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ホームステイ中の交換日記に見る体験学習の力 |
10月08日 (木) |
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ちょっと遅くなってしまいましたが、今年の夏NCにステイしたわがパーティの中1のAちゃんの交換日記についてレポートします。
彼女は毎年私がパーティの参加者に渡すホストかMAMとの交換日記に、英語で毎日たっぷりと書き込みをしてきました。普通の中学の一年生がこんなに英語で書いてきなのは 初めてだったので、びっくりしました。
よく見るとはじめは、I am very tennsion.(私はとても緊張した。)みたいな単語だけを電子辞書で訳して書いたかな?というような文章でしたが、だんだんと英語らしい文章になってきています。もちろん間違いはあります。自分でも「ぐちゃぐちゃだよ。適当だもん。」というのですが、彼女がどんなふうに英語でコミュニケーションしてきたかが良く伝わる文章です。
Today play horse riding. It's very long time horse riding. It's no help play so funny! but slope is scary! みたいな感じです。こんな文章があと4フレーズほど毎日書かれています。
間違いを恐れて何も書かない何も言わないのではなく自分で喋ったことをそのままとにかく書いてきた彼女の努力、力 はすごいと思いました。
随分 英語を書くことにはなれたはずです。それだけでも力がついたことでしょう。
また、国際交流ノートにも毎日日記を書いていて、*今日気づいた、気になった、覚えた、使った英語のフレーズは何?
の蘭に毎日違うことを書きこんできているのです。それが全部とても実践的で面白い!!
たとえば、初日から今日は I Know. とI don't know。をたくさん使った。とか、ピザの形から、triangle とsquare
の意味を知った。とか、cool・・今までつめたくないものにもみんな使っていて最近意味が分かって自分でも使うようなった。クール;すてき
と書いてあったり、また、
both;ボフゥ、両方 ・・「ストロべりーパンケーキとブルーベリーパンケーキのどっちが好き?」ときかれて、私がどっちも好きで「う~ん。」と悩んでいたら、「Both?」と聞かれ、「Yes! Yes!」と使って覚えた。など 面白い事例の宝庫でした。
彼女が毎日楽しくて書くことが苦痛でなく、書くことも楽しかったのであろうということも伺えます。でないとこんなに毎日ビッちり書いてくることは不可能です。「やれ!」と言われてやったことではないからこそ、こんなに書けたんだろうな~と感じました。
彼女の体験を、日本に帰ってきてさらに伸ばしていくためにはどういうアプローチが可能なのか?今試行錯誤しているところです。
ラボのような 体験型学習は本当にすごい力を獲得する ということが実感できる この頃です。
それをどう 子供たちに、テューターに、そして 親御さんたちに実感してもらえるようにするか、考えていきたいですね。
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