にはかえってよい機会になった。
おもしろかったのは、「前からずっと気になっていたんだけど、『はなたれた火』ってどういう意味?」の質問に丁度鼻水がたれていたS君にみんなの視線が集まったこと。Sくんあわてて、テッシュで鼻水を拭いていた。「もちろん鼻水とちがうとは思うんだけど、なんかよく分からない。」と質問した子。すると「それはね、多分弓矢の先に火がついていたりしたものを放って火をつけたってことじゃないかな。」「いや弓矢じゃなくて、油だと思う。油でつけていた火がこぼれて火がついたんだと思う。」というような話になって、今までなんとなく余った人が途中から火になって燃えていた場面が、アニグの一味役の子が火をつける仕草をして燃えるようにしよう、ということになった。
一人の子のことばへのこだわりが、場面を生き生きさせる事につながった。とても嬉しい誤算だった。
30日の発表では上手く細かい動きが見てくださる人にわかっていただけるかどうか心配です。私は、子ども達を信じて音楽CDの練習をしておきましょう。
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昨日やっと、ハンプティーズの集まれるメンバーで合宿前のミーティングができました。合格して戻ってきたメンバーに何で直前まで何もできていないの?と詰問されての始まりでした。
ダルシン、なかなか走り出さなくて、やっと1回目の合同練習をしてみんなのイメージが少し立ち上がってきたカナ?という感じです。でもそうなった時、すでに発表1ヶ月前で大きい子たちは自分達があまりに何もできていないのであせってきたのです。
小学生たちはだいぶ乗ってきました。合宿のゲームもほとんど小学生の女の子たちが考えてくれています。心配だけど、楽しみな合宿です。
これで全員の気持ちに火がついて、燃え出してくれることを祈っています。セッセと火の種を仕掛けなくちゃ!!
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少し前の事になってしまいましたが、3月1日にラボインターンのマリアンのお父さん(ポイカさん)を明治神宮へお連れしました。
先輩のホストをなさっているテューターから、国際交流委員長だから、付き合って、といわれてとのことでしたが、私もひとりでは心細かったので、いい経験になりました。実は私も始めての明治神宮参宮なのでした。
ポイカさんは明治神宮が大変気に入られて、次の日にもう一度時間があるのできたいとおしゃっていました。
わたしも長い小石の敷き詰められた参道を歩いていくうちにだんだん神聖な気持ちのなっていく自分が感じられて、日本人としての神々とのかかわりを考えるいい機会になりました。
丁度、ダルシンをやっています。はじめのドルソイのお祈りの部分がこどもたちにはどうしても理解できない所。考える突破口になるかもしれません。
ポイカさんから長い感想のBBS書き込みをもらったのですが、文字分けされていて読むことができませんでした。残念。
今日から、京都へ行かれるとか。天候に恵まれ、いいステイになったのではないかしら。私も大自然溢れるマリアンの家にステイできたらなぁ、という新しい希望ができました。
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昨日は、みごとK大に合格したS君がみんなに会いたいと復帰してきてくれました。心配していましたが、ほんとにみごとな合格でしたね。みんなやるなあ、と感心しています。復帰する時はみんな不安なもののようです。でも、来て見ると、昔からの変わらぬ仲間の笑顔がある。背が伸びていたり、声変わりしていたり、かわいくなったり、みんなそれざれ変わっているのだけど、やっぱり変わらない、ぬく~い西岡パーティの仲間の顔がある。
ラボの良さってやっぱり仲間の力なのかなぁ。それぞれに良さと欠点を知り尽くした仲間がいる、ってことかなぁ・・。
昨日は、What's new in this week? の日でした。なかなか書くことがないという子もいますが、ほかの子が書いているのをみると搾り出すように書き始めます。やはり、つづけるものですね。
さらに、3月は節目の時でもあるので、将来を考える機会を持とうと思い、ある新聞記事をよんで、みんなに将来の夢を書いてもらいました。面白くなかったのは、中学生は高校生になること、高校生は大学生になること、しか夢がなかったことでした。大学生ぐらいになると少し変わってきますが、やはり、すごく夢が小さいなぁ、と残念に思いました。現代っ子なのでしょうか・・。夢をもって努力すると失敗してもそこから自分により近い可能性が見えてきて次の目標ができるのでは?
そういうことが可能ないなるのは、自分に仲間が多い人ほどいい、という内容の記事だったのですが、みんなの心にちゃんとまっすぐに届いたかなぁ?
