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035
風のかよい路、〔がの〕さんの庭にて。
どうぞお気軽に。互いの率直な感性をそのままに交換いたしましょう。


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がのさんの掲示板 [全2358件] 1481件~1490件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
Re:新作川柳、思いついてしまいました。
がのさん (2005年09月07日 09時41分)

ドロシーさん

◎ いってらっしゃい 空き巣喜ぶ 夏休み
   ――ごめんなよ 空振りだったな わが家では
   ――来てごらん 貧窮問答 夜を徹し
   ――語ろうぜ 孤貧なぐさむ 蜘蛛の糸
   ――うら見ても おもてを見ても 何もなし
      (良寛さんの“無一物中無尽蔵”を地でいく男より
       /ちこらんたんのところへの書き込みに加えて)

◎ いらっしゃい スリも喜ぶ 夏休み
   ――ちがうだろ ねらうんだったら あちらさん
   ――残念ね 錆びた手つきで ごくろうさん
   ――生き下手と そしらばそしれ スリ野郎
   ――人は草。むしられてこそ 抜かれてこそ
   ――むしられて 抜かれるものもない 落ち葉
新作川柳、思いついてしまいました。
dorothyさん (2005年09月07日 05時18分)

いってらっしゃい 空き巣喜ぶ 夏休み
いらっしゃい スリも喜ぶ 夏休み

ちょっと不穏なテーマになりましたが、
夏休み中の、観光地の賑わいと住宅地や首都圏の
静かさを思って思いつきました。
もう少し早く思いついていれば、時期にあったのですが。
いかがでしょう?
Re:Re:★日本の「美しい心」に託された小人の家族(09月04日) [ 関連の日記 ]
がのさん (2005年09月05日 17時07分)

Play with meさん

>小夜ちゃん 読んでくださったのね。森山家を通して、戦争の悲惨さ
がひしひしと伝わってきますね。

★…はい、いまもまだこころがほかほかしています。とても感動いたし
ました。PWMせんせいがごいっしょに読んでくださるので、小夜も張り合
いを感じながらいっしょうけんめいに読めるような気がします。それに
しても、もう続編の『くらやみの谷の小人たち』をお読みなんですか。
すごい、すごい。これにも黒姫のことがいろいろ出てくるのですね。終
戦後の東京の生活を描いた作品とか。これもたいへんおもしろそう。そ
のうち図書館で探してみます。

このあいだ借りてきたもう一冊のいぬいさんのご本『光の消えた日』
は、『木かげの家の小人たち』を読んでいるときに、おかあさんに取り
上げられてしまったの。職場に毎日持っていってしまうものですから、
困りますね。まだ半分くらいしか読んでいないといいますし。仕方ない
ので、ほかのご本を読んでいますけれど。

続編で、ゆりちゃんや、日本に残ることになったロビンやアイリス、そ
してハトの弥平さんが、どんな戦後の東京を見せてくれるのか、せんせ
いの次のお話をたのしみにしています。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★古歌にうたわれた妙ちきりんな花【采女】 [ 関連の日記 ]
dorothyさん (2005年09月05日 03時44分)

がのさん
>そして、改めて能というもののプリミティブな姿を
見る思いがいたします。
入り組んだ煩雑な部分はそぎ落としてすっきりさせ、
極限的にシンプルにし様式化して見せるというスタイル。
表情の乏しいひとつの能面が、角度ひとつで、
あるときは悲しみを表わし、あるときは怒りを表わし…
といった具合いに。

そうですね。ある芸能を鑑賞するときに、その表現に
対するルールを知っていると、また、随分楽しめると
思いました。歌舞伎にしてもバレエにしても、音や
手の動き、歌舞伎では隈取も、そこには「約束事」が
あり、それを知って見ていると、内容が非常にわかる
のです。能・狂言もそうなのだな、とこちらに伺って
知ることができました。余計なことをそぎ落として、
または逆に伝えたいことを膨らませて、作品として
完成し現在まで伝えられているのですね。

安積山、山ノ井など、こういった能の話を伺うまで
私自身、さほどに興味を持っておりませんでした。
うねめ伝説にしても、嫁いで来た当初は非常に興味が
ありましたのに、日々の生活の中で当たり前のように
「うねめ通り」「うねめ祭り」「ミスうねめ」など
口にするようになり、いつの間にかかの地に思いを
馳せることを忘れておりました。改めて、こういった
地を訪ねてみたいと思いました。

>あ~あ、行きたいところがいっぱい。おカネかあ~。
それを思うと、せつないの~。

若いころは、時間があれば、ないお金をかき集め節約してでも
「行きたい」と思うところに足を運びました。それだけの
時間と体力があったから。今は、特に現時点では、子供が
いる、ということだけでも、さまざまな制約があります。
ユースホステルには泊まれない、直角座席の夜行各駅停車列車は
移動手段として不可能、食事を抜いてでも、見たいところを
見てまわることなど出来ない、などなど。
子供が巣立ったら、どんな風にできるかはわからないけれど、
今度はのんびりと、色々なところを鑑賞してまわりたい、
それが夢です。

