川柳です:地震にも おっとり歩く がの殿様
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dorothyさん (2005年10月17日 10時33分)
【佐藤継信・忠信】
幸若舞の「八嶋」で、この兄弟の妻たちが兄弟の母に
甲冑を身にまとい、夫の勇姿を見せた、という話が
あります。
義経に従って鎌倉へ馳せ参じ、後に京都に
攻め上った家中の者のうち、他のいくたりかは無事に
戻ったのに、佐藤兄弟は二人ながらに形見だけが戻った
ことに悲嘆に暮れる義母を力づけようと、形見の
甲冑を妻たちが身にまとい、「ただ今、武勲を挙げて
凱旋いたしました。」と報告する話です。
【勘違いの日本語】
◎大慌て おっとりがたな おっとりと
「おっとりがたな」というのは、大慌てで
刀を取る、という意味ですが、「おっとり」に
加え言葉のように「がたな」を付ける場面に
出くわしました。上品で立ち居振る舞いが
優雅な女性の話をしているときに、「あの方は
いつも【おっとりがたな】だわね。」と。
その女性が急にどたばたとする様子を思わず
想像してしまいました。
◎しかめっ面 鹿爪らしく 書き込んで
あるサイトで、どう考えても「しかめっ面」
と書くはずだな、というページを見かけました。
「車を運転していたら、前の車に乗っている
小さな女の子がこちらを見て、鹿爪らしい顔を
した。」といったような内容だったような記憶です。
「真面目くさったもっともらし顔」をされても別段気にならない
場面、わざわざ書き込んだ、ということは、顔をしかめた、
または(私もときどき前の車の子供にされますが)アッカンベー
などをされたのではないか・・・?と。
◎挽回を しちゃいけないよ 汚名など
名誉は挽回する、汚名はすすぐ。ああ、それなのに
この混同の多いこと!また、「申し出る」は
謙譲語であって、客に向かって「お申し出ください。」は
変だよ。もし使うなら「お申し付けください。」
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変換/変漢ひろば
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dorothyさん (2005年10月17日 09時52分)
【変換の妙】
最近私自身が一番よく見かける変換ミスは、
「ドロシー」と入力するときにうっかり
「どろし」だけで漢字変換すること。
・・・そうです。「泥氏」です。
言語変換がまださほどお利巧でなかったときの
ワープロで打たれた講義教室変更案内で、
実際に見たことのあるもの(数十部印刷して
配布したらしい)を紹介します。
「本日の講義は2号館です。」
のはずが、
「本日の講義は2強姦です。」
・・・スミマセン!早速変な情報でした。
(でも、実際に配布されたのです)
【ヒメシャガ】
市内の大手ホテルの壁紙やレストランのナプキンなどに
このヒメシャガが使われています。残念ながら我が家の
庭にはないけれど、郡山市の鳥カッコウの鳴き声は
時期になればよく聞こえます。
【文知摺石】
http://www.f-kankou.jp/asobu/asobu_03/asobu_3_04.html
ここに、文知摺石の写真があります。
今の時期が一番美しいようです。
残念ながら、私はかの地に行ったことは
ありません。地元だと思うとつい甘え心が
でて、後回しになります。
ところで、この「もじずり」から「もちずり」になり
当地で「薄皮饅頭」で有名な「柏屋」が
くるみゆべしなるお菓子に「もちずり」と
名をつけ販売しています。こばらがすいたときに
ぴったりのお菓子です。
(食欲の秋ですので・・・余談)
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Re:地震見舞い/ありがとうございます
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がのさん (2005年10月16日 22時37分)
ドロシーさん
はあ~~??? あれは地震でしたか。
午後4時ころだったでしょうか。わたしは都心のあるところを歩いて
おりまして、ほとんど体感はなかったのですが、風もないのに
電線が奇妙な揺れ方をしたのを見ました。電線にとまっていた
スズメの群れが、一瞬、パッと飛び上がったり止まったりして、
ばかスズメめ、またふざけて遊んでいるのか、のんきでいいなぁと…。
さきほど部屋を見回したところ、別段変わった感じもありませんし、
被害は見あたりません。ともあれ、ご心配にあずかり、お見舞い
かたじけなく存じます。ありがとうございました。
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Re:川柳です:ああ眠い それでもやっぱり 書いちゃった
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がのさん (2005年10月16日 22時22分)
ドロシーさん
★ 音読みに 二通りあるワケ 知っている?
