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ラボ18年の思いを英語で原稿なしに自由に語った卒業大学生 |
03月25日 (土) |
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今年の春の発表会は ラボを18年も続けてきたN君の卒業の日でもありました。
発表のお話は
幼児・小学生合同で Sky Blue Seed 『そらいろのたね』
きつねのセリフを心とことばと体がひとつになって、「This house is mine.Everybody out!」と気持ちよく叫べ、そらいろの家がどんどんふくらんでいく様子を年長さんと小学生が気持ちを込めてナレーションを英語と日本語で語ってくれました。
中高大生 Hamlet 2話 Oscillation 惑い
昨年末に 1話を発表したHamletのことばにハマってしまい、卒業テーマとして、N君が選んだ Hamlet 2話 惑い は、
あの有名な To be, or not to be,that is a question. の独白など、かなりボリュームのある早いセリフ満載のお話。少人数で取り組むには、相当なハードルで、最後の場面をCUTしようとも考えたほどでした。難しいと思われがちなハムレットをわかりやすく、興味を持ってもらおうと The Hamlet Times という新聞も毎回発行。最後まで諦めずにやり切って、ハムレットのことばの面白さ、ことばと心とからだを一つにするテーマ活動を後輩ラボっこへお土産として残してくれたのです。
後輩達も、お世話になったN君に喜んでもらえる卒業式にするために、1ヵ月もまえから内緒で集まり、みんなで係分担し準備。アルバム、プログラム、ゲーム係など当日まで大忙し。幼児のMちゃんは挨拶係として、ことばを自分で紙に書いて練習したいと前日に連絡があった時は、こんなに一生懸命、人のために頑張れるラボっこ達が育っていて、N君がこんなみんなに慕われ愛されていたのかとしみじみしました。
幼児さん達は、堂々と始めと終わりの挨拶ができましたし、司会、ソング係などそれぞれ、私が何も言わなくてもどんどん自分たちで主体的に進めていったのです。
ラボ教育センター代表からの修了証書と、私からの卒業証書を渡した後、N君はみんなと座って車座になり、18年間のラボでの彼の思いとみんなへの感謝の気持ちを英語で語ってくれました。原稿を作ってきた訳でなく、伝えたいことを頭の中にまとめ自由に語ったのです。楽しいだけでなく苦しい時もあり乗り越えてきた日々を思い出して、彼のことばに思わず涙が・・・自分の思いを英語で自由に表現できるプレゼンテーション力・コミュニケーション力を身に着けたラボっこ卒業生が、「ことばがこどもの未来をつくる」というラボの理念を彼が証明してくれたのだと感じた一日でした。
彼から、サプライズで、私のネーム入りトートバッグのプレゼントが!私のラボのバッグがボロボロだったので・・・よく気が利くのもラボっ子ですね!
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