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ネコがゴーシュに持ってきたトマトはいくつ? |
06月05日 (日) |
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この春、中~大学生グループではセロ弾きのゴーシュに取り組んでいます。
ネコがゴーシュの小屋を訪ねる場面を動いていたとき、
ネコ役の子があまりにも生意気に演じてくれたので、
ゴーシュ役の子が思わずネコをめがけて
"Impudence, impudence, impudence!"とトマトを3回投げつける動作をしました。
そこで急浮上したのが、「ネコが持ってきたトマトはいくつなの?」という問題です。
英文を見ると"tomatoes"と複数になっていますが、
日本語では「トマト」なので1個なのか複数なのかわかりません。
挿絵を見ると、大きなトマトが1つ。
ちなみに、他の絵本をいつくか調べてみると、1つのものもあり、複数のものもあり。
読む人の解釈によって分かれるようです。
こんなふうにトマトの事を気にしだすと、
なぜまだ熟していないトマトを持ってきたのか、
他に熟しているのもあったのか、なかったのか、
複数だとすると、全部熟していなかったのか、
そもそも、何でトマトを持っていくのか・・・
などなど、疑問が続出。ああ、おもしろい!
単に英語を覚えたり、聞こえたとおりに言うだけでない面白さが物語にはありますね~。
これこそ、ラボの真髄!
正解がないからこそ、みんなでいろんな意見を言い合って、
お互いに尊重し合って一つのものを作っていくのって、
本来楽しいことなんだよね。
どんな解釈のテーマ活動になっていくのか、すごく楽しみです。
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