----------------------------
Re:★日本の「美しい心」に託された小人の家族(09月04日) [ 関連の日記 ]
Play with meさん (2005年09月04日 21時30分)

小夜ちゃん
読んでくださったのね。
森山家を通して、戦争の悲惨さがひしひしと伝わってきますね。
小人の家族の生を責任を持ってしていたゆりさんもついに病気に倒れて
しまいますね。
小人達は気にかけながらも、「今が出て行くとき」とそっと出発してし
まいますね。
終戦後の小人達の生き様を『くらやみの谷の小人たち』に書かれていま
す。
戦後の東京の様子は、はとの弥平の目を通してかたられています。
まだはじめのほうしか読んでいませんが。またお知らせしますね。
表紙裏に黒姫周辺の地図が載っており、地震(ない)の滝もあります。
なんだかふるさとのような気分ですよ。
小夜ちゃんとお話できて良かったです。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★古歌にうたわれた妙ちきりんな花【采女】 [ 関連の日記 ]
がのさん (2005年09月03日 21時42分)

ドロシーさん

いろいろな面白い情報をありがとうございます。
ええ~!? 安積山(あさかやま)って、ふたつあるのですか?
山の井清水もふたつ!? どうなっているのでしょうか、こりゃ。
ご紹介くださったように、やはり諸説紛々のようですね。
まあ、説話というのはそういうものなのでしょうが、
地元では引っ張りっこで、たいへんなのでは…?
外野にあるわたしどもとしては、どっちでもよく、
自分の好みのイメージを拾い集めて受け止めればいい
ということなのでしょう。
そして、改めて能というもののプリミティブな姿を
見る思いがいたします。
入り組んだ煩雑な部分はそぎ落としてすっきりさせ、
極限的にシンプルにし様式化して見せるというスタイル。
表情の乏しいひとつの能面が、角度ひとつで、
あるときは悲しみを表わし、あるときは怒りを表わし…
といった具合いに。
さてさて、奈良の古刹での胎内体験も貴重ですが、どうやら
陸奥郡山の采女伝説探訪や、義経と静御前の古伝説めぐりも
なかなかロマンにあふれ、楽しそうじゃないですか。
あ~あ、行きたいところがいっぱい。おカネかあ~。
それを思うと、せつないの~。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★古歌にうたわれた妙ちきりんな花【采女】 [ 関連の日記 ]
dorothyさん (2005年09月03日 07時25分)

がのさん 【その2】

奈良

⇒この年こいて母の胎内ですか。こっ恥ずかしいようですが、それもい
いでしょうかね。

三月堂の中を、そのように感じる人は少ないようですが、私は
行くたびに、仏様に対峙して座り、いつの間にかうつらうつら
します。わずかな時間ではありますが、気力・体力とも回復し
ます。ああ、奈良に行きたい。薬師寺、法隆寺、大和三山、
雷の丘、山之辺の道。思い出すとキリがないです。リタイアしたら、
3ヶ月ほど、奈良にいて、いろいろなところを見て歩きたいです。
リタイアしたら、パリにも3ヶ月ほど行って、ルーブル、オルセー、
オランジュリー、マルモッタン、ポンピドーセンターなど、
じっくり時間をかけて美術鑑賞もしたい。そのためには、老後への
貯蓄・・・。あ、かなり苦しい。宝くじに走るしかない。


川柳
⇒ですから、便乗句をつけてさしあげたじゃないですか。あれを魔除け
に書いて、からだじゅうくまなくベタベタと! 効果テキメンのはず。

あ、なるほど。だから、采女伝説の話(婚約者バージョン)の
ときにも、ダーリン妖怪がでなかったのか・・・。封じ込め作戦、
成功ですね。
----------------------------
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★古歌にうたわれた妙ちきりんな花【采女】 [ 関連の日記 ]
dorothyさん (2005年09月03日 07時24分)

がのさん【その1】

安積山

 「あさかやま」と読みます。「安積疎水」も「あさかそすい」です。

http://www.bashouan.com/ppAsakayama.htm

このサイトに、郡山市内にある、2箇所の采女伝説由来の地に
ついて、かなり詳しく記されています。
伝説は、私も2種類、聞いたことがあります。
陸奥では大変美人だ、と評判の娘が、雅な都に行くと
ただの田舎娘としてしか扱われず、望郷の思いと失恋の
痛手に猿沢の池に身を投げた、という話。
婚約者への思いを断ち切れずに、狂言自殺までして
やっとの思いで戻ってみると、愛する人は自分のために
自殺したあとだった、と言う話。

