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「だれにも負けないすきなもの」 |
10月13日 (月) |
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千葉支部の中高大生合宿で、「平曲演奏会」がありました。
『琵琶法師』『平家物語』『祇園精舎の鐘の声・・・』などという言葉は聞いたことがあるけれど、生の琵琶の音・語りを聞けるチャンスなど、そうあるものではない!と、出かけて行きました。
「平曲弾き語り」ということで、ご年配の方をイメージしていましたら、奏者の荒尾努さんは、なんと29歳のサラリーマン。お仕事と両立させて、年間60回もの演奏・講演活動をこなしていらっしゃるとのこと。その原動力は、「だれにも負けないすきなもの」だから、のようです。
ほとんどの方が中学か高校で経験している『祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・』の暗唱、荒尾さんもそこからがスタート。「綺麗な日本語だな」と思い、平敦盛の物語の美しさに触れ、平家物語が好きになり、平家一門が好きになり・・・気がつけば、平曲奏者の第一人者とよばれるまでに。
「家族を愛し、親が子を愛し、子が親を愛し、人の死に涙し、敵味方関係なく、敬意を払い、生をむさぼらず、絆や縁を大事にし、何より人を疑わず、信じ、信じ続けた。私はそんな心やさしい平家一門を語り継ぎたい。平家琵琶の調べと語りを通して、平家一門の素晴らしさや温かさ、優しさを伝えていきたい。そして、『日本語の美しさ』、『日本の歴史、文化を知る大切さ』、『想像力の豊かさ』を平曲を通して、皆さんに体感してもらい、感動と心の豊かさを感じてほしい」
こんな荒尾さんに、直に、お話を伺うことができるチャンスをつくってくださった、ラボに感謝!!!
ラボをはじめてから、知らなかった世界をいっぱい知ることになり、読みたい本・やってみたいこと・行ってみたい国がどんどんひろがっていきます。幸せなことです♪
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そうだね
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なおたろうさん (2008年10月14日 22時31分)
私も平家一門がとても魅力的に感じるようになったのは
荒尾さんの「想い」をストレートに受けたから。
心はたいせつだねぇ、げんちゃん。
平家なんて興味無い・・・と言いながら参加した娘まで
家系図に知章の名がないことに憤慨しておりました(笑)
親子の情愛は思春期の娘にも感じるところがあるようで。
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心はたいせつ・・・
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げんちゃんさん (2008年10月15日 11時28分)
そうね。荒尾さんが本当に、平家一門を愛しているのが、とてもよく感
じられて、そんなに素敵なものなら、もっと知りたい!という思いを持
てたね。
私たちも、「『ラボのすばらしさ』を伝えるのはむずかしい」と、考え
がちだけど、シンプルに「私は、ラボが大好き!」で、いいのかも♪
と、思いました。
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