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12月の地区の交流発表に向けて、16日に近くの施設を借りて集中パーティーを企画した。
今年アメリカへのホームステイを体験したT君(中2)をリーダーにかなり長時間の活動だ。
彼と1回だけ活動の打合せをしてはいたのだが、数日前から私がひどい声で話が出来ない。(「ギルガメシュ」発表での大声が声帯を痛めた?)
計画していたスケジュール通りにはゆかず、随所に変更があった。が、痛いところに手が届き、とても良いリーダー振りを発揮している。
数ヶ月前の彼ではなかった。騒がしい小学生達を、集中させて進行してくれていた。例えば*役決めで、同じ役に希望者が集中し、絞るのに用いた方法
皆の意見を募り、
1.じゃんけん 2.指定したセリフを覚えた人.上手な人
3.推薦 .多数決 等でしぼっていた。
又(2)のセリフを言う時の選ぶポイント等については、本人が黒板にすらすらと書いている。
*はっきり、大きな声で、間違えず、笑顔で。というものでした。
最後の笑顔でというのに、思わず笑ってしまった。
又別の場面、おばあさん役の子が「一人でやりたい」と言った時、もう一人の子が「どうしても自分もやりたい」と言う場面で、仲間の意見も聞いたりした上で、言った言葉「この物語(バベルの塔)はセリフが少ないので、ダブルキャストでしないと、ナレーションだけになってしまう子が出るので、2人で受け持つ必要があると思う」と言う。
それでも「一人だけがいい」と拘る子に片方の子は涙ぐみ始めた。リーダーはセリフを分けて言う方法等も言って説得するのだが、声を合わせるのは大変だとか、色々我がままと思える事を言う。挙句のはては、一人じゃないならやらない。と言ってみたりしている。
テューターはその子の性格や拘る理由も良く分かってはいるが
見守っていた。結局2人でやると言う事になった。しかし、今後活動しながら変わってゆくと思う。
T君良く仕切れた!お見事!立派な先輩高校生がいるので、補助的な仕事をしてきただけだったので、今日は彼の潜在していたラボ・力に感激した。
テューターは時々仮病を使ったほうがいいのかな。
ラボっ子というものは、いつのまにかリーダー性が養われるのだと。
そこも自慢のラボ・パーティーだが、目の前で、(自分の大きな変化と成長に気づかず)当たり前の様に、生き生きと動く姿を見せられてほっとして
うれしいひとときでした。高学年が少ない時期なので、今後が楽しみな成長振りに出会えたパーティーでした。
追記:いつもの私なら、画像を入れたい所ですが、体調が悪かったのでカメラ を持参したのに、使わずじまいでした。残念!
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「There is no one as strong as I am.」から始まる王のセリフ
体に合わせた大声で、威張りまくり(?)、エンキドゥとの戦いも
年や体形も忘れ、ひたすら飛び跳ね(自分はそのつもり)戦い後の
息づかいもそのままに荒く、肩で息をし、表現しきりました。
しかし、途中少々怪しいところもあったのですが、威張ったままで
出入りしました。初めてです。こんな図々しい事をしたのは。(?)
