土曜日高学年クラス: 「ドリームタイム 1・2話」
20周年にむけてのおはなし選び。「自分たちがラボで経験したこと と、おはなしの重なった部分を表わしたい。自分たちが卒業しても、あ とに続くパーティーのラボッコたちに、このおはなしから自分でみつけ たもので、自信をつけてほしい。」というはるかちゃんの願い、とど くといいね。
SB:先日のORG州4H、バイロンさんのWS「See the World Through
Dance」で教えてもらったものから、ドイツの鍛冶屋のダンスと、ルーマニアのへーゼルナッツ割リのダンスを、SBのそれぞれ3拍子のTake me Out♪と、7Stepsの曲でやってみる。とてもたのしい。
゛He's got whole world in His Hands"(ひとつしかない)
大山Pバージョンがなかなか考えつかない。神をたたえる詩はそのまま
歌ったほうがいい!というみんなの意見に落ちつく。それからどんな意味なんだろう?神がすべてをコントロールしてるということさ、人間はちいさいなあ!etc・・・。テュターより一言、「この詩をうたってきた黒人奴隷のひとたちは、すべてが自分の意志で生きて行けなかった。それをかんがえると、どんな気持で歌ったのだろう?自分の人生を耐えるため?なぜこれをうたいつつ、生きていったんだろう」 簡単なこの言葉をくりかえし歌いつつ、みんなが何かに気付いていったらうれしい。
「ドリームタイム1・2話」(リーダー:はるか)
大学生たちは以前活動して、一話を発表したことがある。今度は、聴くだけでなく、本のほうも、しっかり読んで自分にもっと、ひっかるものをひろってほしい。また、パルバースさんがプリフェイスで語っていることも、考えつつ、TAしてほしい。最初の白石かずこさんの詩の中の「デジリドュは21世紀星往きノアのはこぶねに傾斜する人類への警告である」。このはなしの中で聴かれるデジリドュの響きに耳をかたむけよう!ということになる。「大人になることは・・こどもになるということは・・」ということばは一番気になる。小学生たちにとっては全く未知の世界。アボリジニーもデジリドュも。説明しながらも、彼らたちが自分で感じとっていくものは何か?まだこれからの子どもと、子どもをまだおぼえている大人になる大学生たち。「ラボ・テュターって、こどもにすぐもどれそうだよね!」と、大学生たちに笑われる私。この20年の間に子供たちの成長を見てきて、どこかで追い越された、という感じがある。でも、ピーターパンのように、いつもいつもネバーランドにこどもたちを誘いつづけたいテュターはやっぱり・・・。
活動してみて:どの人間もどっかおかしいところがある。不完全な人間だけど、それが、現代のぼくたちの太古の世界への「入り口」になる?(Y)
アイヌのこt、日系人のこと、アメリカンインディアン、黒人奴隷・・歴史の教科書では習った?習わないか、重要なことではない、というような扱いだったな・・・という大学生。小学生は[知らない!」
次回、3・4話。はるかより「過去を”創造”しているところ、子供をとりもどしているところに気付いてこよう!」 動物もたくさんでてくる、ウルルのことをしらべてくるといいね。
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