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「大人になったピーター・パン」記念図書の反響 |
06月01日 (金) |
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ラボ40周年記念出版の「大人になったピーター・パン」は今年沢山の人たちに読んでほしいと願っています。移り変わりの激しい時代にあって、見向きもされなくなる前に、是非読んでほしいと思います。
わがPの元ラボっ子が載っているからではなく、次のお手紙からも分かるように子育てに関わるお母さんや、進路を考えている若者などにも大いに参考になると思うのです。
以下にご紹介するのは、元ラボっ子のお母様(在京)からのお手紙です。
「先日はご丁寧にMAILありがとうございました。
早速新宿の紀伊国屋で2冊(「ことばと自然」含む)本を求めました。2冊とも一気に読んでしまい、手紙をかきたくなりペンを執りました。
「大人になったピーター・パン」の方にはT君も出ていてその分共感を持つことが出来ました。先生の事も母親と言うより、一人の人間として客観的に描いていて、私達が抱いていた感想と全く同じでした。
H(娘さん)は姉と一緒のことをさせてもどうしても身につかなかったのですが、ラボだけは小学1年生から高校生でシニアをした後まで、良く長続きしたものだと思っています。
私自身(お母様)も社会力と言う意味では「青少年赤十字」の活動をした事があり、宿泊学習、リーダー研修、奉仕活動など、自分の経験から照らし合わせて。ラボの活動はとても好ましいものだと思っておりましたし、先生は私と違う母親の役割をして下さっていることにとても感謝しておりました。
高校受験、アメリカ留学など選択を自分でしたことなので、全然心配なく行動していってくれました。自分で考える力、自分をうまく表現する技術スべ?):手段。ピンチになってもどうすべきか判断する力など生きるための本当に基本的な力をラボで学べた事が、彼女の最高の財産だと思っています。
そして英語という言語を身につけられた幸福も今では仕事の上でも大きな助けになっていると思います。
「ことばと自然」の中で鈴木先生やCW二コルさんが言っているように人と人をつなぐ言語の偉大さに気づかないと、コミュニケーション力とか社会力は生まれない気がします。ラボでの活動は目にはっきり見えない、目先の成果を期待する人には判りづらいだろうと思います。
今、いや昔から親は子どもにそれを求め過ぎてぎました。(私も含めて)でも人間何が大切で何を幸福と感ずるかは一人一人違うのだという事が判れば、いくら子どもであっても、強制は出来ない筈ですが、わからない親が多すぎる気がしませんか。それが又親の宿命なのかもしれません。
ラボでであった先生やお母さん達との交流がどんなにいいものを沢山残してくれたか。今しみじみと暖かいものを感じています。
「いいものはいい」やはり本質を大切にする人間として生きていきたいものです。
このお便りもテューターとしてT冥利に尽きます。
子ども達だけでなくお母様がたからも、沢山の力をいただけることに感謝します。ありがとうございます。
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