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3月に卒業生が発表したHamlet 2話を観て刺激を受けた、小3以上の低学年が混ざるグループでハムレット3話に取組中です。
正直、小学生には難しいのでは?とシェイクスピアに軽く触れて遊べればよいと考えていた私ですが・・・
昨日のパーティでの議論で、それは大違いだと大反省!!!恐るべし、ラボっこの探求心!!!考える力に鳥肌がたつほどでした。年齢は関係なく、興味を持てばシェイクスピアでも、理解を深められるのだと、ラボっこから教わりました。
小5のH君は図書館で、大人が読むシェイクスピア全集を借りてきたのです。そんな難しい本はきっと読めないだろうと内心思っていました・・・
ところが、昨日までに彼は頑張って読んできて、ラボのCDにはない部分があったと報告。フォーティンブラスが、ポーランド領地のほんのわずかな土地へ行くために、行進していた。それも利益ではなく名誉のためだったと原作本から突き止めてきたのです。
そこから、中高生も意見交換し始め、テューターの私もわからなかった
『卵の殻ほどの問題』の謎が解けたのです!!
ハムレットは、父を殺されたフォーティンブラスが、利益でなく名誉の為に覚悟を持って行動している姿に感動し、自分も父の復讐を遂げようと覚悟を決めたのでは?そして、最後にデンマークをフォーティンブラスに託したことへとつながっていく・・・
ラボっこをこんなにも夢中にさせる ハムレット・・・シェイクスピアのことばは400年経った現代でも、生きているのだとしみじみ感じました。
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毎年、ラボっこが楽しみにしている イースター・パーティ
今年はあいにくの雨で、エッグ・ハンティングはお外ではできませんでしたが、イースター・エッグ作りは、いい色がつきました。
イースターに食べられている Hot Cross Buns は、ラボっこが大好きな Nursery Rhymes で、手遊びをした後、昨日、焼いた本物のホカホカ十字パンも食べましたよ。レーズンや手作りオレンジピール入りでちょっぴりシナモン味です。
十字はキリスト教のクロスを象り、復活祭に教会で配られたという説もあります。
Hop! Rabbit Humpty Dumpty も、歌ったり、踊ったり、ゲームをしたり楽しんだ後、
イギリスのアトリ―作 Tim Rabbit のお話で元気なうさぎになって遊びました。
お話を役になりきって、体験しながら味わえるのが、ラボのテーマ活動です。
風や雹を怖がって家に帰ったティムにお母さんは自然の力とその必要性を優しく教え、何でも興味を持つ息子に、うさぎにとって天敵である犬には気をつけなさい!と諭すのです。
終わってから、みんなが怖いものは何?と聞くと、「車、自転車、包丁・・・」いろいろな答えが返ってきて、みんなよくわかってるんだなあと安心しました。お母さん方にも質問すると、最近の事件から、変なおじさん!しかも、知らないおじさんだけでなく、知ってるおじさんもにも警戒しなくちゃならない時代、何を信じて、子育てしていけばよいのか、考えさせられました・・・
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今年の春の発表会は ラボを18年も続けてきたN君の卒業の日でもありました。
発表のお話は
幼児・小学生合同で Sky Blue Seed 『そらいろのたね』
きつねのセリフを心とことばと体がひとつになって、「This house is mine.Everybody out!」と気持ちよく叫べ、そらいろの家がどんどんふくらんでいく様子を年長さんと小学生が気持ちを込めてナレーションを英語と日本語で語ってくれました。
中高大生 Hamlet 2話 Oscillation 惑い
昨年末に 1話を発表したHamletのことばにハマってしまい、卒業テーマとして、N君が選んだ Hamlet 2話 惑い は、
あの有名な To be, or not to be,that is a question. の独白など、かなりボリュームのある早いセリフ満載のお話。少人数で取り組むには、相当なハードルで、最後の場面をCUTしようとも考えたほどでした。難しいと思われがちなハムレットをわかりやすく、興味を持ってもらおうと The Hamlet Times という新聞も毎回発行。最後まで諦めずにやり切って、ハムレットのことばの面白さ、ことばと心とからだを一つにするテーマ活動を後輩ラボっこへお土産として残してくれたのです。
後輩達も、お世話になったN君に喜んでもらえる卒業式にするために、1ヵ月もまえから内緒で集まり、みんなで係分担し準備。アルバム、プログラム、ゲーム係など当日まで大忙し。幼児のMちゃんは挨拶係として、ことばを自分で紙に書いて練習したいと前日に連絡があった時は、こんなに一生懸命、人のために頑張れるラボっこ達が育っていて、N君がこんなみんなに慕われ愛されていたのかとしみじみしました。
幼児さん達は、堂々と始めと終わりの挨拶ができましたし、司会、ソング係などそれぞれ、私が何も言わなくてもどんどん自分たちで主体的に進めていったのです。
ラボ教育センター代表からの修了証書と、私からの卒業証書を渡した後、N君はみんなと座って車座になり、18年間のラボでの彼の思いとみんなへの感謝の気持ちを英語で語ってくれました。原稿を作ってきた訳でなく、伝えたいことを頭の中にまとめ自由に語ったのです。楽しいだけでなく苦しい時もあり乗り越えてきた日々を思い出して、彼のことばに思わず涙が・・・自分の思いを英語で自由に表現できるプレゼンテーション力・コミュニケーション力を身に着けたラボっこ卒業生が、「ことばがこどもの未来をつくる」というラボの理念を彼が証明してくれたのだと感じた一日でした。
彼から、サプライズで、私のネーム入りトートバッグのプレゼントが!私のラボのバッグがボロボロだったので・・・よく気が利くのもラボっ子ですね!