また、両方をミックスしたような話もあります。
つまり、夫ある身ながら都には行ったが、夫恋しさ
ではなく、一人ぼっちの寂しさに、身を投げた、とか
身投げした振りをして戻ってみたら、夫が死んでいた、
または、夫は他の人と結婚していて、自分には戻るところが
なくなった、など。

当地には、平泉まで逃げた義経を追ってきた静御前が、
訃報を聞いて、世を儚んで身を投げた、という伝説が
あり、実際に「静御前堂」なるものもあります。

がのさんの采女伝説を聞いて、少し探索してみたく
なりました。気候がよくなったら、行って見ますね。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★古歌にうたわれた妙ちきりんな花【采女】 [ 関連の日記 ]
がのさん (2005年09月03日 00時36分)

ドロシーさん《2》

一方、春姫は奈良の都へ連れていかれたが、二世を誓った男のことが忘
れられず、決死の思いで逃げ出す。猿沢の池に身を投げたように装っ
て、じつは恋しい男の待つ安積山の故郷にまっすぐ帰って来る。帰って
みれば求めた男は死んでいる(あ~、このへんは「ロミオとジュリエッ
ト」だ~)。春姫もこの世のはかなさに思いあまって、その山の井の清水
に身を沈めて果てた、…そういう悲恋物語。娘が入水したときに脱いだ
采女衣を掛けたとされる桜の古木が今も残っているとか。
安積山のふもとには采女神社があり、8月に采女供養祭がおこなわれて
いるそうです。また奈良の采女神社のほうでも9月の中秋の名月の夜に
うねめ祭りのにぎやかな管弦祭が催されるそうですが、ここに郡山(安積
山)からの采女すがたの女性が派遣されるのだとか。きっとこのおはなし
には、もっともっとヴァリエーションがあって、土地土地でその物語を
しのんでいるものと思われます。ドロシーさんはまた別のお話をご存知
かも知れませんね。

>奈良・・・時間ができたら、奈良に行きたくなりましたか?
情けない思い出を払拭するためにも、そうです、ぜひ奈良に行って、三
月堂の中で母の胎内を体験してみてください。癒されます。
⇒この年こいて母の胎内ですか。こっ恥ずかしいようですが、それもい
いでしょうかね。

川柳――ダーリン妖怪にならないよう、気をつけます。耳なし芳一のよ
うに、何か魔除けを考えねば・・・。
⇒ですから、便乗句をつけてさしあげたじゃないですか。あれを魔除け
に書いて、からだじゅうくまなくベタベタと! 効果テキメンのはず。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:★古歌にうたわれた妙ちきりんな花【采女】 [ 関連の日記 ]
がのさん (2005年09月03日 00時22分)

ドロシーさん《1》

>安積山――実際、郡山市内北部にある「安積山公園」がその地である、
といわれています。「采女」が、ここ郡山では、夏祭りや通りの名称に
普通に使われているのを、不思議な縁だな、と思っています。

思えば、ナンバンギセルにはじまって、ポピー(虞美人草)へ、そしてど
ういうハズミか、能「采女」へ、陸奥の「うねめ祭り」へ、安積山
へ…。ほんの通りがかりのつもりの“采女”でしたが、これ、どんどん
深みに落ちていきそうですね。
采女の由縁をとどめる安積山――わたしはこれまで「アズミ」ヤマと読
んできましたが、間違いでしょうか。そちらではどう呼んでいますか、
「アサカ」ヤマですか――、萬葉集ではこんなふうにも詠まれていま
す。
     安積山 影さへ見ゆる山の井の
          浅き心を 我が思はなくに
で、ポイントは郡山市片平というところにあるこの安積山の“山の井”
清水でして、この小さい池のほとりに采女塚が立てられているとか。ド
ロシーさん、ひまをみて、いつかこのあたりを探検してみてもらえませ
んか。ここに伝わる説話は、これまでわたしの知る采女の物語とはだい
ぶ趣きが違うんですね。前半の部分は民話の「絵姿女房」にそっくり。
この地に、だれもが認める相思相愛の仲の男女がいました。永遠の愛を
誓い合って婚約、男は美しいフィアンセ (春姫という)の絵姿を田の畦の
立木に飾って、ほんとうにそこに娘がいるかのようにいちいちやさしく
声をかけながら農作業をするのが常でした。あるとき、風のいたずら
で、その絵が飛んで高く舞い上がり、たまたま大和朝廷から赴任して来
ていた葛城王〔のちの橘諸兄(たちばなもろえ)〕の手に渡り、その美し
さが目にとまって、どうしてもと、むりやり都へ連れていかれる。恋し
いものを失った男は嘆きのあまりあたまが狂い、山の井の清水に身を投
げて果てる。《つづく》
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