来週は高学年グループの教務を考えることが教務地区研の中で取り扱ってもらえます。ラボ暦の長いテューターの皆さんはどんなふうにやっていらっしゃるのでしょう?大学生が増えてくると、何とか彼らが満足するようなラボを展開したいなぁと思うのですが、それが何か、はっきり捕まえたいと思っています。『テーマ活動でしょう』といわれることはわかっているのですが、まだそれが実感できないでいる私がいます。
月曜の教務地区研が楽しみです。
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小学生Gでは、テーマが決まってから2回目の今週。先週とは違う役でうごきます。
何人かで固まって役にはいるので、役がいない場合があり、なんか感じが出ません。
中でも、イッピ役をやっている子が鼻をつまんで「ダーソ、あぶらい!!」と叫んでいます。
ブリジットの大なべのシーンでなべをどう表現するかで時間をとってしまい、最後までいきませんでした。
ラグダをやろうと思っていた男の子たちは、がっかり。先週ミユがかっこよくやったのが、印象に残っていたのかも。
最後の話合いでは、動いてみてあの子のこういう動きがいいなぁと思ったことを言い合う事にしていました。けっこう私が汲み取れていなかった動きをしっかり見ていて嬉しい驚きがありました。
最後になって、「イッピはどうして変なしゃべり方をするの?」という疑問が出て、役をやった子は、「鼻が詰まっているから、アブナイ!のことを『アブライ!』って言うんでしょ?」という。あそれではなつまんでやってたのね。そうなの?すると、「あ、わかる。そうじゃないよ。北の国生まれだって言ってるから、外国人なんじゃないの。」
「アア、ケルトイ語がまだ上手にはなせないんだね。」と別の子。
「『おとうさん、お母さん、いない。』っていうのはおかしいよね。ほんとなら、『お父さんとお母さんはいない』で、も、や が、は、をいれるよね。」と文法的な突っ込みをする子もいる。
「おとうさんや、おかあさんは北の国、サイスナック人で、コンラ王との戦いで死んだんじゃないの?森の中かなんかでないてる所をダーソが見つけて、かわいそうに思ってつれてきたんじゃないの?」とかなりはっきり自分のイメージをかたる子もいた。さすが、どうしてもダルシンをやりたいといっただけの事はある。感心して聞いていたら・・・。
「まだ、わからないことがある。ホリを開放した、とか 野蛮なやからに情が通じるとでも思っているのか、っていってるけど、やからとか、情を通じるって言う意味が分からない。」という5年生のM。「みんなわかる?」みんなわからないらしい。「わからないことばがわかるだけでも、ずいぶんわかってるってことなんじゃないの?すごいね。」
「ジャ、今週はわからないことばを調べてくるだけじゃなくて、わからないことばを捜してくる、ということをしながら、CDを聞いてこよう!」ということに。
テーマ活動を動いている時は、めちゃくちゃで、いらいらしていた私ですが、子ども達同士で刺激しあって自分がわかっていること、疑問に思っていることを口に出すことで、ずいぶん気持ちが前に進むものだなぁ、と関心しました。来週は聞き込みが少しすすむでしょうか?意見を言う上級生の聞き込みが進んでいないような気がして、心配です。
意見をいうこと、と感じて動くこと、の両方がスムースに進まないことが多くて難しいですね。いろんなものになって、表現しつつ感じ取るのが、TAの素晴らしいところですから。両方必要。
上手くもって行くことが、テューターのうでのみせどころなのでしょうが・・・。
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高学年のクラスだけで、15周年に発表したいテーマはないか?ということで、各自やりたいテーマを持ってくる、ということになった時、中3のTくんが、迷わず「おどりとら」を挙げた。お兄ちゃんが入会した、自分が3歳のころに聞いたこのお話に魅力を感じていて、いつかやりたいと思っていた、とのこと。先日のパーティで動いてみました。
T君はモチロンおどりトラになって、コミカルに動き回ります。
「うん、面白いけど、T君がメインだったらいいとおもうけど・・・」
「ちょっと(今回やるとしたら)物足りない、なんかちがう気がする」と女の子たちから意見が出ると、T君は
「いやぁ、わかってますよ。今回みんなで動けただけで、それでもう満足ですよ。」とさめた様子。
10年間やりたいとあたためたテーマがあること、それをみんなでシェアし共感を得ることができること、両方ともとても価値あることだなぁと感じました。思い切りおどりトラになって思い切り踊れるようになっている、小さい時には頭で思い浮かべるだけしかできなかったことが自分でできるようになっている、という経験はとても満足する、たのしい体験なのではないでしょうか?T君がみんなで動けるだけで満足だった、といったのは本音だろうな、と思います。もちろん、舞台で彼が主役になって思い切り踊れたら、もっと満足するんでしょうが。
ラボを続けることは、ホントはとても難しいこと。ご家庭の温かいまなざしがあってのことです。でも続けていくとホントにたくさんの花や実がなってその子に返っていきます。それも高校生ぐらいになってからかしら。一気に『ラボのお陰』とおもわれるいろんなことがラボっ子の体から、頭から湧き出してきます。自分でもそれがラボのお陰か自分の隠された能力が現れたのかわからないんですが。自分でそれがラボのお陰だと確かに判断できるのはもっと大きくなってからなのかもしれませんね。
今は、出会いと分かれの季節。ラボをやめようか、もどろうか迷っている子も多いはず。ちょっと強引でも引き戻してあげることが彼らの為になるはず、と自信をもてたらテューターとして一人前なのに・・・。
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世の中では、義理チョコは下火ということらしいですが、昨日のキディ・小学生のクラスではいろんな子がチョコを持ってきて、全員にまたは個人的にチョコのやり取りが行われていました。先週はおやつを忘れていたので、みんなやっと満足したよう。ま、いいか。
うちの娘がセヴンイレヴンでバイトしていて毎年感じていたことらしいですが、バレンタインデイとホワイトデイの仕組みは圧倒的に男に不利だ、と言っていました。彼女が言うには、「バレンタインはチョコが10円からあるのに、ホワイトデイは300円からしかない。男も女の作略にいい加減気づくべきだよね。」と。女の彼女がそういうのも変ですが、うちの娘はわたしに似て、回りに振り回されることのない冷徹な目を持っているから、そんな風にみるのでしょうか?
