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古事記の解説書に出逢う 「古事記 上つ巻」 大津栄一郎著 |
04月01日 (日) |
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「国生み」は私が今まで出席していた研修の中で一番思い出深いお話だ。何年か前、神奈川との合同研修で藤倉先生がお世話さんでご一緒させていただいた。先生のお人柄とその造詣の深さに感銘を覚えた。
その後何回か子ども達のテーマ活動を見る機会があって、見るたびにいいお話だとしみじみ思う。うちのパーティの子ども達も一昨年のクリスマス発表会で吉良パーティの「国生み」を見て感激した。このお話に心を動かされたことがとても嬉しくて、この機会にと思い「古事記」の一連のお話が私の大好きな赤羽末吉さんの絵で絵本になっている「くにのはじまり」を6冊読んだ。
私は「古事記」を鈴木三重吉さんの訳(?)で読んだが、神様の名前がたくさんでてきて、今一つ抽象的でよくわからなかった。先日、この大津栄一郎著、(株)きんのくわがた社 の 「古事記」上つ巻を読み始めたら、古代の人々の思いや考え方がすうーっと私の中に降りてきた気がした。とてもわかりやすく解説してある。先生は英文学者なので、英文を読みほどくように、古文を解釈している。こんな本は始めて出逢った。ちょっと感激して、うちのパーティでも「国生み」がやってみたくなった。年齢的にもう少し先にお預けかな?と思っていたが・・・
ラボのテーマ活動には必読の書だ。上つ巻には、須佐之男命、大国主神、海幸彦と山幸彦まで載っている。読んでいくのに時間がかかるが、興味深い。
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