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物語研究会始めました。 |
07月21日 (月) |
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今年は国際交流送り出しがなく6月はミニミニ発表会に全力投球できた。
6グループ5つの発表は容易ではなかったが収穫がたくさんあった。
先ずは、私自身がCDを兎に角良く聴いた。
それから、CDがお家で常に流れていると言う有難いご家庭が増え、お母さん方が発表を見ての感想・気づきが沢山あったようで、その都度連絡ノートに感想を書いてくださった。
私は、高学年が発表した『グリーシュ』において、どうしても自分の中で消化できないことがあり、その気持ちをお母さんに投げかけた。
このようなやり取りをしているうちに、あっという間に『物語研究会』が形になりパーティ内で行うことができた。
Yさんより
『ピーターパン』では、
フック船長がパブリックスクール時代に叩き込まれた作法について。
戯曲用として作られた頃、スミーがとても人気があった話など。
『ドゥリトル先生』では、彼の礼儀正しさやおしゃれなところ。
ラボのライブラリーにはないが『飛ぶ教室』では、少年達が正義と名誉を何より大切にしていることなど等話して頂いた。
(飛ぶ教室は私もお薦め 話が盛り上がった)
Mさんは、
『しょうぼうじどうしゃじゅぴた』と『ちいさいしょうぼじどうしゃ』の2冊を読んでくださり、この2冊の感想を言い合った。この2冊の違い?良書とは何?を各自思っていることを述べた。
最後に『Today』を読んでくれた。なんと有難い時間でしょう!
Sさんは、
『7羽のからす』を語ってくださった。グリムのおはなしより…と語られるSさんの語りはとろけそう。
彼女も長年文庫に携わっていて、温かい眼差し・口調は大人もほっとさせていただけるもの。実践からくる本の良さ(特に昔話)を伝える力は相当なもの。いつも分かりやすいことばで伝えてくださる。
そして、私は
『グリーシュ』を子ども達とテーマ活動して感じたことを伝えた。
「どうして、なぜ」が次々に湧き出て今でも不思議が続いている。
子ども達は妖精をイメージするのに難儀した。アイルランドからフランスに渡る妖精。フランスにもいた?妖精のルーツは?ケルトや北欧の文学のおもしろさも感じた様子ではあるが、それ以上深めることは出来ず、今回は感じたままを表現した。不思議を解決できないままであったがそれでもいいのではないか。
パーティ内でこのような時間が持てたことを嬉しく思う。
残念ながら、小さい子どもさんのいる方には今回はご遠慮いただいた。
近いうちに設けようと思う。
夏休みに入りました。一日に一つ何か意識して取り組んでほしい。本を読んだり、ライブラリーを聴いたり、長期の休みでないと出来ないことをしてほしい。
でも、私が子どもだった頃、何もしないでボーっとしていることが多かったなあと思う。それも今となっては貴重な時間。
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