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Hamlet 卵の殻ほどの問題とは?小学5年生が見つけたことば |
05月18日 (木) |
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3月に卒業生が発表したHamlet 2話を観て刺激を受けた、小3以上の低学年が混ざるグループでハムレット3話に取組中です。
正直、小学生には難しいのでは?とシェイクスピアに軽く触れて遊べればよいと考えていた私ですが・・・
昨日のパーティでの議論で、それは大違いだと大反省!!!恐るべし、ラボっこの探求心!!!考える力に鳥肌がたつほどでした。年齢は関係なく、興味を持てばシェイクスピアでも、理解を深められるのだと、ラボっこから教わりました。
小5のH君は図書館で、大人が読むシェイクスピア全集を借りてきたのです。そんな難しい本はきっと読めないだろうと内心思っていました・・・
ところが、昨日までに彼は頑張って読んできて、ラボのCDにはない部分があったと報告。フォーティンブラスが、ポーランド領地のほんのわずかな土地へ行くために、行進していた。それも利益ではなく名誉のためだったと原作本から突き止めてきたのです。
そこから、中高生も意見交換し始め、テューターの私もわからなかった
『卵の殻ほどの問題』の謎が解けたのです!!
ハムレットは、父を殺されたフォーティンブラスが、利益でなく名誉の為に覚悟を持って行動している姿に感動し、自分も父の復讐を遂げようと覚悟を決めたのでは?そして、最後にデンマークをフォーティンブラスに託したことへとつながっていく・・・
ラボっこをこんなにも夢中にさせる ハムレット・・・シェイクスピアのことばは400年経った現代でも、生きているのだとしみじみ感じました。
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