「はだかのダルシン」火曜日がらがらどんクラス
このおはなしは木へ祈りからはじまって木に祈りをささげることでむすばれているね。小学生たちもおはなしをさいごまで聞いてたのしんでいる子はちゃんとわかっている。「木から船をつくるんだって。戦争にいくらしいよ。」
トム・ソーヤの物語の後ろには悠々とながれる大きな大河ミシシッピがあるように、このおはなしには木そしてケルトの森がある。
そこで先週こどもたちにだしておいたテーマ「自分の木」。
絵や想い出エピソードを描いてきてくれた子達は、その木がどこにあるのか、
どんな木か、どんなことしてその木とあそぶのか・・を話してくれる。自分にとって、とても大切、という話しはまだないけど、どの木もみんながさがせばみつかる範囲にあるぞ!というわけで、仲間の[木」をみつけてみようという気になるみんな。
中には、「あんまり木なんて気にしてないから、自分の木っていわれてもなあ・・」という子。仲間の話をきいて、きっと、来週さがしてきてくれるかな?今日は、グループに分かれて工夫してそれぞれの「木」になり、ドルソイのグループがもし、大きなすごい木にみえたらそれを[切らせていただく」ということになった。みな、高さをだそうとするのだがが、ゆらゆら動いたり、おおさわぎの木になったり・・・なかなか木になれない!「先のはっぱがさわさわゆれているような木のほうが、おおきな木らしいぞ!」と指示していたのは、さきほど「あんまり木なんて気にしてないからわかんない」といっていたたろうくん。だんだん木のことが分かって、木がみまもる人たちの物語にはいっていけたらいいな、と思う.
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