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体をつくり、心を満たし、食文化を伝えること |
03月29日 (木) |
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大学の同窓会と最初の職場の上司の退職のお祝いが大阪で続き、出かけてきました。大学は生活科学部食物学科、職場は病院栄養部でした。私は、『食』『栄養』にかかわる勉強をし、仕事をしていました。常々、食べることの大切さ、それを伝えることの必要性を感じつつ、日々に追われていましたが、久しぶりに、昔の仲間や上司・先輩たちに会って刺激を受けました。
大学を出てはじめての就職先の上司は、『心と体の栄養』が口癖。天然だしをゆずらず、こどものおやつも含め手作りにこだわり、季節のメッセージをお盆ににのせてきました。今の季節には新人研修と称し、大量のつくし採り。みなでつくしのはかまを取って佃煮や酢のものにして提供していたことなどを思い出します。食べることは、単に空腹を満たすことではなく、体をつくり、心を満たし、食文化を伝えることと、常には無理でも、時々は思い出して暮らしていたですね。私自身もおろそかにすることがあるので、自戒をこめて。
この病院で25年、今も私の同期の一人が働いています。今朝届いたメールには、「“日常”の中では人と人とのつながりをありがたく感じられず、不満ばかりを言っているけれど、久しぶりにみんなに会って、大変だったこともいい思いでと気づかされました。毎日を大切にしなくちゃね。」と。私も、10年20年ぶりに会った人たちの中で、タイムスリップしたような2日間でしたが、大いにリフレッシュ。毎日を、一人一人を大切にしていきたいと、感じています。そう、もうひとつの上司の口癖は、『一期一会』でした(^^♪
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