Re:★ゴッホと浮世絵、時間を表現する稀有な技法の発見(01月10日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2007年01月10日 16時48分)
ゴッホの絵に「菜の花や・・・」が
仕込まれているとは!なんとも感動的です。
オルセー美術館で、多数の印象派画家の絵を
見たとき、特にゴッホの部屋では、なんとも
いえない気持ちになりました。
浮世絵のタッチを感じたからです。
閑話休題
同じ日に2本立て続けに映画を見た、というのは
我が家も同じですが、私たちは、
「シャーロットのおくりもの」と「007」
でした。・・・ああ、なんという教養度の違い!
ですが、子供の純粋な心を失いたくない、という
思いは同じです。
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Re:Re:Re:Re:★ノロウイルスも撃退! 江戸の武士・町人が求めた赤い縁起もの(01月01日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年01月06日 21時05分)
dorothyさん
>私は、フィオレンツァ・コッソットのあのあまりの迫力に、しばし呆
然としてしまいました。日記に書くのも、少し自分の中で熟成させてか
らでないと、うまく言葉にすらならない状態でした。今日、やっと日記
に書けました。
私は、オペラではカヴァレリア・ルスティカーナが特に好きです。あの
アリアが特に好きです。
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誰のどんな歌い方がすぐれているのか、正直なところ、わたしにはそう
した鑑賞力についての自信はないのですが、たしかに、フィオレンツ
ァ・コッソットさんの歌には、ことばの細かなニュアンスはわからない
でも、ジンジンと伝わってくるものがありましたね。あれこそがキャリ
アであり、あれこそが彼女の才能なのかもしれません。すばらしかった
です。
ちょっと知り合った関係にあったオペラ歌手がプリマとしてあまり出演
することがなくなってしまって以来、オペラを聞きに足を運ぶこともな
く、あまり親しいものを感じなくなっていました。それでも、今回のオ
ペラコンサート、出演はほとんど知らない歌手ばかりでしたが、なかな
か上手でしたし、歌は名前や顔で聞くものではなく、歌そのものを素直
に、純な気持ちで聞かないといけないな、と思ったものでした。
純な気持ち、といったついでに、じつは、きょう、小夜につきあって、
映画を観てきました。二本も。『子ぎつねヘレン』、おまけに『佐賀の
がばいばあちゃん』。二本も見て、もう、目が疲れてしまいましたが、
どちらの映画も子どもの純粋さに、涙(なだ)そうそう、でした。その内
容については説明の要はないと思いますが、子どもの純粋な心、無垢な
その魂は、宝ものですね。何にも代えることのできない宝もので、せめ
てこれを大事にできるおとなでありたいと願います。
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Re:Re:Re:★ノロウイルスも撃退! 江戸の武士・町人が求めた赤い縁起もの(01月01日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2007年01月06日 17時35分)
がのさん
>年末25日の早朝放送になった民放の番組に出演、わたしは見損なって
しまいましたが、dorothyさんはまっ赤なセーターで出演なさっておいで
だったとか。やはり日ごろからほとばしるエネルギーでしょうかね。そ
のパワーで、あらゆる病気も吹き払ってください。前進、前進! エ
ッ、ひょっとしてdorothy さん、イノシシ年?
