おかあさんとラボを楽しむ『ママラボの会・第2回め」
おうちでみんなでライブラリーをたのしんでくださり、行事のお手伝いもご協力して、こどもの状態のいろいろなときも、いつもこどもたちを応援してくださるお母様がたにテューターとしていつも感謝しています。マザーグースの会や、ラボクラスのおわったあとのおかあさんとへのお知らせなど、おかあさま方とコミュニケーションをとれる時間は本当に大切にしなくちゃ、とおもいます。
でも、短い時間のなかでいつも何だか一方的なインフォーメーションのようで、もっと、意見を交換したり、おかあさんたちのこともしりたいなあ、とおもっていました。子どもたちを“共に育てる”ためには、おかあさんたち、お父さんたちと、ラボの物語、交流活動で育つものに”共感”と“感動”をもっていたいなあ、とおもっています。そこで、先月より、月一回のママラボの会をひらいています。前回はお一人、今回は3人の方が集まってくださいました。地道ですが、できることを発信していきたいので、是非、ひとりでも二人でもふえてくださったら、どんどん楽しい時間になるとおもいます。
前回は国際交流の様子について、(こぼればなしも!)今回はSBでおおいにもりあがったと、「さけ、はるかなる旅の詩」をたのしみました。「動いてみると,このおはなしのメッセージがつかめるようになった」「命をはぐくんできた親としては、生命のつながり、や、死が無駄なく次の命をあたえていくことに感激!反対に人間は何て生活してるんだろうとおもった。」「こどもたちは、大きくなっていく、旅にでる、たくましくなって強いサケになっていくところに、自分をかさねてたのしむのでしょうか?」・・・みんなでたくさんの発見をした。スーザンポイントさんの絵(彫刻)と、音声の素敵さを挙げてくださったお母様たち。「小さい時にこんな作品にであうことができるなんて、とてもすごいことですね!」というご感想でした。
次回は九月の第2週の火曜日を予定しています。
火曜日がらがらどんクラス:
「サケ、はるかなる旅の詩」
こどもたちにこのおはなしを聞いた感想をきく。でも、いくらやサケをたべた話とか、うーん、ちょっと、わからないところがあったなあ・・。とあまり活発な感想はでない。だが、すでに、大学生とこの話をたのしんだあやのちゃんとコウタくんは、とってもおもしろかったので、はやくやりたくて、うずうずしている感じ。
「みんな、生まれる前のこと、うまれたときのこと、この世界に出てきた時のことをおぼえている?」NO!。 「じゃあ、どうだったんだろうね?このおはなしでは、サケの卵になって、もう一回「生まれ」てきてみる?」「ええー!? いいよ!」。 それぞれ、好きな色の色画用紙に、自分が入っている“サケの卵”の絵をかいたり、そこからみえるまわりの景色をかいたりしてたのしんでみる。きょうは、一人として、お隣の真似をしたりしないで、一人一人違う自分の世界がかかれている。それを部屋中にはって、この部屋がCold,clear,waterの中だとおもって、それぞれの場所で卵になって”その時”をまつところからスタート。みんな夢みるような顔をして、ふわふわ、ごろごろきもちよさそうな卵たち。天井のあたりのゆきが消え、氷がわれて、光がさしてくるかなあ、とおもったら、それぞれの生まれ方でうまれる。今日はいつもとまるでちがって、みんな生まれる時を自分できめるので、CDに耳をすませてよくききながら動く。うまれたとたん、コウタくんおマスにたべられてびっくりするみんな。隠れるところをさがして、また、いつもみたいにおおさわぎ。それから、何人かで、根っこのシェルターをつくって、もぐりこんでは、また、こわい外の世界へおでかけ。かわせみにやられたり、大変!なんどもいきかえりながら、たくさんのサケの稚魚になれて楽しんだ。来週はキャンプで楽しむ「妖精のめ牛」をたのしむので、今回はこのおはなしの導入部しかできなかったけど、夏休みに,たくさんのこどもたちが、「サケの一生」のことについて、しらべたり、絵にかいてきてくれたら、九月には川を遡上するサケになって、最後までたのしめることとおもいます。
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