|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
鶴岡八幡宮 ぼたん園 |
05月06日 (日) |
|
連休後半、人であふれる原宿を逃れて、葉山に静養に行ってきました。
4日に鎌倉散策にでかけましたが、こちらもあふれんばかりの人。
小町通りのお店をみながら、途中、社頭ではがきや便箋、和紙を買ったり、和ろうそくのお店で菖蒲の絵の描いたろうそくをお仏壇用に買ったり、服部君が国際交流に行く時の日本のおもちゃ、剣玉や紙風船を買ったりしてぶらぶら鶴岡八幡宮に向かい、お参りして宝物殿を見ました。
源平合戦の屏風絵(屋島の合戦)、江戸時代に描かれたものを見て、その細かさと表情の生き生きしているのに驚かされました。少し前読んだ赤羽末吉が絵を描いている源平絵巻物語の絵よりずっと迫力がありました。色も渋くて味わいがありました。
そのつぎに鎌倉国宝館を見ました。なんと言っても興味深かったのが、釈迦三尊座像。お釈迦様が座っていらして、その両脇に象と獅子に乗った菩薩(?)様がいらっしゃる。当時の人は象も獅子(ライオン)も見たことがなくて、人伝いに聞いて想像で象や獅子を作っていたのでしょう。なんとものどかな象でしたし、獅子は立派でした。お釈迦様の表情も柔和で心が安らぎました。お釈迦様が安らいでいる姿を描いた掛け軸の絵もなんとも言えなくほっとするものがありました。
つぎにぼたん園。庭園に咲くぼたんの大輪にびっくりしました。敷石の両側にいろいろな色のぼたんが咲いて、種類も数もたくさんで美しかったです。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の通り、どんと座った(背があまり高くないのでこう唄われたのでしょうか?)大輪のぼたんは迫力があり、あでやかでした。源平池を右にみてお庭を散策するのも風情がありました。
お腹が空いたので、一茶庵でおそばをいただきました。私は竹の子そば、娘も私も竹の子のおいしさに感激!てんぷらの海老も大きくてぷりぷりして娘は美味しい!と一言。もちろん手打ちのおそばもおいしかったです。主人は鴨そばと天せいろ。鴨がおいしいと感激していました。
私は神奈川県立近代美術館鎌倉にも行きたかったのですが、人の多さにビックリして、これで帰ることにしました。
次回は江ノ電で長谷寺へ行こうと思います。葉山を足場に鎌倉、北鎌倉のお寺めぐりをのんびりできたらいいなと思っています。
葉山に行って読もうと思った「ビジュアル版 ギリシャ神話の世界」リチャード・バクストン著 東洋書林 も半分ほど読んでギリシャ神話の輪郭が今まで読んだどの本よりもよくわかりました。ちょうどモローのエッチングに感激してギリシャ神話についてもう少し知りたいと思っていたところだったので、図書館の新刊本のコーナーで目に入って借りてきてよかったです。大型本なので重いのですが。またラボでギリシャ神話をするときは、この本を参考にしたいと思います。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|