高学年クラス: 『ダルシン」LAW OF KELTOIとは何だろう?
先週地区合宿のリーダーをやって、『ダルシン」をどこから料理しよう?と必死にかんがえたキンタロー。合宿ではやらなかった、アイディアの一つですすめていく。それぞれとった役の人物スケッチを描く。どんな人なのかな?おはなしからわかったころ、セリフから考える「こんな人?」。それから、そのスケッチをいろいろならべてみて、人物と人物の関係、相手をどうおもっているのか?本当は心ではどう思っているのか?・・などなどをみんなで考える。いろいろ人物像をふくらませたところで、それぞれ、”そのような”人物になってTAを楽しんでみる。いけにえの羊、ルパ、オブ、くろいなりなどの動物も、役を決めてない役も、どんどんあいている人がなって楽しむことができるこのクラス。特に小学生たちの動きが楽しい。楽しい場面も想像してあそびながら、でも、自分のとった役の言葉は楽しみながらやっている。でも、いくつかでてきた素敵な詩がなかなか歌えないなあ!といいながら。
最後の”追放”のダルシンの気持はどんなものだったのか?他の助け方もできたはずなのに、ラグダの選んだ方法は”追放”で、それが、デュールのLAWだというが、何故か? 次回はそこを考えながら2話をやる予定。
コウタ君のへいぐん海の学校参加の夏活動報告。カヌーでチームワークを組んだときの話など、先日の報告会のときより詳しい話をきく。自分の経験をふりかえるということは、こどもたちにとって、大人が考えるほどまとまらないものだと思うが、スケッチブックに書きとめておくと、そこからひろいやすいもの。2年先のホームスティでも是非、貴重な毎日に起きたことを書き留めておけるといいな、と思う。長いキャンプはそうしたことへの練習になるかもしれない。コウタ君にとって、初めての感動だらけの、楽しいキャンプだったようで、とてもうれしい.
ひさしぶりのラボ。来週のNRの当番はきんたろー。よろしく。
松崎Tにおねがいして、タイのスラムの子どもたちに渡してもらった、大山Pのこどもたちの絵。7月のはじめてのWSでは、まずは、児童労働など、たいへんな状況の中にいるみんなと同じ歳の子供達のおかれている状況を知り、それが、自分達とあまりにちがうことに、びっくりした大山Pのこどもたち。そのときにかいた手紙・絵には、彼らの素直な気持がでていたが、「かわいそうなおともだちへ」「びんぼうなおともだちへ」という同情(sympathyでなくて、pityのほうの)気持ちであったとおもう。松崎Tがそのひとりひとりに、なぜ、その手紙をわたせないのかをかいてくださったものを送ってくださった。こどもたちの年齢が低いことを考えて、まずは、大学生たちが、それを受けとって,これからどんな展開をしていったらよいか、一生懸命考えてくれた。来週準備して、再来週の各クラスで実施の予定。「相手のことを本当に考える」ことはとてもむずかしいけれど、それは小さい子にも、おおきい子にも、そして、わたしにも、とてもいい機会を与えてくれる。
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