いいえ。干支をいうと年齢が発覚しますので、これ以上は
回答できません。ちなみにりんごがイノシシです。
>そういえば、たったいままで、見ておりましたよ、NHKのNEW YEAR
OPERA CONCERT。ご贔屓のフィオレンツァ・コッソットさんの「トロヴァ
トーレ」、その円熟した表現とド迫力に感動させられました。喜寿を越
した人ですが、パワフルですね。それに、おまけに、しょっぱなに「ト
ゥーランドット」を唄った歌手、ここからまっ赤な衣装でしたね。今回
出演した人の多くはこれまで知らない人がほとんどでしたが、ポピュラ
ーな歌がそろえられ、堪能させてもらいましたね。
はい。私は、フィオレンツァ・コッソットのあのあまりの
迫力に、しばし呆然としてしまいました。日記に書くのも、
少し自分の中で熟成させてからでないと、うまく言葉にすら
ならない状態でした。今日、やっと日記に書けました。
今回のニューイヤーオペラコンサートは、確かに例年以上に
耳に慣れ親しんだものが多く、とても楽しめました。
カルメンは、一昨年、りんごと見に行ったので、りんごも
特にこの曲には反応していました。
私は、オペラではカヴァレリア・ルスティカーナが
特に好きです。一幕物で気が楽だし、話もわかりやすい。
ゴッド・ファーザー3でも、劇中劇でとりあげられて
いました。あのアリアが特に好きです。
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Re:Re:★ノロウイルスも撃退! 江戸の武士・町人が求めた赤い縁起もの(01月01日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年01月04日 10時42分)
Play with meさん
> 小夜ちゃん、お久しぶりです。今春はもう1年生。さすが、がの父
さんと難しいお話しができるんですね。”赤”が病魔を撃退するとのこ
と。PMW叔母さんもそんなこと知らなかったけれど、お正月には赤い
セーターを着ていました。1月で大役が終わります。また小夜ちゃんと
一緒に読書をしたいです。今年もよろしくお願いします。
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PWMせんせい、あけましておめでとうございます。
ご家族のみなさんとお元気に新年をお迎えでしょうか。
かわいい赤いセーターで、エイ、ヤッ! と、いやな病魔を撃退、
イノシシにならって、パワフルな前進の一年でありますよう、念じ上げ
ます。
ところで、小夜の着るものは、赤はほとんどありません。
おとうさんの趣味なのでしょうか、白が多いのですよ。
コートも白、セーターも白、手袋も白、おまけにスキー帽まで白。マフ
ラーだけは海のような青。
でも、お正月のおいしいものをいっぱい食べ、元気もりもりです。
ふしぎなことが一つあります。いつもの年ですと、広島から、山口か
ら、牡蠣がたくさん送られてきてとても食べきれず、ご近所に分けてさ
しあげるのに苦労するほどなのに、この冬はゼロ。きっとノロウイルス
の風評のせいではないかと思います。牡蠣鍋、牡蠣ごはん、酢牡蠣、と
ってもおいしいのに。PWMせんせいは、牡蠣、いただきましたか。
きのう、お宮参りにいきました。おみくじを引きましたら、「末吉」と
出てがっかり。「なにごとも進んですることはいけません。こころ静か
に諸事ひかえなさい。…身をつつしんで勉強なさい。そのうち悪い運気
去って、幸福のときがきます」ですって。「一升枡には一升しかはいら
ぬ。無理にいれればこぼれ、抑えつければ枡が裂ける。…世のため、人
のために尽くして徳を積め。徳を積んで容器を大きくせよ」とありまし
た。
う~ん、小夜にはそんなに大きな野心はありませんけれど、幼稚園のと
きから教えていただいているフランス語をもっとしっかりお勉強したい
と思っています。学院の、カナダのトロントから来ていらっしゃる先生
が大好きなのです。それと、今年もいいご本をたくさん読むこと。PW
Mせんせい、今年も小夜と仲良くしてくださいね。
がのおとうさんは、どうやら、江戸文化のことをいろいろ勉強してみた
いようです。
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Re:Re:★ノロウイルスも撃退! 江戸の武士・町人が求めた赤い縁起もの(01月01日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2007年01月03日 21時38分)
dorothyさん
>現在、古色蒼然としている神社も、できたばかりのときは、赤い壁に
緑の窓枠、といったいわゆるけばけばしい色彩を放っていたはずです。
薬師寺西塔が再建されたとき、そのあまりの色の激しさに驚きました
が、できた当初は東塔も同じような色彩だった、と聞き納得したもので
す。
西洋でも、赤いペティコートは体を温めるといわれているようです。実
際、色彩の世界でも赤は暖色前進色ですね。
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年末25日の早朝放送になった民放の番組に出演、わたしは見損なって
しまいましたが、dorothyさんはまっ赤なセーターで出演なさっておいで
だったとか。やはり日ごろからほとばしるエネルギーでしょうかね。そ
のパワーで、あらゆる病気も吹き払ってください。前進、前進! エ
ッ、ひょっとしてdorothy さん、イノシシ年?