王さまだから出来たのでしょう。
さて発表は、我がプレイルームキデイグループのMさん親子が見ていまして、パーティーの時に、感想を書いたものを渡されました。
何とラボっ子は「先生負けちゃったね。でも助けられたね。
こんな風にしていたね。」など、私中心に見ていたようでした。
いつもより怖いと思ったに違いありませんん。でも最後まで
静かに良く見ていておりこうさんでしたね。ラボ・ライブラリー
大好きだものね。
来週(17日)は東京で「ギルガメシュ」の発表が沢山鑑賞できます。うれしい。どんな発見や感激があるのでしょう。竹内セミナーを受けたグループは「ことば」にこだわり、日本語のみの発表らしいです。
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9月に報告会をして、先日は支部のラボ国際交流参加者の文集が渡された。
ラボの機関紙「ことばの宇宙」でもこの夏のきらきらした感想が載ったばかり
でも今日はもう東京支部’04年度の参加者の親子オリエンテーションです。
緊張した面持ちのかわいいラボっ子たち、一生懸命ラボライブラリーの中からおはなしの「すがたり」をした。たくさんのプログラムの中には面接もあり
疲れた事だろう。でも待ちに待っていた日でもあるはず。
がんばってね!テューターもご両親も、ラボの仲間たちも、君達を応援するからね。「ひとりだちへの旅」の始まりです。輝いたたくさんの眼がとても
まぶしい時間でした。
さあ、きょうから一つでも良いから決心した事を実行してみよう。
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<ミナカタ・クマクス>という人をしっていますか。
岩波ジュニア新書の「はじめに」の書き出しのことばです。
ラボ・パーティーでは、国際交流参加者の参考図書です。
”森羅万象をみつめた少年”が副題です。
本の内容は、序章:19歳の船出と出会い
から博物学、東京遊学、挫折、修学と放浪(アメリカでの6年)
研鑽と失意(イギリスでの8年)終章:熊野の山野を駆ける
まで、です。
私が、1日に見学してきた「大英博物館の至宝展」で
見た彼の「閲覧室利用権申請書」と分厚いノートは
熱い人間の思いが見たものにまで伝わってきました。
かれの外にも、アーサー・コナンドイル、カール・マルクス
レーニン等もありました。
この博物館や図書が、いかに多くの人々に役立っていたかを
物語るものでした。
前記の本のなかでも、大英博物館に触れている箇所があります。
”大英博物館に紹介され、「極東の星座」を発表”
”禁酒禁煙を誓い大英博物館で読書する”
”大英博物館と「ロンドン抜書」”などです。
彼についてお読みでない型方は、是非おすすめします。
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11月1日(土)、朝一番の列車で上京しました。
上野駅公園口の周辺は、9時というのに、もう混雑していました。
3日連休でもあるし、芸術の秋、色々なイベントが沢山あり
頷けましたが、目当ての「大英博物館」も行列で、何度か
待たされました。
楽しみにしていた展示でしたから、一日がかりを覚悟して
余裕を持って、イヤホンガイドに従い、人の流れに逆らわず
展示品の側でじっくり見ました。
一番のお目当ては、何と言っても「ギルガメッシュ物語」の絵本
の作者(ゼーマンさん)も参考にされたという、イラクのウルで出土
された「牛頭のある女王のリラ」でした。
予想に違わず、色も形もすばらしく、はるか遠い昔の人々に
思いを馳せられた事でした。絵本の中でシャマトが弾いていた
竪琴のイメージが展示品とダブり感激しました。
沢山の展示品は、ラボ・パーティーで活動したことのある
ギリシャ神話に関係するデイオニソス像(ローマ時代の摸刻)や、
シェイクスピア作品「ジュリアス・シーザー」の登場人物の金貨等
興味のあるものが多く、子ども達も「子供向け音声ガイド」や「クイズ形式のワーク
シート付ガイドブック」が用意されていて、親子で楽しむ
姿が印象的でした。
見て廻るうちに、年を重ねる事の良さを、ちょっぴり感じました。
それぞれが、自分の知識や思いと繋がり、謎が解けたように
理解でき、しみじみと祖先のことなどを感じられるからです。
すばらしい遺産を守り続けた先人たちに感謝です。
ぜひお出かけしてみて下さい。割引券のプリントも出来る
公式ホーム・ページがありますよ。
http://www.asahi.com/daieihaku/
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10月31日の夕方NHKの番組、「首都圏まるごと1週間」という番組で
6時のニュースの後、特集で「公立小学校の英語教育」と題して
千葉県成田の小学校を紹介していました。
国の指定を受けた事もあり、1週間に各学年とも4時間の英語の
授業がある。子ども達は楽しそうで、ラボの子ども達の表情とダブり
良い時代になったものだという思いで見ていた。
但し先生達が苦労しているようでした。少しずつ、ラボのテューターが
各地でボランティアの形でお手伝いしていますが、公立の小学校で
早く全国的な流れになると、うれしいなと感じました。
