昔話は奥深い! |
09月30日 (木) |
|
秋は読書!今週初めに昔話についての講演会があり、参考になること沢山。年内にはラボライブラリー新刊の中に昔話の「ももたろう」「かさじぞう」の昔話が入りその制作にかかわった人の講演で「ももたろう」
はももたろうの青年期の入り口から成長過程を通して子供の成長に重ね合わせ、「かざじぞう」では生きていく力強さを表しているとのこと。
昔話=伝承、伝承とは耳から心や気持ちに残して語り伝えていくこと。
★耳できいてイメージができ情景が描けること、★同じ場面、同じ情景、同じ言葉で3回繰り返す、★やさしい文体で分かりやすい言葉で伝える=筋の展開のみを追い平面性をもつ(情緒や心理描写を詳細に
かたらない)⇒伝承されていく。
昔話の残酷さはそのままがいい、とくに結末の残酷さはそれでお話が終わるから。やっつけられました・食べられてしまいました・落ちて死んでしまいました・など1話完結で子供にとってそこで終わるが
おわらなければエンドレスに続くとイメージして怖さが続いてしまう
影響のほうが問題となる。
昔話にはテーマがあったり文体の約束事があったりと奥深さを知り
絵本や物語の選びや気持ちを込めて子供とのつながりや絆をもって
絵本を読む心構えが新たになった講演会の記憶の新しい内にと図書館へ
走り来週のクラス用に絵本を選んできた、ももたろう・かさじぞうも
忘れずに。
|
|
|
|