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3月20日主催:公益財団法人ラボ国際交流センター 後援:外務省
ラボ国際交流のつどい は昨年まで、45年伝統的に日比谷公会堂で開催されていましたが、今年は改修工事のため、初めて文京シビックセンターで開催。
今年の夏1ヵ月、アメリカ・カナダ・ニュージーランド・オーストラリア・韓国・中国へホームステイへ参加する、東京・神奈川・千葉・北関東支部のラボっこ達が、滞在先でホストファミリーとやりたいこと、目標など、英語で自分の決意表明を堂々と宣言。今年は、英語表現にもより工夫がみられて、英語で自己表現ができるラボっこが増えてきたなという印象でした。
今年の来賓は
中華人民共和国大使館 公使参事官 胡 志平氏
オーストラリア大使館 参事官 Maichael Hoy氏
ニュージーランド大使館 一等書記官 Paul Roberts氏
アメリカ4-H国際交流委員会 議長のPamela Rose氏
各国大使と、ラボっこを最も受け入れして下さっているアメリカ農務省の育成団体4-Hからのメッセージも、緊張していたラボっこ達によりワクワク感を与えて下さったようでした。
昨年、今年と2年連続で、ホームステイ参加者の事前活動担当は大変ですが、子ども達が出発までに、どんどん主体的に変わっていき、ひとり立ちの旅へ出発して、帰国した時に見せてくれる自信にみちた笑顔と成長ぶりが見られるのは、何にも代えがたい悦びです!!!
今年も、まだまだ不安な参加者も出発までには、不安も少しずつ解消できるよ!諦めないで頑張れ!!!どんな体験も一生の財産になるのだからね。
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三びきのやぎのがらがらどん
THE THREE BILLY GOATS GRUFF
土曜日クラスに、大学受験が終わったばかりの梅さんが遊びに来てくれて、トロル役でキディさんにこっぱみじんに!! ちびっ子達はお話の世界を本気で体験できたようで大満足。
入会したばかりのラボっ子に、会いに来てくれたのです。ランチも一緒に食べて、あっという間に仲良くなってくれましたよ。
帰りがけに高校生の梅さんは、
「僕も小さい時に大きいお兄さんと遊んで貰ったのが楽しかったから、今度は僕の番です!」
とことばを残して帰っていき、
ヤンチャだった彼の後ろ姿がかっこよく頼もしく見えました
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新入会の2家族をお祝いを兼ねて!
ロシア(ウクライナ地方)のお話 THE MITTEN 『 てぶくろ 』を楽しみました。
ラボっこ達は好きな動物になり、お父さん、お母さんは大きなてぶくろに。
動物がどんどん入っていくなんて、なんとも不思議なお話。てぶくろの中はいったいどうなっているのかなあ?と毎回思うのですが、ラボっこ達はぎゅうぎゅう詰めが大好き。冬はあったまるしね・・・
チェルノブイリで胎内被曝したアーニャとマリーナを20年位前に受け入れした時に、教えてもらった ベラルーシ共和国のお料理 ブリンチキ(ジャガイモのクレープ)を久しぶりに作ってみました。
ラボっこがジャガイモを持ってきて、自分で皮をむき、すりおろしました。初めてのお料理体験。見守る親もハラハラしながら・・・一緒に楽しんでくれました。ミートソースやチーズを入れて、いただきまーす。自分で作ると一層美味しいし、ロシアのお話の面白さとこの味と共に、記憶に残る体験になったことでしょう!
当時、10歳くらいだったアーニャが、5年位前にお母さんになったと聞いた時は感動しました!放射線がないきれいな環境に1ヵ月暮らすと血液がきれいになり1年間は元気でいられるらしいのです。無事に大人になってくれて本当に嬉しかったです。
ジャガイモすりおろし。真剣です!指をすらないでね!
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焼けたかな?
大きいぞ!まだかな?
こちらは、ジャムを塗ってデザートに。
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今年は酉年。たまご型の紙に今年の目標と好きなお話を書いて、声に出して伝えました。嬉しいことに新年早々、入会希望のご家族も加わり、自己紹介も兼ねて、目標宣言!人に伝えることで、自分が意識して実現できると思うのです。
片山パーティオリジナルのお話カルタは、意外にもキディさんが真剣に札をとって白熱!ライブラリーのセリフがちりばめられて、お話のタイトルやどこの国のお話かも教えてくれました。今年も、いろんなお話に出会って欲しいなあ!
