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ラボっ子OG in NY からの便り。笑いながら勇気づけられます。 |
10月26日 (金) |
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東京で大学卒業後アメリカで数年間勉強したラボっ子OGが
今秋NYの学校でカウンセラーの仕事を始めました。
読んで何故か勇気づけられるメールです。
「ひかり荘」関連でのメールなので
「育児と育自の掲示板」にもアップしてありますが
しなやかに生きているラボっ子OGの一人を紹介したくて
こちらにもアップしておきます。
ラボ教育活動は真摯に生きていく子ども達の応援を
してき、しているのだとしみじみ思いました。
先生
お久しぶりです。 いかがお過ごしでしょうか。
ここ何週間の間、NYは蒸したり・冷え込んだり・大雨が降ったり。
天気に翻弄され、のびた讃岐うどんのような体で働いております。
ここに着任してはや二ヶ月。
インディアナの”馬車も通る道路”しか知らない田舎モンの私が、交通渋滞に強引に割り込むことが出来るようになった・・と言えばこの地にもだんだん慣れつつあることがお分かりいただけるでしょうか。 生徒の生活の面倒をみるカウンセラーという立場のため週末勤務も多くまとまった休みはありませんが、半日ほどの時間を利用してロングアイランドのビーチへ、ソーホーのギャラリーへ、五番街のカフェへ、セントラルパークへ、文庫本を一冊ポケットに入れてうろつきまわっています。 最近の一冊は、吉田総理の懐刀として戦後日本の再建に貢献した「白州次郎」。 ハンサムな殿方やわあとそのポートレートにうっとりして手にしたのは宜しいんですが、最近どこに出かけても眠りこけてしまうため、まだ数ページも進んでいません。 電車でグー、ベンチでグー、国連本部でグー、教会でグー、ビーチの岩場でグー。 最近のNYの治安のよさにつくづく感謝する、なんだか情けない今日この頃です。
そんな寝ぼけたクマのような生活を送っている私にも、やはりNYは刺激的です。
英語の全く通じない地区がパッチワークのように入り乱れるマンハッタン。 これまで暮らしたアメリカの各地で、差別を受けたわけでもないのにマイノリティとしての自分を肌で感じてきた私でしたが、日本語を話す日本人としてのアイデンティティのまま存在を許される場所があろうとは考えてもみませんでした。 英語を話す人も、スペイン語を話す人も、ポルトガル語を話す人も皆”当たり前”。 すれ違う人の会話はおろか何語を話しているかも見当がつかなかったり、カタカナで”ペットのハーブ”(何の店なんでしょ?)と大書された店にお客さんが出入りしているのをみると、その”なんでもあり”の精神にこっちも元気が出てきます。 NYはアメリカもなく街でもない、一つの世界なんだと感じさせられます。
”なんでもあり”のNYに、”なんでもあり”の私が乱入した、なんだかゴジラ対ガメラの観は否めませんが、今後の出来事にご注目いただければ幸いです。
あ、勿論仕事もしてますよ 笑。 勤務先の生徒たちはラボの子に似ています。 おおらかで、のんびりしていて、率直で、いたずらもどこか間が抜けて中途半端で 笑。 私自身の高大生ラボ生活を振り返りながら、ゆっくりと関係を育てています。 なんとも幸せな気分。
京さんが結婚式の司会ですか。 大活躍ですね。 私が”寿”の暁には是非♪ いや、私の頭ん中はいつもおめでたいんで”寿”には事欠かないんですが、そこに参加してやろうという勇気(というか蛮勇)あるお方は未だ募集中でございます 笑
この土曜が最後の配信になるとのこと、お疲れ様でした。
大変残念なんですが、そちらの配信時間(金曜の夜)は既に予定が入っており、オンラインできません。
せめてメッセージを残そうと思いましたがログインできず・・
なんでしたらこのメールを読んじゃってください。 まとまってませんが。
アボより
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