高学年クラス:「わだつみのいろこのみや」美しいおはなしだね!でも、いままでの神話となんかちがうね!神というより人間的なホデリとホオリいかんじるのはなぜかなあ?
事前活動参加の平太くんの素語りとアルバム、決意表明〈英語)を聴く。(目標をきめて毎日がんばろう!)
POEM: "January Cold Desolate"〈28ばん)
「わだつみのいろこのみや」
*「なんだか、他のいままでの3つの神話と違うような気がする。」というみんな。怒ったり、壊したり、というおそろしい神の”人格”のようなものが全然ない。ホオリとホデリがまだ若く、大人になっていないからかなあ?スサノオ、オオクニヌシからはもっと、ずっと時代が後になっているような感じだ、と憲太郎。
洸太くんが、「ホデリとホオリは、毎日何かとってはたらいてるからかなあ?それで普通の人間みたいにみえる?」とにかく、美しい景色、明るい面がみえるというみんな。
*『古事記」をよんできた、という平太くん。ラボのお話とちがうところもあって、それだから、ラボの『国生み」は古事記をもとに、作られたおはなしだね、という。この四番目のおはなしはどうして最後におかれたんだろう?
*大学生2人がニニギノミコト、コノハナサクヤヒメ、ホデリ、ホオリ、トヨタマヒメとその子である神武天皇(初の天皇)についてしらべてくる。陽一郎くんが、みんなにその一部始終をたのしく語ってくれる.そのなかで、ニニギノミコトに疑われてその身の潔白をしめすため、出口のない岩やに産屋をつくり、火を放ち、その中で産んだ子が、火照命(ホデリ=火が燃え始めたときにうまれた)、火須勢理命(ホスセリ=火が一番いきおいの良い時に産まれた)、火遠理命(ホオリ=火が遠のいたときに産まれた)の意味であることをおしえてくれる。 「どうして、3人いるのに、いつも、2人だけがかたられるんだろう?この真ん中の存在は何?」の疑問に、「両極端であるものをつりあうようにするために、いるらしい。」と憲太郎。月読命もアマテラスとスサノオの真ん中にいて、バランスをとろうとしているのだろうか?海と山。
*動いてみると、とてもこのお話が絵画的でうつくしいことがわかる。このつぎやるときは、絵をかいて、いろをつけてみたい。竹の籠もおもしろい。どんな形してるのかな?平太は「さざえをとる籠らしいよ!」というが、じゃ、どんな形? 海の底にある竜宮というイメージであったが、竜宮につくときに、渚についていることを発見。じゃ、どこかの島なのか?洸太が釣針がのどに刺さって,なにもたべれなくなり、苦しんで,ひきこもってしまう鯛くんを
まるでタイのようにやる。イワナガ姫はニニギノミコトに返されて、鏡をもう一度ながめたら、自分の醜い顔にかなしくなって、その鏡を投げ捨てる、というところもやってくれる。シオツチノオジや、竜王、どんな神なんだろうか?とおもいながら、たのしんでやってくれる小学生。ハヤト舞いを踊るホデリは
どんな格好をしておどるんだろう?わからないから、めいめいが楽しく踊る。
*海の底にこんなに美しいお宮があるのだろうか?「一年中春だという」、
3年間はすっかりたのしんでしまったという。みんなで、海にきえてしまった、アンディのことを思う。海がだいすきだったから、「きっと、海の中にそこにいく道がみえたのかなあ?」
来週:こんどはギリシャ神話。「オデッセウス」にしよう!ということになる。発表会の「きかんしゃちゅうちゅう」も聴きこんでおくこと.
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