◎ 借りた文字 だから日本語 むずかしい
◎ ウチナー口(沖縄古来のことば) アイヌのことばも チンプンカン
>その漢字が伝わった時代で「呉」の時代に伝わった音読みを「呉音」、
「漢」の時代に伝わった音読みを「漢音」といいます。
「漢字」は「漢の国で使われている文字」、「呉服」は
「呉の国の人が来ている服」です。「山」を「サン」と読むのが
漢音、「セン」と読むのが呉音です。
ちゃんとした漢和辞典を開きますと、必ず漢音・呉音の表記が
見られます。「山」についてドロシーさんからご紹介いただき
ましたが、わたしはよく「紗」をどう読むかで呉音・漢音の別を
教えられました。絹織物の一種、あの薄く軽い織物のことですよね。
「更紗」はサラサ、「羅紗」はラシャ、サは漢音、シャは呉音だ
というふうに。「馬」をバと読むのは漢音、メと読むのは呉音、
しかし、「犬」は呉音・漢音ともケン。このように同じ読み
になるものもけっこう多い、というふうに。
で、この漢字で思いついたのですが、こうやって文章を打ち込んで
いて文字変換をしようと思うと、とんでもない、思ってもみない、
愉快なことばになることがありますよね。困ることもありますし、
笑っちゃうようなことばになったり。ありませんか、そんなこと。
そんなおもしろいものを拾い集めてみたいな~と思い、
「川柳で遊ぼ!」のとなりにコーナーをつくりました。
「変換/変漢ひろば」です。
あなたのところで生まれた新語が世界じゅうをかけまわることが
あるかもしれませんよ。
気づきましたら、憶えていて、ぜひお寄せください。
一例を挙げておきましたので、あんな調子で…。
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地震見舞い
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dorothyさん (2005年10月16日 18時21分)
詳しいことはわかりませんが、
関東地方で震度4の地震があったとか・・・。
取り急ぎお見舞い申し上げます。
川柳・お能・安達が原などについては
後刻(後日?)書き込みます。
取り急ぎお見舞いのみにて
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Re:川柳です:書き込みを ちょっとのつもりが 1000字超え
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がのさん (2005年10月16日 13時27分)
ドロシーさん 【その2】
さきにお能の「黒塚(安達原)」をめぐって、ドロシーさんには
その地のことをいろいろご紹介いただきましたが、考えてみれば、
地の果てどころか、このあたりはなかなか風流なところだったことが
改めて想い起こされます。
藤原実方(さねかた/藤中将実方)が中央から左遷される形で
陸奥守としてやってきて安積の地で不慮の死をとげますが、
この人物は平安中期の歌人であり、名うての風流貴公子でした。
安積山 影さへ見ゆる山の井の
浅き心を わが念(おも)はなくに
という萬葉集の歌はすでに読んでもらいました。
それに古今集巻14にはこんな歌も見られます。
陸奥(みちのく)の あさかの沼の 花かつみ
かつ見る人に 恋ひや渡らむ
花かつみはヒメシャラのことですね。アヤメのようには目立ちませんが
よく見るとたいへん可憐な花。
これが郡山の市花になっているそうですが、ドロシーさん、
ご存知でしたか。また、同じ古今集(小倉百人一首にも)の有名な歌、
みちにくの しのぶもじずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われならなくに
もありますね。これをつくったのが源融(とおる)。嵯峨天皇の皇子で、
「竹取物語」の原作者ではないかといわれることもある、
これまたたいそう風雅を愛する貴公子でした。
福島市のどこかに文知摺石(もじずりいし)という自然石があるそう
ですが、ユキシノブの葉形を石をつかってどう摺りこんで乱れ模様を
つくるのか、ドロシーさんにご披露していただきたいものです。
その先、福島まで行きますと、佐藤家の菩提寺の医王寺があります。
弁慶とならんでわたしの大好きな佐藤継信・忠信にゆかりの深い地。
義経に従い、義経の身代わりになって果てた武将ですね。
由緒正しいところ。だから、ドロシーさんを「安達原の鬼女」なんて
言ったらいけないんだよ、ちこたん。わかった?
訂正:【その1】の芭蕉の句、荒海や 佐渡の横たふ…
⇒佐渡に横たふ…
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Re:川柳です:書き込みを ちょっとのつもりが 1000字超え
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がのさん (2005年10月16日 12時44分)
ドロシーさん 【その1】
★ 「かんりゅうし」 あら違うのね 「ヒマツブシ」
◎ あら尊(とうと) 佛綺羅坊とは だれのこと?
