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『ホッレおばさん』発表に向け、今週は糸紡ぎ体験 |
11月28日 (金) |
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発表会まであと10日。合同練習も2回が終わりました。子ども達はグリムの不思議な世界にどっぷり浸かっている様子。
・『ホッレおばさん』って人間じゃないのよね。
・糸巻きがお話を誘っているみたい。
・糸つむぎしながらどうやって指が破けるの?糸巻きの大きさは?
・井戸もなんか不思議
・井戸の中に飛び込んだら死ぬよね。義母さんやローザはマルガレッテ が死んだと思ってないの?
・人間の世界と井戸の中の世界は時間の流れが違う。落ちた途端に時間 が止まる?
・マルガレッテがパンを出してやったりやりんごをゆさぶってあげた からパンやりんごがお礼に金の雨を降らせた。
・草原→春 パン→夏 りんご→秋 羽根布団→雪を現わしている の じゃないかな?
・ひよこを飼っていて、そのひよこが大きくなって『コケコッコー』 と鳴いた。
・ローザがなまけた様子がライブラリーにはない。そこをどう表現す る?
・原書とライブラリーとではマルガレッテとローザの姉妹の関係が逆
色んな感想が毎週のように出て楽しい楽しいこの3ヶ月でした。
そして、一昨日と昨日実際に糸紡ぎの体験が出来ました。
ラボママのお知り合い(何とこの方は元ラボっ子でした)の方で糸紡ぎ機を持っていらっしゃる方に来ていただき実演・体験をさせて頂きました。
糸紡ぎ機は、高さ幅とも1m弱 足踏みは昔のミシンを思い出す。
参加したラボッ子全員が糸紡ぎ機の前に緊張した様子で座る。
ドキドキワクワク
羊毛を左手でよりながら、そのよったものが糸となって自転車の車輪のチェ-ンのように溝を伝って糸巻きに巻かれていく。
このときの回転は足踏みでリズムを取る。これが見ているのとやるのとでは全く違う。大きくなるほど出来ない。水曜日グループのある子が実にリズム良く一回で回しだした。涼しげな顔をして。彼はきっと内に秘めたいいものを持っているのだと思う。
これは人間の呼吸と同じだそうです。乱れていると上手くいかないらしい。力が入りすぎるとダメ。
Fさんが実演くださるとしゃぁしゃぁと何とも良い音色だった。
羊毛は近くの油山牧場のものという。「えっと!」と、子ども達。
「ホント何か動物の匂いがする!少しべたベタするー」と歓声。
私達が普段目にする毛糸はこの糸を2本よってできていると教えて頂いた。早速頂いた糸を合わせて手でよる男の子ふたり。回転がかっているので手を離すと糸が逆回転する。これを又戻す方法も教えて頂いた。
なんとも豊かな時間。本物に触れて感じる体験。これもママ達のお陰。
Fさん2日に渡りありがとうございました。
あとは思いっきり発表をするのみ。益々当日が楽しみになってきました。
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