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「インベーダーを探せ」 |
03月08日 (水) |
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読書のアニマシオンの関連図書を読み、ずっとテーマ活動でうまく使えないかなーと思っていました。 ご存知の方も多いと思いますが、読書を楽しむためのいろいろなゲームやしかけのアイディアが紹介されています。 中にはしょっちゅうやってることもあるし、対象年齢が10歳以上と書いてあってもラボっこなら幼児でもできる、と思われるものもあります。
今回、なにかやってみよう、と真剣に本を読み、ゲームの目的や効果的な進行法を探ったのは、5月の発表会のテーマが決定したからです。 水曜小学生グループは、テューターの力不足か、今ひとつ聞き込みが足りないので、表現を考えたり、登場人物の分析などの前に、注意深くCDを聞いてもらいたかったのです。
「インベーダーをさがせ」は、本の中の文章を数行とりだし、中に余計な言葉や、一文をもぐりこませ、それを見つけるゲームです。 その言葉によってお話しや登場人物の行動などががらっと変わってしまうような言葉を選ぶのです。 やってみたところ、問題を作るのが大変! 優れたお話しは、余分な言葉を受け付けない力強さがあって、割り込ませるのが難しいのです。 やっと作ったのは「へいたいたちに食べ物をわけてやれるうちは、いっけんだってありませんでした。どの村人もえがおでうまいいいわけをしました。」とか「どうぞ、村でいちばんりっぱなうちの納屋でおやすみください。」(「石からスープができるかな」)なんてもので、自分で笑っちゃいました。
でも、子ども達は思ったより緊張して、真剣に取り組んでいて驚きました。そして、疑い深くなって、もとからある文章まで怪しくなってくる様子。 あまり聞いていない子はすぐにあきらめてしまったので、「よく読めば、はじめて見てもおかしい、とわかるよ」とトライさせました。 採点は個人で、聞き込みが足りないと感じた人はもっと聞いてこようね、ということでおしまいにしました。
しばらく座っていたせいかテーマ活動で動いた後も、「“ドンじゃん”やりたい!」という声。 最近やっていなかったのですが、お話しに出てくるアイテムの絵を飛び石のように置き、それを英語で言いながら踏んでいって、反対側から同じようにして来た子とであったところでじゃんけんをするゲームをやりました。 ふーんみんなこんなことで盛り上がるのねぇ。 「インベーダーを探せ」でも、テーマ活動でも見られなかった子ども達のはじける笑顔を見て複雑なテューターでした。
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Re:「インベーダーを探せ」(03月08日)
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Ju-Juさん (2006年03月09日 14時16分)
待ってました!先日お会いした時にアルマシオンのお話しをチラと
うかがったのでもっと詳しく聞けたらなーと楽しみにしていました。
この日記の内容もすごく楽しそう。問題を考えるのは
かなり苦しそうだけど、日本語をじっくり辿るのは
子供にとっても、テユーターのこちらも
お話しを新たな目で見られてとてもいい事ですよね。
ドンじゃんけんもやってみたい。ありがとうございます!
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