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夏活動報告 2008 |
09月06日 (土) |
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☆2008 夏活動報告☆
1・全国キャンプ ラボ・ランド黒姫
2.たま川地区交流合宿
3.ラボ・カレンダー応募作品制作
4.物語お楽しみ会 へそもち作り&ストーンスープ
5.個人発表会 ナーサリーライム or 物語素語り
6.夏活動を終えて・・・
1.全国キャンプ ラボ・ランド黒姫 2008 5班 8/11~8/14
今年も、全国キャンプに参加してきましたよ。
16名~元気に3泊4日を過ごしてきました。
今年は、5班の日程が、お盆期間中ということもあり、全国からの参加
人数が少なく、1~4班までの参加者数の4分の1(230名位?)、ロッジ数も半分(12ロッジ)!!少し寂しくも感じましたが、前向きに考えれば、良いこともたくさん!!
広いラボ・ランドを広々と贅沢に駆け回り、楽しめた~
ロッジ内の人数が少ないので、トイレ、お風呂、はみがき等、すべてが急かされず、ゆったり~
ひとり、ひとりの言動にみんなが気を配ることが出来る~
とにかく、本当に大自然の中で大きな空間、そして、その中でゆったりとした時間を過ごすことが出来ましたよ~特に初めてのラボっ子や、小さい子にとっては、とっても良かったかも・・・
また、お盆という時期のため、日頃、学校や部活で忙しい子供達、中高大生がパーティとは離れて1人で参加している・・・、例年は小学校低学年の子が多いサマー・キャンプですが、高学年の多いこと、多いこと・・・
安永パーティの小5の子供達にとって、とても刺激的なキャンプになったと思います。
[あこがれ]
サマー・キャンプでは、シニア・メイトと呼ばれるリーダー2人(ほとんどが高校生)が1つのロッジをまとめていきます。
そして、キャンプを企画していくのが大学生コーチとよばれるラボっ子たち。事務局スタッフはサポートに入ります。
小さい頃から、ラボ・キャンプに参加し、交流活動で経験を積んできた子供達が、今度は、キャンプを創り、皆を楽しませる側にたちます。
・・・と、いっても、高校生シニア・メイトは、まだまだ、未熟な点も多々・・・、それが、キャンプ期間中にぐんぐんと成長していきます。
大学生コーチ達はさすがの貫録です。そんな、先輩ラボっ子を見て、安永パーティの子供達も何かを感じて、あこがれを持ち、自らも育つ力にしてほしいと思います。
(あこがれは、子供達にとって大きな原動力ですからね~)
また、キャンプに参加したラボっ子たちは・・・、新しい人とのであい、ラボ・ランド内外の自然にふれ楽しむ野外活動、お話の世界にどっぷりとつかる3日目プログラム、それぞれのロッジでおこわなれる活動、みんなで食事の準備をすること、寝ること、
すべての事が子供達の成長の大きな大きな糧とし、大きく成長すること間違いなし。
[黒姫山登頂]
今年は、標高2052メートルの黒姫山登頂に安永パーティから6名が挑戦!!見事、帰ってきました!!登頂予定ラボっ子は、前日の夜9時前に一つの場所に集まり、登頂の服を着て、寝袋に入って寝ます。朝は、5時前に起床し、登山口まで。5時半には歩き始めます。
そして、登頂!!ラボ・ランドに帰ってくるのは、夕方4時半ごろです。11時間です。
よく頑張りました。実は、自分に自信が無くて登頂するのをためらっていた子もいます。でも、お互いに励ましあいながら、全員で登頂に挑戦したこと、そして、頑張れたこと、本当に感動しました。
山から帰ってきたラボっ子を、キャンプ参加者全員がロッジの外に出て、出迎えますが、その時に見た、6人の笑顔!!本当に、清々しくて、晴々としていて、キラキラしていて、今でも、あの顔を思い出すと涙がこぼれます・・・・。(と、書いている今も・・うるうる・・)
「自然」というものの力・・「仲間」いうものの力、子どもが育つための大きなパワーなのですね。すごいです。
[異文化交流の第1歩]
全国キャンプでは、同じ日本語でも「ことば」が少しずつ違います。これも、国際社会に出る第1歩だと思います。同じ日本の中でも、「文化」だって、違います。
立派な「異文化交流」です。
