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チェロの体験教室 |
11月07日 (火) |
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11月1日(水)チェロの体験教室に服部君と角君と一緒に行ってきました。
小・中学生クラスはクリスマス発表会で「セロ弾きのゴーシュ」をすることになりました。服部君はゴーシュ、角君はカッコウをします。このお話をするには、まずセロがどんな楽器でどのように音を出すのかを知っていたほうがいいと思いました。ネットでさがして、渋谷のこどもの城近くのマンションの一室でしている音楽教室に電話で頼みこみました。私もチェロの音ってどんな音なのか楽しみにしていきました。
やはりセロは大きく、160㎝をこす服部君の身長で抱えるのにちょうどよいくらいです。まず先生が音を出して下さいましたが、魂に響くようなしっかりとしたたくましい音でした。弦が長いので音もゆったりとそして大きな音がでます。
服部君に持ち方を教えてくれました。3点で支えるそうで、セロの先の部分を5㎝(?)ほどの丸いお皿の様な物の上(床の上に置いてある)
に置いて、座っている足と胸との3点で安定させます。
弦は親指と中指で持って、平面の上を滑るように弾きます。このとき肩の力を抜いて肘を動かさずに肩から動かします。左手は弦の長さを調節していろいろな音がでるようにします。
セロ弾きのゴーシュにでてくる音楽を一通りどのように弦を動かして弾いているようにみせたらよいか教えてくれました。
男性的な楽器なのだなと思いました。身体が大きい服部君にぴったりです。
最後に角君も音を出させてもらいました。角君にはちょっと大きかったけれど長い弦をいっぱいに音をだして、嬉しそうにしていました。
30分という短い時間でしたが、セロの音の美しさに感動して帰ってきました。
10年ほど前にいとこ(ピアノをしています)が8年間のドイツ留学から帰ってきたとき、リサイタルを開いて、セロとのデュオだったのを思い出しました。その時セロを弾いていたのは、60代のドイツの男性でとても優しい音を出して懐の深い包み込むような音で、音楽を楽しんでいるのが伝わってきて母も私も感銘したのを覚えています。音楽っていいですね!「セロ弾きのゴーシュ」にでてくる動物のように私の精神安定剤です。
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