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わすれていたこと |
11月07日 (金) |
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先日、友だちと映画に行ってきました。
「ブロードウェイ、ブロードウェイ~コーラスラインにかける夢」という
ミュージカル、コーラスラインのオーディションのドキュメンタリーです。
いつも映画を見に行くときとは、ちょっと違い、何だか引き寄せられたように
no ideaで映画館に行きました。
でも、映画が始まってものすごい衝撃が!
そう、私は自分の原点?を思い出したのです。
私は高1の時、初めて生のミュージカル、劇団四季のコーラスラインを観ました。
(高岡市民会館の2階席、1000円でした!)
その驚き、は相当なものだったと思います。
それから、ミュージカルにはまり、「いつかブロードウェイに行くぞ~!!」と
心に決めたのです。
FMで放送されたブロードウェイ版コーラスラインの楽曲を録音していつもいつも聴いて歌っていました。
そーれーなーのーにー!
私はコーラスラインのことも、そうだった自分もすっかり忘れていたのです!
そのことは結構ショックでした。
映画が始まった瞬間、「あ!」と、細胞がチカチカ動き出した気がしました。
内容とも相まって、最初から最後まで、ただただ涙涙で観ていました。
おかげで終ったときは、すごい顔に。映画館のお手洗いで顔ざぶざぶ洗いました。
友だちも最初から泣いてたそうです。(感性が似てるので、観終わったあとのギャップがいつもない、有り難いともだちです)
でも何故、コーラスラインにこんなに惹かれるのか?
初めて観た、オーディションの様子は本当に厳しくて、ダンサーたちは仕事を勝ち取るために真剣にその時を”生きて”いる。
本当に”生きる”ということは、明日死ぬ、ぐらいの今日の行動なんだそうです。
そんな、生身の人間の想いが、沢山詰まった物語だから、specialなのだと思います。
製作にあたって、故マイケル.ベネットがしたことは、22人のダンサーを集めての
座談会?だったそうです。
人の頭で考えた物語ではなく、本当のダンサーの想いを語り合ってできた原案なのだそうです。
私がやっとNYに行けた前年、コーラスラインは15年のロングランを終えていました。
切望していた当時の舞台が映像で観られたのは感激でした。
そして、これも忘れていた自分が悔しかったけど、2006年再演が決まり、
この映画ではそのオーディションの様子を追っていたのです。
審査員の厳しくも暖かいまなざしが印象的でした。
再演はこの9月で終ってしまったけれど、今度こそ絶対NYでコーラスラインを観るぞ!と
心に誓ったのでした。
でも、日常に流されて、忘れていることはたくさんあるかも。
夢とか、大好きなこととか。
そんなことを忘れない瑞々しさを持って、子どもたちと接したいものです。
映画、やってる間にまた観に行きたいな…!
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