3びきのかわいいオオカミ?発表テーマの反対の絵本 |
10月04日 (木) |
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今年の発表テーマ「3びきのコブタ」に取り組み始めた。
繰り返しが多く取り組みやすそうだが、むしろ表現にこだわると難しそうでもあるし、深めると面白そう。
これは全部テューターの思いと感想。
子ども達と言えば「ぼくのあごチンタンのひげがいやだといってる。」のセリフなどを楽しんでいる。ことばを口に出して楽しんでいる。良いスタートが出来たと思う。(私もおおかみになって、思い切りおどかして楽しんでいます)
ところが先週A子が突然このお話と反対のお話を知ってるよ。と言ってみんなに語って聞かせてくれた。面白くてそれまでの騒がしさはいっぺんに「フフゥのフゥ」と吹き飛んでしまい、シーンと静かに聴いています。
つまりコブタじゃなくてオオカミがおおブタに「フフゥのフゥ」と吹き飛ばされるのです。でも最後がすばらしい「おしまい」になるのです。
ご存知でない方はお奨めの本です。
「3びきのかわいいオオカミ」(富山房発行):ユージーン・トリピザス文
ヘレン・オクセンバリー絵 こだまともこ訳の絵本のお話でした。
後でお迎えに来たお母様が、持って来てくれた本を見せて頂いたら、「なんとまあ、一言一句違わず聞かせてくれていた事に驚くと同時に、タイミング良く良い本を見せて下さったと感心しました。(英語の絵本も見せてくれました。)以前私がお母様にお奨めした講演会:小松 進先生で購入したものだそうです。私は持っていませんでした。(残念)子ども達に大うけでした。
皆さんはご存知でしょうね。
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Re:3びきのかわいいオオカミ?発表テーマの反対の絵本(10月04日)
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カトリーヌさん (2007年10月05日 23時59分)
「三匹のかわいいオオカミ」私も持っています。原書と日本語訳、ペーパーバックでも。
オクセンバリーらしい、ひねりのきいたもの。
私は、子育ての真っ最中に出会いました。怒ってばかりじゃだめなんだなと、そのとき思い
ました。世の中もそうですね。これでもかこれでもかと、どんどん、エスカレートしていく
悪循環。でも、本当に価値あるものは?真実とは?人の心とは?と、考えさせられる作品で
した。
ただし、私は小さい子のクラスや、さんびきのこぶたを本当にちゃんと取り組んでいない子
どもたちに不用意に出会って欲しくないと思っています。
まず、イングリッシュフェアリーテールズの、言葉のリズムやお話の質にしっかり出会って
欲しい。そういう経験をへて、少し大きくなった子に、もう一度「さんびきのこぶた」と出
会った子達に、考えさせたい作品ですね。
来年は国際交流の事前活動のテーマにもなっている「さんびきのこぶた」
取り組む側も見る方も、子ども向けの話と思わないで、受け取ってもらいたいと思っていま
す。それには、ただやるだけではだめですよね。ステイ先でも、しっかりしたプレゼンテー
ション(発表をただ見せるだけでなく)やりたいと思っています。
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Re:Re:3びきのかわいいオオカミ?発表テーマの反対の絵本(10月04日)
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HITACHIさん (2007年10月06日 11時42分)
カトリーヌさん
>「三匹のかわいいオオカミ」私も持っています。原書と日本語訳、ペーパー
バックでも。ただし、私は小さい子のクラスや、さんびきのこぶたを本当にち
ゃんと取り組んでいない子どもたちに不用意に出会って欲しくないと思ってい
ます。来年は国際交流の事前活動のテーマにもなっている「さんびきのこぶ
た」
<さすがカトリーヌさん、その上HPを見てくださる方に、この本に関する別
の意見や感想を見られる様なかきこみに感謝します。
さて’08またまたシャペロンですか。お世話になります。宜しくお願いし
ます。お忙しい中色々な活動をこなしてゆくカトりーヌさんはどんどん進化し
てまぶしいほどです。Labo OGとしてのあなたにも期待しています。>
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