|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
危機がかえってよい機会に |
04月24日 (火) |
|
地区の発表会まであと1週間を切りました。22日は同じたま川地区の半分のパーティの発表会がおわり見てきました。
「西岡パーティも頑張らなくっちゃ」とあせっているのは私ばかりで、見に行った子たちも「たのしかった」というばかり。
24日は小学生とキディの最後のパーティでした。なのに、会場は急な葬儀で使えません。急遽狭い自宅での別れてのパーティにしました。
まだ、場面も完成していなくて、小さい子たちも1回もちゃんと動けていなくて、気持ちはあせりましたが、今日は動くことはあきらめて各自のセリフやナレーションがどのくらいできているかの確認、『ここまでできてるね。できている所は大きな声で!」「日本語はCDのとおりに大きな声で」とか、ここまでできたらいいね、の確認ができました。
年少のアニグが思ったよりしっかりことばが入っているのに驚きました。CDについてなら英語もいえていたのに音楽CDでは案外いえていない小学生がいたり。見えてきた部分があってかえってよい結果に。
「じぶんはダルシンのこのおはなしで、どこが好き?」
の質問に、答えていくうちにもっとこうしたいという意見が出てきて、じゃあ、こうしたら?誰ができる?と話が発展して、ひとりの意見がグループ全体の場面の共通イメージ化することになった。ハンプティーズとの合同では、なかなか意見を持っていても言い出せなかった小学生達にはかえってよい機会になった。
おもしろかったのは、「前からずっと気になっていたんだけど、『はなたれた火』ってどういう意味?」の質問に丁度鼻水がたれていたS君にみんなの視線が集まったこと。Sくんあわてて、テッシュで鼻水を拭いていた。「もちろん鼻水とちがうとは思うんだけど、なんかよく分からない。」と質問した子。すると「それはね、多分弓矢の先に火がついていたりしたものを放って火をつけたってことじゃないかな。」「いや弓矢じゃなくて、油だと思う。油でつけていた火がこぼれて火がついたんだと思う。」というような話になって、今までなんとなく余った人が途中から火になって燃えていた場面が、アニグの一味役の子が火をつける仕草をして燃えるようにしよう、ということになった。
一人の子のことばへのこだわりが、場面を生き生きさせる事につながった。とても嬉しい誤算だった。
30日の発表では上手く細かい動きが見てくださる人にわかっていただけるかどうか心配です。私は、子ども達を信じて音楽CDの練習をしておきましょう。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|