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幻の子ども像…れんらくノートを続けるわけ |
06月16日 (日) |
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充実した1週間が終わりました。
どこから報告すればよいのやら^^
昨日の紀伊国屋書店での絵本の会の報告は後日改めるとして…
今年も6月は新しい方々との出会いがありました。嬉しく思います。
近頃気にかけていることは、体験に来た方が何を求めていらっしゃるのか?をいち早くキャッチすることと、私はテューターとして子ども達にどう育ってほしいかを簡潔に述べるようにしてきました。
殆どの入会の方が紹介で来て下さるので、既にママ達がラボのこと、私の考え方、パーティの様子を伝えて下さっているのが一番有難いことです。
子育てがほぼ終わったとは言え、まだまだ分からない事ばかり…。ママ達からすれば年長の私ですがママ達の知恵を借りることの多さ^^
数か月前にママから紹介していただいた書『幻の子ども像』(関係者の方の許可を頂いていないので公の場に書かせていただくご無礼はお許しください)をここに紹介させて頂きます。
親や教員など大人が、心の中に勝手につくり上げてしまう、スーパースターのような子どもの像のこと。
朝はひとりでさわやかにとび起きて、前の晩、自分の用意した清潔な服を順番間違いなくすみやかに身に付けて、忘れ物いっさいないカバンをもって、元気に家を飛び出し、近所の人に出会ったら、向こうからあいさつされる前にさわやかにあいさつし、友達にはやさしく、校庭の隅っこの小さな花にも気づいて感動し、全教科に関心を持ち・・・・ゲームも少ししかやらず、夜は宿題をやって、テレビを見ないで早く寝る・・・そんな子ども像です。
現実にはこんなふうに存在することは子どもにとっては不可能ですが、子どもは親や先生にいつも気に入られたいと切実に思っています。そして、こう言う像を演じていきます。この演技が長時間にわたると、子どもは疲れていきます。
こういう中で生きる今の子どもだけではなく、今、子どもの前にいるおとな達の多くが、自分の子ども時代、幻の子どもを演じて育ったのではないだろうか、それが目の前のこどもを「分からない」「不安だ」と思ってしまうひとつではないか。
このことばに随分救われる方もいるのではないでしょうか?
ラボは英語教室です。子ども達には交流や体験を沢山し、物語を使ってことばを獲得しコミュニケーション力をつけてほしいですが、その前に大人として分かっていてほしいことが沢山ある。そのことを伝えたい。
毎週のパーティで何かが出来るようになることは嬉しいですが、その前に仲間とじゃれあうことで本来の自分を取り戻していく。ぐちゃぐちゃに見えますが尊いことをやっているなあと思います。
こう力を込めて言えるようになったのはママ達が支えてくださるお陰と思い、今日も子ども達の様子を連絡ノートのしたためます。
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