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小学生とサーモンソングを聴く |
06月28日 (水) |
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昨日と今日の小学生クラスで、ライブラリーを渡し、新刊の中からサーモンソングの歌(トラックNo.29)を聴いてみました。 今日の子たちは学校でプールに入り、クラブもあったので、寝てしまったらどうしよう・・・と思いつつ。
鮭のことは、みんな結構よく知っていて、生まれた川に帰るのはにおいでわかる、とか、北海道にいるんだよ、それからカエデマークの国にも・・・と声があがりました。 でもこちらからは歌の内容についてあまり語らずに、英語のみの6分間を聞くことにしました。
お話でもそうですが、聴いてすぐ感想を聞くのはどうも好きではないな、と思うのですが、どんな情景が頭に浮かんだか、聴きながら感じた事なんでもいいから一言いってもらいました。
火曜日のIちゃん(小4)は、「長い長い旅をして、また元の場所に戻ってきた、って感じがする。 ひろーいところへ出て行って、帰ってきたみたい」 実はこのクラス現在は彼女一人になってしまっています。 寂しいけど、人のことを気にせず話せるので、前より思ったこと、感じた事をどんどん話してくれるようです。 さて、水曜日の子たちは、「なにかの儀式みたい。いけにえをささげて歌っている」「川のイメージが頭に浮かんだ」「くりかえしのところがあった」「広い川の感じがした」など。 あとDVDを見た子は中に出てきた川を思い出した、とも言っていました。
もちろん、すぐには口に出せない子もいるのですが、それは何も感じなっかったわけではないでしょうから、いつかそれを言葉や絵にしてみてね、と言って終わりました。
私は聴きながら、この子たちに、鮭が川を遡り、産卵する様子を実際に見せてやりたいな、と(私もTVでしか見たことはありませんが)思いました。 川面がみえないほどの、鮭の大群、光る鱗、川岸に生えた木々・・・ カヌーイストの野田知祐の川下りのエッセイなども思い出し、両岸の風景を川から見る旅をしてみたいと思いました。
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