◎ 明かすなら 芭蕉房宜(場所塞ぎ)も わしの名じゃ
◎ 耶朴斎 斜落斎とも 呼ばわりて
◎がのちこさま これで許して 頂戴ね
◎菊人形 安達が原の 近くだよ
◎業平も 驚く1時間半の距離
光陰の迅さ、そう、早や菊人形のうわさが聞こえてくる季節になりまし
た。
やだねぇ、もうすぐ「よいお年を!」なんて挨拶が交わされる時期に。
さてさて、もてもて男の業平さんは、口惜しいのでこの際ご遠慮いただ
くとして
松尾芭蕉の「おくのほそ道」、これ、読み直してみると、
ただの風狂ではない、さまざまなすがたが見えてきました。
師と仰ぐ西行法師を供養する旅(500周年だったようです)であると同時に
もうひとつ明らかなのは、源氏の悲劇を追う旅、義経供養の
巡礼行脚だったことが見えてきました。特筆すべきは、
「荒海や 佐渡の横たふ 天の河」の句が安寿姫の悲劇と結びついてい
るという発見をしました。
この件はあとでご紹介することがあるかも知れませんが、
とりあえず細かなことは措くとして、精進潔斎を済ませていよいよ
隅田川のほとりの千住(荒川区)を発ったのが旧暦の3月27日。
「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。…」なんてい
いながら
弟子の曾良とともに北へ北へ…。
須賀川から郡山を経て浅香山(安積山)に着いたのが5月1日といいま
す。
今は1時間半。元禄時代の人はそこを1か月以上かけて歩いたことが知
れます。 【つづく】
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川柳です:書き込みを ちょっとのつもりが 1000字超え
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dorothyさん (2005年10月16日 05時45分)
がのさん 【つづき】
ごくごく最近知った、このページに関することがあります。
◎「かんりゅうし」 あら違うのね 「ヒマツブシ」
そうなのです。「閑粒子」を「かんりゅうし」と
読んでいました。横に書いてあった「ヒマツブシ」は
がのさんの心かと。つまり私の中で毎回
「かんりゅうし・ひまつぶし にっき」と読んでいたのです。
日本語を読むのって難しい。
◎がのちこさま これで許して 頂戴ね
◎菊人形 安達が原の 近くだよ
◎業平も 驚く1時間半の距離
伊勢物語で、「地の果て」に来た様に思った
業平ではありますが、「言問橋」なんぞは
まだまだ。陸奥(みちのく)にはもののけが
住む、といわれていましたが、最果ての国
江戸から当地まで、今では1時間半。
しかし、途中の風景や人の営みをすっ飛ばしての
移動です。なにか一番大切なものを置き忘れて
いるような・・・。
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川柳です:ああ眠い それでもやっぱり 書いちゃった
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dorothyさん (2005年10月16日 05時43分)
がのさん
今日は、羨ましいお能の日、ですね。
お天気が悪くなければよいのですが・・・。
美しい日本語。このページでは、本当にそういった
心遣いを感じます。だから、ペースを壊してごめんなさい。
最近、どこかのサイトに行っては謝ってばかりだな・・・。
五・七・五、または五・七・五・七・七という
リズムは、記紀万葉の時代にまで遡る、日本人の
根底にある言葉の美意識の極致だと思っています。
俳句は長歌の流れを汲むリズムの一番短い形です。
現代でも標語に使われたり、心地よい歌の歌詞の
リズムは五七調であったり、七五調であったり・・・。
また、文章に記してはきつくなる表現や真意も
諧謔味を帯びた川柳や狂歌にすると、投げかける
側も受け取る側もソフトに扱えるように思います。
◎音読みに 二通りあるワケ 知っている?
その漢字が伝わった時代で「呉」の時代に伝わった
音読みを「呉音」、「漢」の時代に伝わった音読みを
「漢音」といいます。中国で言う、「呉」の時代と
「漢」の時代に日本に多くのものが流れてきた、という
傍証になります。
「漢字」は、「漢の国で使われている文字」です。
「呉服」は、「呉の国の人が来ている服」です。
「山」を「サン」と読むのが漢音・「セン」と読むのが呉音です。
韓国語では、漢字は一字につき、原則一種類の読み方しか
ないそうです。
もちろん、漢字も、「呉」の時代でも「漢」の時代でも
同じ読み方がされていたために、一種類しか音読みがない
ものもあります。また、どちらかの時代にだけ多く流れてきた
漢字についても、片方の読み方しか残されていないようです。
最近、ハチャメチャにしてしまった贖罪で、ちょっと
まじめな内容を書いてみました。
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Re:Re:川柳です: がのちこさん おひさしぶりね ごめんなさい
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がのさん (2005年10月15日 21時29分)
ドロちこたん
☆ こちらこそ ごぶさたしちゃって がのドロさん
◎ そこらちこ、あれまたさかさ 呆けたかな
◎ (老いによるボケを)愁嘆す キンモクセイの 香に酔いて
★ ぜ~ぜ~と息切れ、頭働きません
◎ しりとりの 「ん」で負けた子のように
きれいなことば、そして清廉潔白、謹厳実直を身上とする(!)
わたしとしては、この川柳ひろば、いささかめちゃくちゃ、
気のひける表現に陥る傾向にあり、まことに赤面のいたり。
恥ずかしいについて、裏座敷の「川柳で遊ぼ!」のほうにひっそり
と内容ごとに整理し置かせていただいておりますので、よろしく。
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