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4月8日 合同練習3回目 |
04月11日 (水) |
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6日に帆船見学にみなとみらいへ行った。公立の子どもは、ほとんどが始業式。なるべく早く集まりたかったので、お昼は私がおにぎりを作って行くことにして、学校から帰ってすぐ集まった。2人を除いて、みんなで参加できて楽しかった。
遠くから見えた日本丸は堂々としていてマストの姿が美しかった。乗船してみると思ったより広い。ロープがたくさん帆から下がっていてこれが放射状で美しい。思いの他、デッキの上にはいろいろな所があって、隠れる場所がたくさんあった。平日で空いていたので、闘いの場面からデッキの上で練習してみた。楽しかった。
合同練習(3回目)
ひろとくんがバンダナを頭に巻いていかにも海賊らしい姿で現れた。パパが選んでくれたそうだ。こうやって家庭でもサポートして下さって嬉しかった。せりふもちゃんと2言覚えてきて得意そうだった。
午前中は歌と踊りを合わせたりして部分練習。せりふはほとんど入っている。あとは、イーブニング・スターのあやちゃんとことちゃん、みさちゃんだけだ。誰も知らない子たちが可愛い。幼児の5人は一所懸命だ。すっかりお話の世界に入って楽しんでいる。
最後のピーターのナレーターのところで角くんに客席を見て堂々とやってほしいと言ったら、泣いてしまって困った。そんなつもりはなかったのだが、期待しすぎたのかな?と反省した。服部君やなおちゃん、あやちゃんがフォロウに入ってくれた。「先生、角君にはしばらく話しかけないで下さいね。」と言われて悲しかった。でも、おやつの時に角くんのそばに座っていたら、「最後にひとりで言うのは、淋しい。寝るときに敷き布団の上にぽつんと一人だけでいる感じなんだ」と言う。なるほどと角君の気持ちが理解できた。でもそれがピーターの選んだ道だ。それを選んだからこそピーターはいつまでも、私達大人だってその昔持っていた(私はまだ持っていると信じているけれど)純粋さや無垢なところを持ち続けていて私達のあこがれの存在なのだろう。でも角くんにはそこまではわからないのかな?ピーターになりきっているんだけれど、最後にダーリングさんのうちの子にならないで自分の意志でネバーランドに帰って行った気持ちが。でも自分の気持ちをこんな風に表現して私に伝えてくれたことがとても嬉しかった。角君は心が素直だ。まさにピーター・パンにふさわしい。
午後からおもちゃのマイクを持ってきて、マイクの受け渡しの練習をしながら通してみた。結構難しい。入学式で来られない琴ちゃんと春花ちゃん、お休みのみさちゃんの代わりを幼児のお母さんがしてくれて助かった。子どもは登場人物がそろっていないと、せりふのつなぎもわからないし位置もわからなくなってしまう。全体の中の一人だからだ。去年は、欠席の子の穴を私が一人で埋めて、悲しくてラボを辞めようと決意したのを思い出した。私のためにやっているのではないのだから。今年は心強い助っ人が現れて、どんなに私の心の支えになってくれていることか。幼児クラスのお母様達には心から感謝している。
一通り終わって、どこかわからないところありませんか?と聞くとみかちゃんやはるかちゃんが手をあげて、わからなかった所を聞く。みんなでそこを動いてみる。4歳の子も恥ずかしがらずにきちんと聞けることが、素敵だと思う。またそういう雰囲気を作っているこの集団もいいなと思う。上手だとか下手だとかではなく、何かを作っていく上で全体がだんだんひとつになっていくところがテーマ活動をしていていいなと思うところだ。
帰りは私が持ってきた荷物を大きい子達が自発的にうちまで運んでくれて、温かい小川パーティになってきた。この雰囲気をそのまま舞台にのせられるといいな。
まだイーブニング・スターを覚えていない琴ちゃんとあやちゃん。金曜日までにはしっかりと覚えてきてね!ナレーションはとても大切。これを聞いてみんな動くのだから。
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