昨日の小学生グループで |
11月30日 (水) |
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先週、12月の発表会の役決めをして、1週間たったところ。Kチャンは、来るなり自分の役を替えて欲しいと私に言ってくる。私は内心困ったなぁ。そこでみんなに振る。「どうする?」と。
一役にふたりずつもう決めたから、と言う子、やっぱりやりたい役をやった方がいいから、何とか考えてあげよう、と言う子。だれか替わってくれそうな子はいるかな?
結局、O君が替わりをし、彼のナレーションをKちゃんがする事に。
自分の気持ちを臆せずに主張できる環境、それを難しいんじゃないと反論する子、またそれに対して、やっぱりやりたい役をさせてあげる為の交渉の道を探ることを提案する子、それを受けてみんなが前向きに調整しようとする環境 こういう環境が、子どものコミュニケーション力を培っていくのだなあ と納得しました。
グループの中で安心して自分を出せること 仲間がいいこともわるいことも言ってくれる、でもみんな仲間であることにはかわりはない。そんな場がラボにはある。だから気持ちや、ことばをやり取りする勇気が湧くのだろうなあ。そうでしょ?
そういえば、先日のパネルディスカッションに参加してくださった、外部の方の質問に、「ラボで、コミュニケーション力が付くらしい。でもどうやって、コミュニケーション力を訓練しているのですか?_」という質問がありました。
こんなふうに子ども達はコミュニケーション力を育んでいくのですよ。といいたいけどすぐに分かって貰えるとはなかなか思えない。ただ、『ラボはいいですよ。』ということをなんとなく感じ取ってもらうしかない、始めは。そう思います。だんだんに分かってくるものでしょう?違いますか?
はじめは、『ただ、楽しい。』『子どもがラボは大好き。』でいいのだと思います。
それにしても、小学生Gが、着実に力を育んでいることは確か。それが嬉しい。
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Re:昨日の小学生グループで(11月30日)
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むーままさん (2005年11月30日 23時00分)
パーティの子どもたちの様子、素敵ですね。
そういうことが日常行われるラボの環境って、やっぱり貴重なものなの
でしょうね。私たちには当たり前のことでも、なかなかそんな環境が普
段の子どもたちの生活の中にはないのでしょうね。
小学生Gが力をつけてる、っというのは本当に嬉しいですよね。我がパ
ーティも小学生が人数も、パワーもついてきているのですが、果たして
発表会までに言葉も表現も出来上がるのか、前途多難な状況です。
ラストスパートを期待しています。
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あっこさん (2005年12月01日 21時14分)
小学生の様子、本当は普通で当たり前な事なのに、今の環境ではできな
いのかなあ?ラボ以外では。悲しいですよね。言いたい事を普通に言え
ないなんて。健全な環境を整えてあげればみんな健全に育っていくので
すよね。「訓練」と言う特別なワークみたいに考えてしまう前に、考え
てほしいなあと思いました。
突然ですが、イギリスの家は古くても美しい、日本の家は最先端の物も
あるけれど綺麗ではないという本を見つけました。イギリス人は少しづ
つ少しづつ使いやすいように家を育てていくから美しい家が出来るのだ
そうです。それに対して、日本のは、格好がいい、すぐできるなどと即
効性ばかりを追うから、壊れるものも多いし、ちぐはぐのものの寄り集
まりになる。 なんか、今の子育てに通じるものあるよね。ラボはイ
ギリスの家だなあって感じました。余談でした!
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