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ただ、たのしむだけでいい!! |
11月16日 (木) |
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13日神奈川の秋の研修が無事に終りました。参加者も多くきっと実り多い研修になったと自負しています。東京支部も同じ日でしたよね。
私たちは頑張りましたが、私がテーマ活動中ハンカチで汗を拭いてしまったことが災いしてか、あまり感動を与えらなかったようで、反省しています。でも、思い切り動いてとってもスッキリした気分になりました。やり終わったあとの感想としては悪くなかったです。
さて、研修内容のシェアのときに、ある若いテューターが、『テーマ活動はたのしいのですが、こども達も楽しんでやっているのですが、(英語の発語もままならない)いまのままで、果たして英語習得につながっていくのかどうか、親だけでなく自分も不安だ。』というような意味のことをおっしゃっていました。『分かる、分かる、私もそうだった。』と心の中で叫びながらきいていました。『それでいいんだよ。十分なの』と言ってあげたかったなぁ。きっと先輩のテューターたちがフォローしてくださったと思うけど。
うちのパーティのS君。幼児の頃から、物語が大好き。車の中でCDを聴いていて、うちについても物語が終るまで車から降りずに聴き続けるほどだった。CDもたくさんもっていて、自分でCDを聴いてイメージがいろいろ広がるようになっていた。テーマ活動でもいつも自分でやりたい役を見つけて、積極的に役取りをする。でも、発表では、日本語だけしかいえない時期が年中、年長と続いた。私はいい感じに育ってきているなぁと感じていたが、おかあさんは、まだ英語が出ない事に不安があった。でも、最近2年生になってやっと出てきた英語はCDそっくり。やっと出てきた、と本人もうれしかったのではないカナ。
ただ、たのしむ、心から物語の世界で自分を投影して自己を開放して役になりきる。物語の世界を表現してたのしむ、そして発表に満足する。たのしかった、またやりたいな、次は何をやろうかな、と思う。
それができていれば十分。確実に英語力(?)はついてきます。
ホームステイにいったとき、聞き取りには苦労しません。ラボでやってきたことが自分の身についていることを実感するはずです。ラボっ子もテューターも自信を持って、テーマ活動を楽しんでもらいたいな。
私は、どうしたら、英語で返事もできるようになるのかな、ということを今、試行錯誤しています。(生意気なようですが)実際、ちゃんとみんな自分の言いたいことは言うようになって帰ってきているのです。子供たちって、すごいですよ。そして、自分のことばで英語でも話せる子に育つにはどうしたらいいのかな、と。 ラボって、言語学の現場だと思います。私たちがやっていることは実は日本の言語学の最先端を歩いているのではないカナ?とそのぐらいの自負をもって、ラボをやっていくのもいいのではないかしら。苦労は多いけどがんばろう!!とエールを送りたいな。ま、時々自分もくじけそうになるけど・・・。
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