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チーム「ハウランド」に伴走した1年 |
02月23日 (火) |
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くまざわパーティが所属する東京支部京王多摩地区では 小学5年生から大学生までが月に一回そろう機会があります。
ジョン万次郎が無人島でその船にひろわれ ハワイをへてアメリカまで航海した船
「ハウランド号」にちなんで 「ハウランド」と呼んでいます。
2015年度は私と もうひとり石本テュターが担当をつとめました
今年は順調なスタートだったとおもいます
意欲のある高校生が中心になって 船長さんも決まり、学校行事部活などで休みはありながらも、それをフォローするだけの人材がそろっていました
高1の参加もじゅうぶんにありました

春は昨年度実行委員だった2年生がタグボートになって、それにひかれてゆったりと湾のなかをすすみました
外で運動会をしたときは 大学生がけっこう運動できてびっくり!でした
テーマとなるストーリーを日本神話より「わだつみのいろこのみや」と決めました
夏は穏やかな内海さながら、実行委員高校生たちは調べたりもしました
ストーリーの最後にでてくる「隼人舞い」も調べて実際に踊ってみたりもしました
いよいよ秋には 思い通りにすすめない外海へ
冬1月の合宿では 涙もありました
発表直前、役の小5が親戚が危篤とのことで降りざるをえなかったこともありました。
本人は「ぼくは発表に出たい、がんばってきたからやりたい」と言ってくれましたが、
そうはいかなかったです
自分で70人の仲間に伝えましたが 涙で最後までは言うことができなかった。。。
見送りのときの仲間の拍手が 彼にとっては舞台の拍手の代わりになりました
ここまでくると どのパーティでも言えない英語をクリアする練習などもあったのではないでしょうか。
くまざわパーティでも個別に居残ったりしました
2月7日発表会の朝は どの地区も早くから集まって声出ししたりすることからはじまり、30分の発表はあっという間に終わってしまいます

発表をおえ、
さいごの船長あいさつは
「一年間, やるべきことはやったとおもいます、ありがとう!」
「2016年度の船長にも ついていってほしい」
そして
「解散!」
担当テューターの目に見えないところで たくさんのものがたりがあった1年だったことでしょう
私自身は「船長のしっかりした船は沈まない」のだと改めて思ったし、たくさん学ぶことがありました
前に2回 高学年活動を担当したときは こんなふうに「学ぶことが多かった」とは思わなかった。。。
私自身も 子どもたちから学べるまでに成長したのでしょう
この一年のハウランドでの学びを パーティのクラスに活かしていこうとおもいます
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