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オオカミとこやぎ達とのマラソン・1 |
02月16日 (土) |
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あっという間に2月になりました。今年は、神奈川東部にも雪がよく降
ります。去年は殆ど積雪がなかったせいか、スノーシューズが壊れてい
ることに気がついたのは、雪の当日・・・・全国では毎年、雪に悩まさ
れる方がいるというのに、平和ボケならぬ、雪ボケですみません。
2ヶ月のうちに、高校生活動の集大成の発表会も終りました。
(前日は大雪で心配しましたが)たま川地区の「ロミオとジュリエッ
ト」迫力でした。
「ふるきよき時代」「ざしきぼっこ」「耳なしほういち」「バベルの
塔」「三人のおろかもの」・・・どれも高校生のパワーが息づいて
いました。高大生合宿や、テューター総会にもいらしてくださった、
「耳なしほういち」を琵琶で弾き語りなさる、俳優の伊藤哲哉さんと、
(発表会の係りだった為)楽屋でお昼をご一緒しながらお話ししました
プロの俳優さんでも、あの若い彼等から色々学ぶところもあると伺い
嬉しくなりました。ラボの活動を色々な方面の方たちに認めて頂き、嬉
しいことでした。
1月末のテューター総会では、雪の降りしきる真っ暗な東山荘のホール
で、テューターたちは文字通り怖さに身を震わせながら伊藤さんの弾き
語りする「ホウイチ」の世界に引き込まれたのでした。 色々な
活動をなさっているそうですので、興味のある方は、伊藤さんのブログ
http;//biwamimi.exblog.jp/i8/ 「耳ざわり通信」をお訪ねください。
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さて、4月の地区発表会のテーマは「オオカミと7匹のこヤギ」に決定
してからはや数週間。実は取り組み①というわけではないのですが、
今までは、まだお話をなぞるだけ・・・という段階で『一体全体、この
ままで、どんな発表ができるのかしら!? やっぱり他のお話にすれば
よかったかなぁ・・・』というテューターとしても迷いがある時期では
ありました。特に中・高・大生は、どんなお話でも受け入れてはくれま
すが、モチベーションを高めるのが難しい、というのが正直な気持ち。
育っていない、といわれればそれまでですが・・・しかしやっぱり真剣
になれない姿にため息・・・だったのですが、ようやく先週あたりから
荒地に緑の芽がでるごとく、待ちに待った「芽吹き」が見え始めました
キディ(CHUCHUグループ)は、このお話を素直に楽しんでいます
昨日は「ま夜中のだいどころ」も楽しみました。簡単なパンの
レシピを頂き、なんとパーティ時間内で、はじめから焼き上がりまで
全部をこどもたちと楽しめました!ミルクとバターを混ぜ混ぜしたり、
小麦粉を入れて、泡だて器で混ぜたりするのが、お話と一緒!
T君が「オオカミが、手につけてもらう練り粉といっしょだね~!」と
言うので、他の子達も「あっ、ホントだ!」と大騒ぎ。お話がシンクロ
した瞬間でした。 その後も、パンのかたちを作るのが楽しくて、
大興奮の子供達。形はハートや、お星様など、思ったよりもちゃんと焼
けて、大満足です。いつものおやつのかわりに食べたい!おうちに持っ
て帰ってみせたい!・・・みんなそれぞれお話とパンつくりの両方を楽
しみました。その上「オオカミと7匹の・・」もうごいたのですが、
ここはオオカミがパンやさんで練り粉をつけるところでおしまいに・・
ずい分たくさんのプログラムでしたが、あっという間でした。
水曜小学生グループでの特筆は、ピイプをやった小4のMちゃん。
「かあさん、ぼく、ここにいるよ」というセリフを言うシーン、ピイプ
の気持ちにシンクロしてセリフを言いながら涙ぐんでいます。どうした
の?「なんか(ほっとして)感動したの」という感性に、その様子を
聞いた中・高・大生がいっせいに「おぉぉ~!!」「ピュアだ~!」
感心とも感動ともつかぬ声をあげていました。今、各グループの間を
一冊のノートが回っています。交換ノート、というか連絡ノートです。
小学生も中・高・大生も、お互いに読むのを楽しみにしています。
前回の小学生の記述はすごくて、それに火がついたのか
昨日はTAが終ったあとの話し合いが白熱。ようやく軌道に乗り始めた
「オオカミと7匹のこやぎ」、時間も長い、長距離走の、向かい合う相
手は自分自身なのでした。
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