OBも差し入れを持って遊びにきてくれ、ラボ・ママやラボ・パパと交流。社会人になった卒業生が、話してくれる体験は、お父さん、お母さんにとって貴重で、最大のラボ活動への応援です!ラボをやって身に付いた力が社会で役に立っているのですから!
ラボ・ママが作ってくれたおいしいお雑煮を食べて、新しい仲間とも仲良くなりました。今年もどうぞよろしく!
それぞれの目標が達成できますように・・・たまごを並べてつるしました。
みんな手を頭に挙げて!!と真剣な顔!
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故あって、2回目の発表会は全員そろっての発表。
思い切り、風になって暴れたラボっこたちは、片山パーティ特製のはるかぜとぷう表彰状の裏に、お母さんから、頑張ったことやよかったところなど「ことばのプレゼント」を書いてもらって、それぞれ渡してもらいました。みんなちょっと照れくさいけど、嬉しそう。毎日、お話しCDを聴く積み重ねとそれを声に出して動いて表現する発表会で、ことばに気持ちがこもり、体にしみこんでいく・・・このテーマ活動で、ことばが身についた中学1年のY君は、この夏のホームステイで、きっと、ホストファミリーと英語で不自由なく、家族に一員として生活し、コミュニケーションしてこられると思います。
おむすびころころのゲームとして、欲深なじさまがモグラになったので、お楽しみとして、モグラたたきゲームをやってくれました。なんと!人間がモグラになってピョコピョコでるという、超アナログの手動ゲーム。普段ゲーム機でしか遊ばない子が多い世の中、体と頭と想像力を使って遊ぶ楽しさを味わえるラボっこたちは幸せです。モグラ役になりたい子が続出!楽しそうでした。
ラボ50周年記念発刊 シェイクスピア没後400年
‶Midsummer Night's Dream" 夏の夜の夢
もうすぐ、サマーキャンプ。共通テーマは今年記念発刊された新刊シェイクスピア作品
「夏の夜の夢」
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キディさんと小学生が合同になって、初めての発表
〝Spring Breezes Huff! and Puff!「はるかぜ とぷう」
7月に入会したばかりの年中さんのH君も、一緒にご挨拶係で「はじめのことば」をしっかり覚えて、開会宣言!
今回は小学生がリーダーさんとなって、3~5歳のキディさんと一緒に今回のテーマ活動(英語と日本語の劇)を進めました。はるかぜとぷうにはライオンが出てくるので、千葉市に来たばかりのライオンを観に動物公園へピクニックに行ったり、動物園の絵を描いたりして、仲良くなり、このお話をいろんな角度から楽しんできました。
いたずらな春風が動物園で大暴れ!ついにライオンが 〝Quiet!”と吠えるところは、全員、大迫力で声を出せました!ラストシーンの春になって、大輪の花が咲く場面は、みんなで考えて全身で表現できました。
4歳のラボっこも、気持ちよさそうに"Hey,it's time wake up!" などと自然と動きながら、自分で選んだ好きなセリフをしっかり声に出してうれしそう!
普段、違うクラスのプレイルームの3歳のMちゃんも、一緒に参加してくれたのには、予想外の驚きでした。"Quiet!"も叫んでいたそうです。子ども達の学び合いはすごいですね!
今夏、国際交流(ホームステイ)に参加予定の 中1Y君は北米オハイオ州へ
大学生のN君と一緒に、テーマの‶Riceball Roll"を2人でテーマ活動して発表。
英語だけなので、小さい子にもわかるようにと、ペープサートを作って、あらすじを日本語で語ってから、英語の劇表現発表。2にんとは思えないほど、おむすびの動きを工夫して表現してくれました。欲張りなじさまが、モグラになる場面はモグラたたき風になっていて、面白かったです。
終了後、もってきたおむすびを机で転がしてみたのが、大うけでした。
とぷうの風船ゲームや段ボールの空気砲で動物を吹き飛ばすゲームなどお楽しみアイディアも、全て、小学生、中~大学生が考えて準備して楽しみました。
国際交流は、ホストファミリーへのお土産として、〝Riceball Roll”を丸ごと英語で語る 「素語り」と 英語の「自己紹介アルバム」を8か月かけて準備します。それを出発前に披露して、ホストファミリーと1か月どんな体験をしたいか抱負を話してくれました。
ラボ・ママたちが手作りで、和紙人形や、5円玉のキーホルダーなどをたくさんプレゼントして下さいました。感謝!感謝!みんながパーティ活動している間に作ったのが楽しかったそうです。
今年は、私も、ラボっこを引率してホームステイするテューターシャペロンに再挑戦します。どんな出会いがあるかドキドキです。中学~高校生が1か月ホストファミリーとの生活で、ひとちだちをして変わる瞬間を間近で観られるのは、テューター冥利につきます。
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千葉市動物公園へピクニックに行って、本物のライオンを見てきた土曜日プレイルームとキディさんの親子が、ライオンとはるかぜとぷうを大きな紙に表現!のんびり寝ていたライオンのトウヤくんをよ〜く観察していましたね。ちゃーんとお鼻が♡型でした。こんな風に親子で楽しめる至福の時はいつまでかなぁ!
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