こうしたキャンプでの経験を積み重ねるから、中学生でのアメリカ・カナダでの1か月ホームステイに参加できる力がついていくのです。
小学1年生になったら、全国キャンプ、考えてみてくださいね~(^^)
2.たま川地区交流合宿 1班 8/21~8/22
たま川地区では、毎年、夏の終わりに「川崎市青少年の家」で1泊2日の交流合宿を2班体制でおこないます。
この合宿のプログラム・企画・運営はすべて、たま川地区の中2以上の「実行委員」と呼ばれるラボっ子たち・・・。
夏休み前から、夏休みにかけて、何度か集まり、話し合ってきました。
何を目的とするか、テーマ、お話は何を楽しむか、どんな活動をしていくか・・、タイムスケジュールも全て、子供達が考えます。
今まで、自分たちが参加してきて、見てきたこと、聞いてきたことを体の中で消化して、大きな力に変え、すべての力を出して、合宿に参加してくれる子供達を楽しませてくれます。
実行委員の中でも中2から大学4年生までの年齢の幅があります。はじめての実行委員達は、先輩達に見守られ、励まされ、教えられ・・・、また、自らも、見て、体験して学んでいきます。
全国キャンプのシニア・メイトになる前に、この地区での実行委員の活動を経験することで、大きな支えとなるはず・・。
ぜひ、何年か後、安永パーティからも実行委員が出て、頑張ってくれることを楽しみにしています。
そんな中、安永パーティの子供達も楽しんできました。
初めて参加する年少さんの子供達、中高大生のお兄さん、お姉さんの姿を見て、びっくりする子、すーっと寄って行って、お膝にポンと乗ることができる子、一人、一人違います。
でも、ひとり、ひとり、一所懸命、人と関わろうとする姿がありました。
見知らぬ人との「であい」、すぐに楽しめるようにはなれない子もいます。
でも、何事も、体で感じ、色々と考えてほしいと思います。
参加しなければ、何かを感じることもありません。
「お母さんと離れると、寂しいんだ」「あれ?思ったより、寂しくないよ。」など、参加してみると、自分の想像とは違う気持ちを感じたりもするようです。とにかく、機会があれば、飛びこんでみることが大切だと思います。
まずは、地区合宿から!!
これも、「異文化交流」~(^^)
3.ラボ・カレンダー応募作品制作 お絵かき会 8/6 & 8/19
今年も、たくさんの子供達が、来年のラボ・カレンダーに載るライブラリーの絵の応募作品制作に挑戦しました。
ライブラリーの絵本を真似して絵を描くのではなく、子供達がライブラリーを聴いて、感じたことを絵にするものです。
安永パーティは、毎年、2000枚ほどから第1次選考で100枚ほどが選ばれるのですが、数点選ばれています。カレンダーの表紙や、カレンダーの月の絵に選ばれたこともあります。
なので、「今年は私もいい絵が描きたい!!」という気持ちから、毎年、みんながとっても一生懸命絵を描いてくれます。
お話の中で遊ぶように、大きな画用紙の中で絵を描きながら遊んでいる・・・そんな子の絵が選ばれているような気がします。
今年も、たくさんの絵を制作局に持ち込んできました。
絵もホームページで載せることができればなと思っています。お楽しみに~♪
4.物語お楽しみ会(へそもち作り&ストーンスープ)8/29
今年も、SK-1 のライブラリーより、へそもち作り・・・、SK-28のライブラリーよりストーンスープ作りを楽しみました。
へそもちは、ちょうど、前日に大雨が降り、雷がごろごろ・・・・、最近、雷がひどいので、小さい子供達の目は真剣です。
おへそを取られないように・・・、気持ちをこめて、おもちを丸めて・・
小さい子から、大きい子まで一緒のグループで作りました。全国キャンプなどでは、お世話をしてもらう立場の小学生が、安永パーティの活動の中では、リーダーとして頑張る立場・・・でも、なかなか気付けない事も多く自分たち中心になってしまいがちだけど、少しずつ、少しずつ、気づき、成長しています。見守っていきたいと思います。
ストーンスープは、いつもは、兵隊役の「ママ」たちが、ほとんどの作業をがんばってくれていましたが、
今年は、子供達も大きくなり、小さい子の割合が少なかったので、頑張ってみましたよ。
たまねぎの段階で、みんな、大泣き~涙、涙です。
でも、楽しいね・・・みんなで作るスープ、きっと、おいしいよ~
出来上がったスープ、石からスープを作ったんだよね。石は、入っていたかな??
