国際こども支援団体H&H(Heart & Hand)第8回カンボジアスタディーツアー(2008年12月23~30日)に、大山Pラボ卒業生で今は幼稚園の先生をしている遥と参加してきました。現在のカンボジアの姿を見てくる。カンボジアの子供たちとの交流、支援物資を手渡して生かしてもらう、アンコールワット観光が目的。それにプラス、大山Pのラボッコと2年前から文通しているカンボジアの孤児院の子供たちに直接あって、ラボっ子のこどもたちの手紙をわたしてくるというのが、私の目的。
私もはじめて見る東南アジアの国。学生の時、ベトナムからの避難民の「幼い難民をたすける会」の手伝いをしたことがあったが、その時は、まさか大人になって東南アジアを訪ねるなんて思いもしなかったのだが。
H&Hは、宮崎の松崎テューター、(フェニックスさん)が主催しているNGOで、こどもたちへの支援活動と、若い世代の青少年にアジアの子供たちとの交流し、自分の目で見て考える機会を、と年に2回、カンボジアとバングラデシュへのスタディツアーをおこなっている。アンディーが、九州のインターンで松崎パーティーをおとずれたことがきっかけで、大山Pのみんなもアンディーがやりたかったことに、自分たちも目をむけてみようと、いろいろな活動をしてきた。ラボ地球こども広場での手づくりノート大作戦も、カンボジアやバングラデシュのこどもたちとの文通も、松崎Tからアドヴァイスをうけ、自分たちでいろいろWSをやったり、考えたりを重ねてきた。手紙は郵送するとなくなってしまうので、松崎Tが訪問のたびに、手渡ししてくださり、写真をとってきてくれていたので、今回ついにこどもたちに出会うのがとても楽しみだった。大山パーティーのこどもたちにとって、この交流は北米交流に参加する前の、自分たちアジアの国々を知るとてもいい機会になると願っている。
10名のメンバーと、半年前から、宮崎県図書館の招聘で研修をうけてきたカンボジアの23歳の青年、リーアン君の11名。彼は半年のうちに日本語がうまくなっていた。仕事でつかう英語はカンボジアで身につけたそうである。読み聞かせや読書活動、ラボの物語の活動を日本で体験し、カンボジアでもこどもたちと実践したいと熱望しての帰国。ラボッコ小学生5年6年の3人のこどもたち+大学生年代のラボッコ2人+リーアンのホストお父さんのお寺の住職のGさん、+中学の先生のSさん、そして、私たち2人と松崎Tの11人で、いざ、カンボジアへ!後藤さんは4年前アンディーもホストしてくださって、その時に小犬が生まれたので、アンディーという名前をつけてくださったそうです。これもまた御縁!
今回のツアーでは、カンボジアをを知ると同時に、自分の国の姿をうつしてみることができた。今、自分たちの力でたちあがろうとしているカンボジアでの、とくに、教育の大切さーー読み書きだけでなく、感性をみがき、考える力をつける教育。ラボで大切にしている「心を育てる」ということ。日本では当たり前になっているかもしれないことだが、改めて考えさせられた。
ニュースや本などで知ることと、実際行って よく見、聴き、五感で感じ、手をつなぎ、一緒にあそび・・自分が交流することによって、心にせまってくるものがいっぱいであった。
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