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背中に見たホデリの一途さ |
02月07日 (火) |
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小・中・高グループで「国生み」よりテーマ活動「わだつみのいろこのみや」を取り上げて2回目。小学1年Rくんは、テーマ活動が始まるや、隅のほうにいって、背中をむけ、じっとすわりこんでいた。そして6年生のKくんが何やら声をかけていたが、その位置をず~と離れず、背中をやはりむけたままだった。物語がすすみ、ラボっ子たちの激しい動きの中に、その小さな体も一体化し、そしてまた元いた場所でじっと背をむけていた。
テーマ活動が終わり、感想を言い合うため円座になった時、わたしたちは、Rくんの手に割り箸にセロハンテープでつながれた糸がぶらさがった「つりざお」を見つけたのであった。ホデリになりきっていたRくんの様子に気づいていた子たちも数人いたようだ。「あまりの集中力に圧倒されたよ。」とKくん。そうだったんだ。手作りの「つりざお」をポケットからそ~と出して、ホオリが「わだつみのいろこのみや」に行っている間中も、ひとりホデリになっていたんだ。「国生み」のライブラリーを持っていないRくんだが、週1回の物語との出会いが、Rくんの想像力を
大きく広げていることはまちがいない。弟のいるRくん、ホデリの心情に自分をかさねていたのだろうか。
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