おやすみ前の読み聞かせ |
05月20日 (木) |
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長女が1歳になる前から始まった寝る前の読み聞かせですが、長女がもうじき10歳になるにもかかわらずまだまだ続いています.小さい時は同じ本を何回も何回も読んだり、いろいろ何冊も読んだりでしたが、最近は1日では終わらない事もあります.
最近7歳の息子9歳の長女がはまっているのが、古事記。先日のテーマ活動大会で飯島パーティーの『わだつみのいろこのみや』を見てから、うちにもあるよと言うと、毎日「読んで」と持ってくるのです。子供向けで振り仮名があるとはいえ『天照大御神』『須佐之男命』『大穴牟遅命(大国主命)』ギリシャ神話より名前が難しい。毎晩1時間弱読んでいるのですが、これを聞いているだけでちゃんと理解して楽しめている子供達は、なかなかだなあ。。と思うのは単なる親ばかですが、物語と接点を持ち続けていられるのも、ラボのおかげと感謝です.
後期のテュータースクールで担当事務局だったHさんがおっしゃっていた、
読み聞かせや素語りに想像力がついて行かない子供達が増えていると言う状況の中で、
小さい時から物語や本に触れさせておく事は、とても大切だとつくづく思います.
聞いて、または読んで自分の中でイメージが浮かび、楽しめる想像力を培う事は、
決して強制的にできることではありません。小さい時から、親子で楽しくお話に
触れる環境を作る事が、大切。大好きな人の膝の上で、大好きな人の声を聞きながら、
お話を聞いた経験は、帰るところがあるという強さに裏打ちされた、新しい世界に
踏み出す力をも、つけてくれるのかもしれません。
が、いろいろ考えずとにかく親子で楽しみましょう!!
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Re:おやすみ前の読み聞かせ(05月20日)
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SENCHOさん (2004年05月26日 09時24分)
私のHPに訪問していただきありがとうございました。
どきどきわくわく読んでくださったということに、すなおに感動していま
す。どきどきわくわく、というのはとてもたいせつで、おとなでも子どもで
も、そんなふうに心が動いたときが成長したり学んだりするときです。
だから、物語が「おもしろい」というのはとてもだいしだし、
ときには、「なに、これきもちわるい」「こわーい」「この作者はなにわか
んがえているんだ」みたいなことも必要だと思います。
ミケランジェロだって(このルネサンスの巨人は身長160センチに満たない
小男でした)、筋骨りゅうりゅうのキリストや(でも結局、彼はキリストが
十字架からおろされてマリアに抱かれている「ピエタ」を紹介゛のテーマに
しましたが)、システィナ礼拝堂の天井画など、当時としてはとんでみない
絵を描いたときは、まわりは「なんだこりゃ」とぶつたまげたし、ベートー
ベンが第5シンフォニーを発表したときには、当時ではゆるされない和音に
みんなぶっとび、しかも最初の有名な四連譜のモティーフからすべてが展開
されるという校正にもぶっとんだのです。
クラシックはニューウェーブだつたのですな。
びっくり、どっきり、わくわくはほんとたいせつ。
以上、おじゃましました。
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Re:Re:おやすみ前の読み聞かせ(05月20日)
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ハッターさん (2004年06月01日 01時02分)
SENCHOさんへ
>どきどきわくわく、というのはとてもたいせつで、おとなでも子どもで
も、そんなふうに心が動いたときが成長したり学んだりするときです。
本当にそうですね。子供達にもたくさん、『心が動く』体験をして欲しいし、『心が動
く』人であって欲しい。自分も、心がさびて動かなくならないように、感じる事を大切に
いろいろな物や人(自分も含む)の心と向き合える心のゆとりを持てる人になりたいなあ。
遅ればせながら、成長したり、学んだりしたいと、テューターになってから
ますます思う私は、SENCHOさんの言葉に「まだ成長できるのかなあ」
と、ちょっぴり自分に期待してわくわくしてしまうのでした。
「ピエタ」やシスティナ礼拝堂、ベートーベンはどのくらいの人を感動させた
のでしょうね。あの「ピエタ」を見たときの「ドキッ」は、鮮明にその姿とともに
記憶に残っています.母となった今見たら、十何年か前とはまた違った感動があるかもしれ
ないですよね。あ~、ゆっくり美術館巡りとかしたいなあ。
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