そういえば、たったいままで、見ておりましたよ、NHKのNEW YEAR
OPERA CONCERT。ご贔屓のフィオレンツァ・コッソットさんの「トロヴァ
トーレ」、その円熟した表現とド迫力に感動させられました。喜寿を越
した人ですが、パワフルですね。それに、おまけに、しょっぱなに「ト
ゥーランドット」を唄った歌手、ここからまっ赤な衣装でしたね。今回
出演した人の多くはこれまで知らない人がほとんどでしたが、ポピュラ
ーな歌がそろえられ、堪能させてもらいましたね。
> これはワクチン開発のために牛を媒体にしたため、その製法がどこか
らかゆがんで流布し「牛は疱瘡につよい」という噂が形をかえていき、
庶民の対処療法で、天然痘のかさぶたを乾かしたものを鼻から吸い込ん
だら天然痘にならない、という風説が流れ、それを実行した多くの人が
天然痘にかかった、という話も聞いたことがあります。
⇒ そうですか、むかし、どこかの国では、かさぶたを粉末にして鼻か
ら吸った、というのは、たしかにありそうですね。むかしの科学とはそ
んなものだったのかも知れません。失敗し、苦しみ、恥をかいて、そし
てついにいいものが作られていく…、そんなことをくり返してきたのが
人間なんでしょうね。
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Re:★ノロウイルスも撃退! 江戸の武士・町人が求めた赤い縁起もの(01月01日) [ 関連の日記 ]
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Play with meさん (2007年01月03日 21時28分)
あけましておめでとうございます。
小夜ちゃん、お久しぶりです。
今春はもう1年生なんですね。
さすが、がの父さんと難しいお話しができるんですね。
すごい!!
”赤”が病魔を撃退するとのことなんですね。
お年玉に健康を祈念してがの父さんから頂いたのですね。
それも大すきな絵本ですからよかったですね。
PMW叔母さんもそんなこと知らなかったけれどお正月には赤いセータ
ーを着ていました。
1月で大役が終わります。
また小夜ちゃんと一緒に読書をしたいです。
今年もよろしくお願いします。
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Re:★ノロウイルスも撃退! 江戸の武士・町人が求めた赤い縁起もの(01月01日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2007年01月03日 05時08分)
ウの眼4も読ませていただきました。
「あをによし ならのみやこは さくはなの
におうがごとく いまさかりなり」
この歌の「に」も「丹」で表記されていますね。
現在、古色蒼然としている神社も、できたばかりの
ときは、赤い壁に緑の窓枠、といったいわゆる
けばけばしい色彩を放っていたはずです。
薬師寺西塔が再建されたとき、そのあまりの
色の激しさに驚きましたが、できた当初は
東塔も同じような色彩だった、と聞き納得したものです。
西洋でも、赤いペティコートは体を温めると
いわれているようです。実際、色彩の世界でも
赤は暖色前進色ですね。
疱瘡別名天然痘は、根絶宣言された伝染病ですが、
江戸期、庶民の玄関の入り口に牛の絵の札を貼って
魔よけにしたのは、疱瘡だったように記憶しています。
これはワクチン開発のために牛を媒体にしてワクチンを
作ったため、その製法がどこからかゆがんで流布し
「牛は疱瘡につよい」という噂が形をかえていき、最後には
お札になった、とも記憶しています。
また、庶民の対処療法で、天然痘のかさぶたを
乾かしたものを鼻から吸い込んだら天然痘にならない、
という風説が流れ、それを実行した多くの人が
天然痘にかかった、という話も聞いたことがあります。
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ご無沙汰してしまってすみません。
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ちこらんたんさん (2006年12月29日 02時44分)
先日、私の書き込みにお返事してくださってたので、今日はようやく返
信♪と思って来たのですが・・・
がのさんの掲示板、大人気ですね。
さかのぼるのが大変!
