|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
“太陽にとぶ矢” 男の子役をしたK君は? |
06月28日 (日) |
|
今週届いた新刊が嬉しくて早速木曜日のジュニアグループで取り組んでみました。“太陽にとぶ矢”は想像した通り、聴いているだけでは物足りなくて動きたくなります。4つの部屋を通る時の音楽に想像力を駆り立てられ子供達はどのようにイメージするか楽しみでした。
この日は何も言わず、とにかく動いてみることにした。ちょうど小3と小4の男の子にこの物語の男の子役になってもらうことだけを決め動き出した。男の子がほかの子供達から「やあい、おやなしご!おやなしご!」とはやし立てられるところにきて、それを口づさんだ私に本気になって向かってきた。蹴りが何度も入りわき腹を叩かれ・・。その時の彼の目は本気で悔しそうだった。物語の中とはいえことばの暴力がどれほど子供達を傷つけるか。きっとK君は無意識に嫌だったのだろう。「おやなしご!」と言う言葉を耳にするだけでも心が痛い。
4つの部屋の前で時間が無くなり来週することになったが、この様子を見ていた周りの子達は迫力を感じたのか、「まだしたい!まだしたい!」と言った。 物語の力は無限大、大人が真剣に関わることで子どもの内面を引き出すことが出来る。物語はやはり凄いなあと思う。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|