誰の目線で。。。。。。 |
08月19日 (土) |
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お盆休みの間にラボっ子OBOGが地元に帰り久々の会話を
楽しみました。
集まればラボの話題に自然になります、その中でラボは「子ども達の
目線での活動」だけど学校や塾などは「大人の目線」で動いていく。
教科書があるということはそのやり方しかできない。
ラボは子どもたちが作り上げていく活動でそこに大人が寄り添う形。
だから遅遅として進まないこともあり、点数はなし効率はよくない
かもしれないが子ども達の嬉々とした姿がある。
先週、NHKの夜の番組で「にっぽんの現場」で児童虐待を
扱った相談員の仕事が放映され、その中でチーフとして現場の
仕事をしているSさんの姿にびっくりして最後まで見入ってしまった。
SさんはOBのお父さんだったのです。
虐待としつけの差は子どもからの視点だと、こどもが我慢できなく
なった時から虐待なのだそうです。48時間の約束というのがありますが
それは子どもが待てるぎりぎりの状態で48時間の間に対応するという
のも子どもからの目線でのこと。
子供を扱う仕事は常にこどもの立ち場に立って、判断すると
言われてました。
久々にSさんと文面でのやり取りをしましたが、その中で
”日本の子供たちは本当に大切にされていません”と。
日本の大人たちは子供たちの目線でものを見ることがあるのだろうか?
大人の自己中心的見かたでこどもに接してはいないだろうか?
大人の先へ先へと走ることばかりで余裕の無さが子供のSOSの
信号を見落としていないだろうか?
明日、一般参加者も交えての「はらぺこあおむし」広場を開催する
が、私達の当たり前にしているラボ活動を一般の方におしつけるの
でなく、一般の方が楽しめる内容に組み替えた。ラボの中で当たり前
としてつけてきた力を一般の方たちに添えれれば(参加者の目線で
対応する)、子供たちがまた一回り大きくなると思う。
大人としての役割を考えた1週間だった。
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