みんなで食べるご飯は、おいしいね~♪
5.ナーサリーライム&素語り 個人発表会 8/29
毎年、夏休みの間、ライブラリーを聴いて、お気に入りのナーサリーライムを見つけ、夏休みの終わりに発表してもらっています。
今年は、物語丸ごと全部を語る「素語り」に挑戦してくれた子も・・・
テーマ活動の発表会では、毎週、同じお話を繰り返し、みんなで動いて、表現方法を考えて、楽しくなってきて、周りの子供達に刺激され、聴きこみも力が入ってきます。
が、この個人発表会は、自分との闘い!!忙しい夏休み、自分でどこまで頑張れるか、発表で、どれだけの達成感を得られるかは、一人、一人、本人が一番感じることができます。
今年も、それぞれ、子供達、ひとりひとりのペースでよく頑張ってくれたと思います。
初めて、素語りに挑戦してくれた子、よく頑張ってくれたと思います。
とても感動しました。
今までのライブラリーの聴き込みが体の中にしっかりと定着していて、自分のものになっているから・・・だから、どの子のお母さんも、「思ったより、入るのが早くてびっくりした!」とのこと。何年もの間の地道な努力の賜物です。
また、初めて、発表というものを経験した子、前に出てくるだけでも、すごいことです。
今回の発表をバネに、また、ひとつ、成長してくれたらと思います。
6.夏の交流活動を終えて
今年、はじめての夏のラボ活動を経験された方は、「あれ?英語教室に入ったのに、なんだか、色々な行事があったわ~」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
英語に関して、ラボでは、毎週、英会話文を何個か覚えて、友達と言い合って楽しむといった教室ではありません。
ライブラリーとよばれる英語と日本語で語られる物語、また、英語の歌、ナーサリーライム、ポエムなどを、たくさん聴いて、丸ごと、体で楽しみます。
だから、1週間終わったから、3個の文を言えるようになったよ・・・1か月終わったから、何個の単語を覚えたよ・・・といった風にはなりません。
少しずつ、少しずつ、「ことば」が体の中にたまっていって、いつかあふれ出てきます。自分でも、「あれ?結構、分かるわ・・・」と驚くことがあるようです。
そして、毎週、仲間と一緒に、英語と日本の物語を楽しみ、あれこれ話すことで、学校の同学年の子供・・・つまり横のつながりだけではなく、色々な学校の、異年齢の子供達とつきあい、「人と関わること、かかわり方」を学んでいきます。
そして・・・、夏・・・、パーティの異年齢の子供達と一緒の活動、地区の中の子供達との活動、全国の活動、国際交流・・・と、大きく広がっていく「交流活動」で異文化交流を体験していくのです。
「異文化交流」とは、何も外国人・外国文化と出会うことだけが、異文化交流ではありません。
まずは、小さなところから・・少しずつ、自分の枠を広げていきましょう。
大きなお兄さんが怖いと思っているのに、いきなり、外国人と話せるかと言ったら、それは、無茶な話だと思いませんか?
そのために、ラボの交流活動に参加してみてください。
もしかしたら、楽しいことばかりではないかもしれません。さみしいこと、苦しいこともあるかもしれません。
いつもの慣れた環境にいることは、とても心地の良いものだと思います。でも、それを、越えて、少し、冒険させてみましょう。
全てのことが、子供達にとって成長の糧となり、栄養となるはずです。
色々なことを乗り越えて、たくましく育ってほしいと思っています。
今年の夏も、又、少し、前進した子供達・・・に、拍手です。
皆様のご協力と、ご理解に心より感謝しています。本当に、ありがとうございました。
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