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そらいろのたね |
06月07日 (木) |
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こんにちは!
今、金曜日のキディグループ(幼稚園児さん)では、
『そらいろのたね』に取り組んでいます。
第1回目の前回、いまひとつおはなしに入り込めなくて、
次回はどうしようかな~といろいろ思い巡らせていました。
まだ取り組み始めだし、動けなくても出来ることを試してみようと、
そらいろのたねをつくり、プランターを用意し、じょうろを
準備して、みんなで実際にたねを植えてみることにしました。
そして迎えた当日、こどもたちの差し出した飛行機と引き換えに、
そらいろのたね(なつみかんのたねを水色に塗ったもの)を
渡した途端、スイッチが入りました!!
目をきらきらさせて、部屋のすみに向かうと、たねを植えて、
土をかけてやっているのです。“うあ、すごい!もうこれは
プランターは必要ない。”と思いました。ここからテーマ活動の
始まりです。“お水はあげた?”と声をかけると、“まだ~~”
とにこにこしながら答えて、お水をあげています。
そして、“あっ芽がでたよ~見て~!”との声。“どこ~?”と
寄っていくと、“ほら~”と指差します。そして、“まだ小さいから
カーテンはついてないんよ~”と教えてくれます。もう嬉しく
なってきて…。そこからは、次々と動物になっていきます。
しかも、それぞれにものすごくイメージしてて、びっくりでした。
とりがやって来るところでは、“空を飛んできて窓から入る”と
はねをぱたぱたしています。Aちゃんは、“ううん、歩いてくるよ。
赤ちゃんのとりも来るよ”と言って、歩いてきてくれました。
親鳥と赤ちゃん鳥では、ちゃーんと歩き方が違うんです!
りすのところでは、どんぐりをかじかじしながらやって来ました。
木から採る子、落ちてるのを拾う子、それぞれでした。
そらいろのたねの威力、恐るべしでした。
じょうろも必要ありませんでした。
時間が余ったら、そらいろのたねのたてふだを作ろうかな~と
考えていましたが、それも必要ありませんでした。
スイッチ入ったときのこどもの集中力は、本当にすごいです。
投げかけひとつ、ことばひとつ、小道具ひとつでまったく
違うテーマ活動になります。
子どものすごい集中力と子どもならではのやわらかなイメージを
いつもいつも引き出せるように…
永遠の課題です。
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