今年は男のかたが義理チョコを女の子に配る光景が見受けられるとか?世の中の男はその仕組みに気がついたのか、それともただ男が女性化してきているのか、悩ましい所です。
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小学生Gに金曜のハンプティーズのグループに来てもらって、第1回の合同パーティをしました。
1月一月をかけてしぼった、3つのテーマ;ダルシン1話、妖精のめうし、グリーシュ、の3つのテーマのいずれもやりにくいかな、と勝手に考えた真ん中あたりを15分ずつ動いてみて、最終的にこのメンバーだやると考えて、一番やりたいのもをひとつ選ぼうという事になりました。意見を戦わせて手をあげた結果、妖精のめうしが一番人気で、ダルシンがその次、グリーシュは誰もなしということになりました。小学生は先週まで、グリーシュがいい、やりやすい、といっていたのに、驚きの結果でした。
中学生にも「メウシ」は人気でした。エドウィンの歌大丈夫かな?といったら、小1の女の子たちが、「私たち『ブレーメンの音楽隊』の時も歌やったから、こんども歌うよ!」といってくれて「じゃ、心配はないね」とすんなり決まりました。
どっちを先にやるかということでももめるかな、とおもったら、難しいダルシンを先にやって、7月までじっくり取り組んだ方がいいということもほとんどみんなの意見が一致して、案ずるより産むが安しという感じで決まりました。よかった!!
13日の火曜から取り組みが始まります。集中してやらなくっちゃ。
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火曜のキディグループは小学生に合わせてテーマきめと同じものを取り組んできましたが、ちょっと背伸びすぎかな?と考え、しばらくは、プレイルームとおなじテーマに取り組んでみようと思い、今日は「ゆきむすめ」をやります。
10年ほど前、横浜のユーラシア協会というロシア語を勉強している団体とコラボしたとき、クリスマス会で、お話してくださったのが、この話でした。(ロシア語で)ロシアでは「かぶ」よりずっとメジャーなお話しだとか。
久しぶりにじっくり聞いてみると、いいお話ですねぇ。特に挿入歌が素敵です。「Weaving,weaving the time away.」という所なんか胸がきゅ~っとなりますね。
お母さん達とやりたいなぁ~とふと思いました。
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昨日のプレイルームでシャーロット・ゾロトウ作の『かぜは どこへいくの』を読み聞かせしました。
絵本をたくさんよんでもらっているこは飽きずにじっとして聞き、見入っています。なかにはふざけて、じっとききいっているこにわざとちょっかいを出す子もいます。ママははらはら。
「パパは夕方にバルコニーで絵本を読んでくれました」の所にきたら「私はよるねんねするときにパパもママも絵本たくさん読んでくれる」
「わたしは、パパもママもおねえちゃんもよんでくれる」とつぎつぎに発表・・・。
だんだんお話に引き込まれていってしずかになりましたが、読んでいるあいだに子供達より、ママ達がこのお話に引き込まれている様子が伝わってきました。読み終わったあと、ママ達に感想を聞けなかったので、ちょっと書いてみました。
絵本って けしてこどもだけのものではない、そう思えるものの中の1冊がこの絵本だと思います。子供に読んであげながらも、自分がこんなふうにこどもの疑問に答えて挙げられたら、どんなに素敵な父であり母であるだろう、こんなふうに答えてあげられなかったなと自分を反省し、こどもにいつも真摯な大人でありたいと思わせてくれる1冊です。
「ひるがおしまいになったら、お日さまはどこへいくの?」というこどもの問いに、「ひるは おしまいにならないわ。べつのところで また はじまるの。そして、お日さまはそこを てらすのよ。おしまいになってしまうものは なにもないの。」と答える母。かぜも、たんぽぽのふわふわも 道も 山も波も雨も トンネルに入った汽車も 木のはも 季節も。そして「ほんとにぐるぐる ぐるぐる、つづいて いくんだね」と子どもに気づかせる この親子の会話の展開。なかなか実際にはこう上手くは いかないですよね。でも、絵本でも普通の本でもそうなんですけど、実際とは違うかの知れないけど、真実を読者に見せてくれる、そういうものですよね。そういう意味でも、心にしみる本です。何度も、なんどもよんであげたくなる本ですね。
「The song of the salmon]」と通じるテーマでもあります。
どう感じられたか、ママたちの感想を おききしたいなぁ。
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