また来ま~す!
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Re:Re:★オタンチンパレオロガス! 漱石を慕いて(12月09日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年12月17日 12時07分)
ばーばーじゅこんさん
【その3】
「一人の人間をつくることをあえてくわだてるには、その人自身(あなた
自身)が人間として完成していなければならない」とまで云われてしまう
と、これはきびしいですね。わたしはダメだ、資格なしだ、勉強不足
だ、そこまで責任は持てないよ、と腰が引けてしまい、ついにはわたし
は英語の先生でケッコーと、居直るしかないのでしょうが、まあまあ、
子どもの成長と歩みをとともにするということは、たしかに、それくら
いきびしく厳粛なものだ、ということで。
ごめんなさい、40周年の大ヴェテラン、ばーばーじゅこんさんには、
云わずもがな、でしたね。
>おっしゃるとおり、人間はドキドキが無ければ、駄目ですよね。
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ハイ。いつでもこころに太陽を! みずみずしい情熱と恋のこころ
を。
ですが、このところ熟年離婚がはやっているそうですけれど、そのへ
んのところは、わたしはいっさい責任は持てませんので、よろしく。ハ
ッハッハ…。
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Re:Re:★オタンチンパレオロガス! 漱石を慕いて(12月09日) [ 関連の日記 ]
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がのさん (2006年12月17日 11時52分)
ばーばーじゅこんさん
【その2】
読書会をいくつか主宰して、ひとに本に描かれたさまざまな人間の生き
方を語らねばならないという、自らに背負いこんだ責任でもあります
が、これが改めて丁寧に本を読むありがたい機会になっているように思
います。
読んで考えることは、古臭く時代遅れなもののようですが、そうとは
云えず、意外に今日的な問題意識と重なるんですよ。たとえば、ここの
欄で、平塚らいてうを書き、その師ともいうべきエレン・ケイのことに
触れ、彼女に大きな影響を与えた父親がJ.J.ルソーの『エミール』を愛
読する理想主義者だった、と書いたばかりでしたが、その翌日(きのう)
の朝日新聞の「天声人語」が教育基本法の改正をめぐる国会の動きを批
判して、ルソーの思想を紹介していました。また、たまたま聞いた昨夜
のラジオ(NHK第二)で、鎌倉の円覚寺が語られるなかで、ここに参禅した
ことのある平塚らいてうや夏目漱石のことが。テューターのみなさんが
ラボを通じて日々とりくんでおられる子どもの教育について、わたし自
身はそんなに語る資格はありませんが、かつてヒルトンの『チップス先
生 さようなら』でその理想を遠巻きながら紹介しました。子どもを全
的に見る、ということでしたね。ルソーがいうのも、ほぼこれと同じで
はないかと思うのです。「天声人語」で引かれていたところだけでいえ
ば、「ほんとうの教育とは、教訓を与えることではなく、訓練をさせる
ことにある」、つまり、英語だ、英語だ、といって無理強いし、早期英
語(ラボ)中毒症候群をつくることではなく、さまざまな経験をできるだ
け多くさせる、その中で自然に英語に触れさせる、という意味でしょう
か。そもそも「テューター」という語が「エミール」に倣っていること
はご存知でしたか。先生でもなく教師でもなく、テューター。チップス
先生のように、子どもたちの生活そのものをまるごとを見ていくおとな
です。【つづく】
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