番組の中で、ラボの幼児グループも大好きな<Kookaburra>を
歌っていました。
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今年は地区のグループが一緒にパーティーをしました。(26日)
秋ですから、野外に限ると言う事で、県北一の動物園のある
神峰公園の頂上の広場が会場でした。
3グループ、(Witch,Bat,Pumpkin)でスタート前のファッション・ショウの際、グループ毎の記念撮影です。(画像あり)
雨天中止の行事ですから、お天気が心配でしたが
かわいい子ども達の思いが、通じたのでしょう
良いお天気でした。
テーマをラボ・ライブラリーの新刊からとしたので、
鳥や動物のコスチュームが多かったです。
小学生とチューターの一部は3つのポイントを受け持ち、頑張りました。
「おやすみみみずく」のコーナーは、木株に似せたビニールチューブの輪を「石蹴り」の要領で飛び歩いて、ゴールまでゆく。
次のコーナーは「ノアのはこぶね」のポイントです。
スパイダーの網をくぐり、「パンくい競争」のような所で
オリーブの葉にキャンデイが隠されて付いているバーから
口で取り、ゴールです。(画像のところ)
これはスタート地点で
「はと」の羽に似せた白い布を受け取り、走るのです。
3つ目のポイントは魔女になって、ホーキにまたがり
暗い場所を通り、お菓子のある所へ行き、お菓子を
いただき、帰ってきて、次の子にホーキを渡します。
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ラボ国際交流に参加した次男のホストの結婚式に代理出席(実は自分も行きたかった)した事があります。北米が秋の美しい季節で、自然が赤や黄の鮮やかな時期だったので、夏のシャペロンでのアメリカとは異なる印象でした。
式での花嫁が披露宴(親戚、友人達との)で、ウェデングドレスのまま
踊る「THE HOKEY-POKEY」」や「ROW, ROW, ROW YOUR BOAT」にも感激しましたが、その後に体験できた本場でのハロウィンもすごく良い体験でした。
ここでの画像は、一部ですが学校訪問した時のもので、ロッカーにもボードにもハロウィンの飾り付けでいっぱいでした。
一人一人の名前を切り取って、JACK-O-'LANTERNが出来ています。
その前のご婦人はホストマザーだった方です。ホストファザーは校長先生でした。テューターにとってはとてもよい研修にもなりましたよ。
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ラボ・パーティーでは、夏休みの間に沢山のお話を聞いて(日本語・英語・時にはフランス語、スペイン語、中国語、韓国語等のものも)
「おはなし絵日記」を描きます。年齢に応じて、絵や感想文何でも良いので、たっぷり聞く事を目的にしているのです。
小学生はあまり取り組まないので、幼児が中心になってしまっています。テューターとしては、全学年が興味や関心に沿い、長い休みに
深く楽しんで、色々調べたり、想像したり、疑問にかんじたり、考えたりして欲しいのだけれど、導入の仕方が不足だったのでしょうか。
さてその中から、個性あふれる絵や使い方、楽しんでいた様子の絵を紹介します。またその頑張りに対して、事務局からご褒美に自分の描いた絵のバッヂを作って頂けたのです。その一部の画像も入れます。
親子の日記の様なHちゃんのもの。きょうだい2人のそれぞれの個性あふれる絵、同じお話の絵でもこんなに違うと思われる絵、みんな楽しく伸び伸びと描いていてうれしい!
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10月11日、土曜日 中高生のラボを休みにして、ロジャー・パルヴァース氏の講演会に上京した。東京支部のラボ・テューターの研修です。
パルヴァース氏はラボ・ライブラリーと称した、ラボ・パーティー会員の為の物語CDの、創作や英訳を手がけて下さっております。
既刊のCD、「DREAMTIME」「Don Quixote」{Tomomori of the Heike'」
に加えて、今回「Noah's Ark」{THE TOWER OF BABEL] の再話と英語を担当して下さいました。
今日は聖書の物語からの2つを、テューターとの質疑応答や
ワークショップを交えての研修でした。
21世紀の子ども達の為に、すばらしいメッセージを含みつつ、子ども達が今の自分の心で、考えられるよう、随所に気持ちを込めて書かれた事がわかりました。
特にワークショップでの「ことばの肉体化」無しには、ドラマを表現した事にはならない。台本(や正確なセリフ)は後回しにしても、先ず状況やそのセリフの場所の心境などを肉体化してほしい。
そうすることによって、ことばのPOWERが出る。
テューター達も何回も体験してみて、とても良くわかったアドヴァイスでした。パーティーでの子ども達との活動に直ぐ生かせる研修でした。
2つの物語再話と英訳に関して、沢山の苦労話というか、創作状況が聞けてとても良かったです。日本在住32年と言うだけあって、楽しい話術もうれしい事でした。
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