2010/02/09の日記 |
02月09日 (火) |
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「石井桃子展」世田谷文学館にて4月11日まで
2月6日からの展覧会を前に5日夕方、内覧会とオープニングレセプションに招待いただき、参加してきました。石井桃子さんは昨年101歳で亡くなられたのですが、ほんとうに子供たちのためにたくさんの仕事をのこされ、天寿を全うされたとおもいます。会場には大勢の参加者、みな、石井桃子さんと、石井桃子さんがかかわられた本にそだててもらった、篤い思いをもつ方々でした。1時間の内覧会ではみきれないほど、貴重な展示で、どれも興味深いものでした。’59年うまれの私にも懐かしい絵本がいっぱい。「シナの5人兄弟」と「ちいさなおうち」は私の宝物でした!石井さんの訳は英語のニュアンスのこまかいところまでがピタリと美しい日本語で訳されているように感じ、本当にすごいと思います。懐かしい絵本、といいましたが、もちろん、石井さんの手がけた本はいまでも子供たちに愛されている本です。
石井桃子さんご本人についてはあまり存じ上げなかったのですが、101歳という年月の中で、本当にたくさんの、すごい方々たちと出会われている!とおどろきました。ファージョンさんにも、アイリーン・コルウェルさんにも、V.L.バートンさんにも・・。そして、「勉強する」ことが好きで、40代後半になってなんど海外で勉強し、ご自分がするべきことをしっかり目標をさだめてきづきあげていった、そんなすごい方であることがわかりました。そして、いつも子ども時代に見たこと、かんじたこと、体験したことをしっかり覚えていて(センダックみたいに)「こどもの心でみたら、かんじたら、どんなであろうか?」という視点を大切に大切にされていたということです。
レセプションでの東京こども図書館の松岡享子さんのお話に心うたれました。それは、ファージョンがコルウェルさんへ、コルウェルさんが、石井桃子さんに伝えたことばをひいていましたーーHappiness comes from full life.ということば。 石井桃子展にいって、心みちたりた思いをしました。是非、みなさんもいらしてくださいね。これから語りや講演会もあります。常設展もおもしろいですよ! 絵本の販売もあります。くわしくは世田谷文学館のサイトをごらんください。
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Re:2010/02/09の日記(02月09日)
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マーシャ嬢さん (2010年02月13日 00時06分)
ぺチューニアさん、こんにちは。
石井桃子展、近ければ絶対行ってみたいのに!と思いました。
春休みまではやってないですよね・・・。
40歳になっても海外で勉強されてたなんて、まだまだ私も勉強する必
要があるわ~と思いました!
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Re:2010/02/09の日記(02月09日)
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かつどんさん (2010年02月14日 14時46分)
ペチューニアさん、はじめまして。
埼玉のかつどんです。石井桃子展に行かれたのですね。
私も行ってみたくなりました。
勝手ですが、おすすめ新着に登録させていただきました。
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かつどんさん (2010年03月02日 22時54分)
ペチューニアさま
今日、室生春氏からたまたま電話がありまして、ペチューニアさんの所
に行かれた帰りだとか…。私も春休みにWSをお願いしているので、その
打ち合わせの電話だったのですが、最近の重なる偶然に何か不思議なご
縁を感じて遊びに来てしまいました。今後ともよろしくお願いします。
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